どうしてこうなるの?マウント問題。~ココロノマルシェのご相談

ただ楽しく人生を謳歌しているだけなのに、
気がつくと勝手に目の敵にされてマウント取られたり、
追いつけ追い越せになったり、
いつの間にか立場が逆転していたりする。

なんでこうなるの?!

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

「どうしてこうなるの?マウント問題」

今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。

どうしてこうなるの?マウント問題

私の人生のクソみたいなパターンというのがあります。
楽しく人生を謳歌してるだけなのに、気付いたら勝手に目の敵にされてて追いつけ追い越せみたいになり、どちらかというと私が嫉妬されるべき立場なのに最終的に逆転しているというか。

・小学校低学年の時、運動会の徒競走の予行演習でいつも1位でした。でも本番は2位で、当日1位になった男の子に「抜かしてやったぜ」と言われマウントを取られました。 私はただ走ることを楽しんでいたらたまたまいつも1位で嬉しかったのです。シンプルに2位になったのは実力不足ですが、その後マウントを取られて気分悪かったです。

・小学校高学年の時、小説家に憧れ、ある時から書く作文は全て「だ・である調」にしたり(小学生は大体「です・ます調」)比喩表現を使ったりしていました。それを担任の先生に褒められたり、クラスメイトにもちょっと驚かれたりしましたが、チヤホヤされるのもつかの間、瞬く間に色んな子から文章の書き方を真似されて、私のアイデンティティと文才(当時)が目立たなくなってしまいました。クラスのほぼ半数が「だ・である調」で作文を書く事態に。マジで可愛くねぇクラス爆誕。もっと小学生らしい文を書け。

・大学生の頃、大学内とバイト先にそれぞれ1人ずつ、モテ自慢というかモテマウントを取ってくる女子がいて、腹立って仕方なかったのですが、大学内の方はいつも彼氏がいてこの間結婚し、バイト先の方は当時、大手プロダクションにスカウトされたと自慢していました。
マウントを取ってくるぐらいなので、彼女らから見たら私は周りからチヤホヤされていたのかも知れません。スカウトされた子はアイプチで目を2倍ぐらいにしてるので、それでスカウトにされても心からは喜べなかったのかも知れません。
でも、結果として、私はずっと彼氏が居なかったし今も独身です。よう知らんプロダクションのスカウトにあったことはあっても大手は無いです。

「マウントを取られているということは、マウントを取られるような魅力を私が持っている」ということを、根本先生のブログを読んだり本を読んだりセミナーで勉強するようになってから知れて、大分昔より腹立たしい思いは収まりましたが、やっぱり、人生の節々で「は?」と言いたくなる瞬間があります。
マウントを取られて気分を害されているのに、私自身は人に言えるような結果を出せていないのですから。ジレンマを感じます。

またここ最近も、職場の男性でマウントを取ってくる人がいます。その彼は平気で嘘もつくし話も盛るので、マウントの内容も多分ほぼ嘘なんだと思います。(自分でも嘘をついていると思ってないみたいです。怖いです。)幼稚な人だと頭では分かっていますが、ターゲットになってしまってまた腹立たしい思いをしています。私の趣味を何処かから聞きつけて、自分も同じような趣味を持っていると言って話を合わせてくると思いきや、同ジャンルの別のアーティストとか、別の作品とかについて語られ、ずっとあんまり知らない話を聞かされ「凄いね、よく知ってるね」としか返せないような内容を聞かなくてはならない……という。あちらから近付いてきたため、別に元々仲良くないですし、1つ2つぐらいの趣味なら合わせる気にもなれますが、5つも6つも真似され、不快な思いをしながら知らない話を得意げに聞かされています。無視したら私の近くの席の人に話しかけ、私に聞こえるように話してます。聞かないようにしてますが、耳に入ってきて腹が立ちます。
この気持ち悪い男について大分悩んでいますが、奇妙奇天烈過ぎてなかなか人に相談出来ないです。何となく好意を持たれているのであろうことは分かりますが、こんな関わり方してくる人無理です。しかも、私からデートにさそうように仕向けようとしたり、連絡先を交換しようと言われるように仕向けて来る言動もあり、私はその仕向けるような言動に気付かずスルーしたら、嫌な顔というか、悔しがるような顔をされました。(ここで初めて言動の意図に気付きました)

まだまだ自分の魅力を認め切れてないということですかね……? 具体的にどうしていけば良いのでしょうか。

本当に腹立ちます。最近毎日家でクッション投げたりしてます。よろしくお願いします。

(すぬぴょんさん)

 

すぬぴょんさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

なんだかとても元気で楽しくて魅力的なオーラをびしびし感じるすぬぴょんさんに、

お返事させていただきたいなと思いました♡

 

で、「クソみたいなパターン」として書いてくださったこれ↓、

楽しく人生を謳歌してるだけなのに、気付いたら勝手に目の敵にされてて追いつけ追い越せみたいになり、どちらかというと私が嫉妬されるべき立場なのに最終的に逆転しているというか。

まさにこういうことが起こっているみたいですねぇ!(涙)

 

なかなか忌々しい感じになっているようで、

どうしてこうなるの?(実際何が起こってるの?)というところから、

どうやってそこを抜けるの?というところまで、

ご一緒に考えてまいりましょう。

 

私からのお返事のキーワードは「競争」です。

お役に立てれば嬉しいです♡

 

「楽しく人生を謳歌している」時って、どんな状態?

