人から何を言われるか気になってしまう
人から良く思われていたいけど、何かおかしなことをしてしまったのでは、と気になる
などの思いは、多かれ少なかれ人が持っている思いではないかと思います。
要は、人の目を過剰に気にしている状態ですよね。
そうなると、何かしたくても委縮してしまって行動に移せなかったり、何かやっても人からそれがどう評価されているか気になって心配や不安を募らせたりして、
どうしても「人」に振り回されやすくなります。
で、そうやって神経をすり減らす生活に疲れてしまって、気がつけばぐったりとしてしまう方も多いかもしれません。
そんな状態を抜けていくための考え方はまたいろいろあるのですが、今日は試してみていただきたい方法を一つご紹介します。
それは、
自分から相手の素敵なところ、価値を見る
ということです。
人の目が気になり、嫌われないか、良く思われていないんじゃないか、変なことをしていないか、と挙動不審になっているときというのは、
「人の目に映っている自分自身の姿」がどんなものなのかが気になって仕方ない、ということですよね。
つまり、このときの意識は実は「人」ではなく「自分」に向いているのです。
そして、この「自分の姿」で正解なのかどうかを、いつも気にして監視している状態です。
で、こうやって「人の目に映っている自分自身の姿」がどんなものなのかを気にしても、それが分かることはありません。
だってそれは自分の目ではなく、人の目ですのでね。
なので、結局いつまでもどんな風に見られているのか分からず、あれあこれやと心配して疲れてしまうのです。
なので、この状態を抜けていくために、「自分」に向いている意識を、「人」に向けてみましょう、というお話です。
この時、相手のご機嫌を伺うようにするとまた振り回されてしまうので、相手の「素敵なところ」とか「価値」を特に見つけてみるようにします。
そんな大それたことじゃなくても良いのです。
素敵な挨拶をする人だな、とか、いつもにこにこしてて気持ちの良い人だな、とか、そんなところからでOKです。
そうやって、周りに意識を向けて、しかも素敵なところとか価値や魅力を見るようにしていくと、自分に意識を向けて自分で自分を監視していた状態が緩んでいきます。
すると、人からどう見られているかが、少しずつ気にならなくなっていくんですね。
「人の目」が気になる時に、「人」に目を向ける。
一見すると矛盾しているように聞こえますが、意外と「そうかも」という感じもしませんか?
とても簡単にできるし、できるようになればなるほど楽しく嬉しいことでもあるので、是非試してみてください♪
参考になればうれしいです。
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閑話休題。
古い建物がひしめく楽しい小道。