ご相談文をお読みして、ポイントになるタイミングが3つほどありそうかな?と思いました。

  • ただ、楽しく人生を謳歌している段階
  • 気付いたら勝手に目の敵にされて、マウントを取られる段階
  • 追いつけ追い越せになる段階

の、3つです。

 

まずは最初の、ただ楽しく人生を謳歌している時、について考えてみます。

 

これ、どんな状態かというと、

すぬぴょんさんの才能とか魅力とかが、超自然体で開いて、使えてて、あふれ出てる状態、

でもあります。

 

なので、

楽しく走っていたら1番になっちゃっていたり、

言葉の表現を楽しんでいたら褒められたり、

知らないうちにちやほやされてモテていたり、

自分の趣味がどこか知らないところで話題になっていたり、

するんですよね。

 

で、そういう時って、

自分の楽しさ、自分のよろこび、自分の幸せ、自分が追及したいもの、に、エネルギーが集中できていて、

周りの反応は、完全にどうでも良い、1ミリも気にならない、という感じかと思います。

 

なんかこう、めっちゃいい感じ、なんだと思うんですね。

 

気付いたら勝手に目の敵にされる時って、どんな状態?

で、

なんかめっちゃいい感じになってる時って、やっぱり目立ちます。

注目されます。

 

2つ目のタイミングである、

「気付いたら勝手に目の敵にされて」というのは、まさにそんな時に起こるんですよね。

 

自分では、

周りの反応は、完全にどうでも良くて、1ミリも気にならない状態なので、

目立とうという意思もまるでなく、ただ好きに楽しくやってるだけ、なのに、

(というか、だからこそ、なんですが、)

周りが勝手に自分に注目して、勝手に嫉妬して、勝手に競争を吹っ掛けてくる(マウントをとってくる)のです。

 

「気付いたら勝手に目の敵」にされている時というのは、

そんな状態になっている時、なんですね。

 

追いつけ追い越せになる時って、どんな状態?

では、

気づいたら勝手に目の敵にされたところから、3つ目の「追いつけ追い越せ」になる時って、

どんな状態でしょう?

 

それは、

突然目の前に現れた「競争」の土俵に、こちらもうっかり乗っちゃったり、こちらの競争心にも火がついちゃった状態、

とも言えるかと思います。

 

例えば、運動会の本番で2位になった時、

2位という結果そのものには、最初はそこまで強い悔しさはなかったのでは?と想像します。

「シンプルに2位になったのは実力不足」と、淡々と結果を受け取っていらっしゃいますしね。

 

が、

1位の男の子から「抜かしてやったぜ」と言われたことで、

男の子が勝手に持ち込んできた競争の世界に、すぬぴょんさんも引っ張り込まれた感じかな?

 

ただ走るのを楽しんでいただけなのに、

急に、「勝ち」が良いとされる競争の世界に引っ張り込まれて、しかもその世界の「敗者」になってしまって、

気分悪!となった感じかな?

と、想像します。

 

また例えば、

小説家に憧れて、「だ・である調」や比喩表現を使っていた時、

すぬぴょんさんは、純粋に言葉の表現を楽しみ、自分の表現の幅を広げたり深めることに意識を向けていたかと思います。

 

が、

みんなが真似し始めたことで、自分の専売特許が急に奪われた気がして、

「私のものなのに!」と独占しておきたい気持ちが生まれて、火がついた感じかな?と想像します。

これもやっぱり、「競争」なんですよね。

 

それから、この部分↓は、

結果として、私はずっと彼氏が居なかったし今も独身です。よう知らんプロダクションのスカウトにあったことはあっても大手は無いです。

「最終的に逆転」して、「負け」た状態を表現してくださっているのかと思いますが、

「逆転」や「負け」はやはり、「競争」の土俵で起こること、なんですよね。

マウントを取られたことで、相手が作った「競争」の土俵にうっかり乗っちゃって、

勝ち負けなどの「結果」を求め始めちゃった状態、かと思います。

 

こんな風に、

「追いつけ追い越せ」になったり、いつの間にか立場が「逆転」している時というのは、

自分でも知らないうちに、「競争」の罠に引っかかっちゃってる時、

なのですね。

 

ちっぽけな競争の土俵には乗らず、ただ「自分」を追求し続ける。

と、いうことは。

 

すぬぴょんさんが、このパターンを抜けるためには、

「競争」の罠に引っかからない

のが大切です。

 

「私自身も、周りからの競争を、知らないうちに受けて立っちゃってたのか!」と、都度気づき直して、

目の前に現れた「競争」の土俵に、こちらからもうっかり乗っちゃうのを避ける意識を持ちます。

 

自分が「競争」に反応しなければ、相手の独り相撲で終わるので、

「追いつけ追い越せ」も始まりませんのでね。

 

で、そのためにも、

すぬぴょんさんもお気づきの通り、ご自身の魅力をもっともっと受け取っていくのはとても大切です。

「そうか、ほんとにみんな、そんなにも私が羨ましいのか、そうなのか」と、受け取りましょう。

 

それから、すぬぴょんさんにもう一つおすすめしたいのが、

「自分」をもっともっと追及していくということです。

 

上で書いたような、

自分の楽しさ、自分のよろこび、自分の幸せ、自分が追及したいもの、に、エネルギーを集中していて、

周りの反応は、完全にどうでも良く、1ミリも気にならない状態(「競争」に自分が反応しない状態)を、

作り続けるのです。

 

具体的にどうするかというと、ご相談文で書いてくださった例を使うなら、

いかに楽しく気持ち良く走るかに心血を注ぐことです。その楽しさを感じつくすことです。

「だ・である調」や比喩表現以外にも、自分が素敵だな・かっこいいなと思う表現をどんどん取り入れて、極めていくことです。

ちやほやと、自分に良くしてくれる人たちとの時間を、もっともっと楽しむことです。

自分が大好きな趣味の世界に没頭し、もっともっと好きになって楽しんで極めることです。

 

誰が真似しようと、勝とうとしてこようと、

それとは全く無関係に、自分の楽しみだけを追求するのです。

 

そうやって、

自分の楽しさ、自分のよろこび、自分の幸せ、自分が追及したいもの、に、エネルギーを集中できればできるほど、

つまり、ただ楽しく人生を謳歌すればするほど、

誰かがすぬぴょんさんに勝手に嫉妬して「マウント」「競争」を仕掛けてきても、

それに気づかなくなっていきます。

相手がこちらに聞こえるボリュームで話していても、なぜか耳に入らなくなったりもします。

 

気づかなければ、すぬぴょんさんから反応する(競争を受けて立つ)ことも当然なくなりますし、

反応がないとやっぱり相手はつまらないし、仕掛け甲斐もないので、

マウント自体がなくなっていきます。

 

あるいは、マウントを取られても、

「抜かしてやったぜ」⇒「速く走るの超気持ちいいよね~!」みたいに、

「競争」とはまったく無関係の土俵でのやり取りができるようになります。

 

そんな境地を目指してみてはどうかな?と思ったのですが、

いかがでしょう?

 

自分の競争心を、「自分」を追及するエネルギーにするのもあり。

で、そんな境地を目指してみる時に、なんですが。

 

こんな表現↓から想像するに、

本当に腹立ちます。最近毎日家でクッション投げたりしてます。

もしかすると、すぬぴょんさんご自身も、

もともと、そこそこ競争心が旺盛な方なのかも?しれないですね。

 

いろんな場面で、「競争」に敏感に反応しやすくて、腹立つ!となりやすい、というか。

売られた「競争」はだいたいもれなく買っちゃうタイプ、というか。

 

つまり、すぬぴょんさんは、それくらいアツく元気なエネルギーをお持ちということなので、

であれば、この、腹立つ!というアツい怒りのエネルギーをも、

上でおすすめした境地を目指すために使っちゃうのも、素敵なんじゃないかと思います。

 

きー!腹立つわ!となるたびに、

あぁ、私には、自分の楽しさ、自分のよろこび、自分の幸せ、自分が追及したいものに使えるエネルギーが、

まだこんなに余ってるのね♡

もっともっと楽しく人生を謳歌する余地が、まだこんなにもあるのね♡

と気づいて、

これでもか!と、そのエネルギーを、ご自身を楽しむことにぶち込んでいくのです。

 

すると、

すぬぴょんさんの自分軸がますますパワフルに育ち、

ますますマウントを寄せ付けず、マウントが効かない状態に、

ご自分を持っていけるのではないかと思います。

 

これもまた、とてもおすすめじゃないかなぁと思いました。

 

とっても応援しています♡

マウント取られるなんて、誰にとっても不愉快なものでしかないです。

 

でもそこで、

その競争の土俵からさらりと抜け出して、我が道を生きられる人って、

やっぱり強くてしなやかで、とても魅力的だと思うんですよね。

 

すぬぴょんさんの目の前には今、

まさにそんなところに進んで行くチャンスが、来ているのではないでしょうか。

 

すぬぴょんさんが、そうやって、いまいましいパターンを抜けて、

清々しく楽しくご自身の人生を謳歌することにエネルギーを集中していかれますように、

ますます魅力的なご自身を極めていかれますように、

心より応援しております。

 

よかったらお話聞かせてくださいね!

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

夏も良き。

 

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