「やりたくないことをやらない」ことの素晴らし過ぎる効果とは?

今回は、

「やりたくないことをやらない」ことの素晴らし過ぎる効果とは?

というタイトルにしました。

 

最近ですね、以前にも増して私の自己肯定感はうなぎ上りで、なんだか毎日本当に楽しくて充実していて自分が大好きなのです(以前のやさぐれまくった私だったら、こんなことを言っている自分の姿なんて1ミリも想像つかなかったですけどね。私も変わったものだ…笑)。

で、なんでこんなに自己肯定感が上がり続けているんだろう?と改めて考えたんですね。

たくさん、ほんとにたくさん、いろんなことを試行錯誤してきたし大事なことはいろいろあるんですが、その一つとして「やりたくないことを、やらない」というのもとても大事だったなと思っています

なので、今日はそんなお話をしようと思いました。

 

日頃から、好きなこと、楽しいこと、やりたいことをじゃんじゃんやりましょう!自己肯定感を上げるのに超!効果的ですよ~!とお話しています。

「やりたくないことをやらない」というのは、これとは真逆のアプローチですね。

やりたくないことを、やらない。これもまた、自己肯定感を上げるために恐ろしいほどの効果を発揮してくれるのです。

 

まず、「やりたくないことをやる」ことにはどんな弊害があるのかというと、ずばり「自分はやりたくないことを無理やりにでもやって嫌な思いをするのが相応しい」「自分はその程度の存在だ」というメッセージを自分に伝えること、です。

自分を拷問にかけているようなものですよね。これでは、自己肯定感は下がる一方です。

 

ということは、逆に、「やりたくない」けど「今まで無理やりやってきたこと」を「やめる」のは、「自分に嫌な思いをわざわざさせることをやめる」こと、そして「自分は嫌な思いはしなくて良い」と自分に伝えること、になります。

「私は自分に嫌な思いはさせないよ」、「私は自分を大切に扱うよ」というメッセージを自分に伝えること、でもありますね。

これが、自己肯定感を上げる一つの大切なステップになるのです。

 

例えば、私が辞めた「やりたくないこと」にはどんなことがあるかというと、

  • 好きでもない仕事を、お金のためだけに続けること
  • 一人で過ごしたい気分の時に、気乗りしないお誘いにお出かけすること
  • ルームシェアリング
  • 一緒にいて疲れる人との友達付き合い
  • 早起き(あ、これは元から大してやっていなかったかも…笑)

いくつか挙げるとこんなのがあります(他にももっとありますよ)。

こういう「やりたくない」けど今までは「でも大人として・今の経済的な状況として、などの理由で、やっておかなくちゃね」と自分に言い聞かせて無理やり自分にやらせていたことを、一つ一つ辞めていきました。

 

私も最初は罪悪感も感じたのですよ。

だって、頭では「やらなくちゃいけない」と思っていますからね。やらなくちゃいけない(と思っている)ことをやらないのって、真面目な頑張り屋さんには本当に抵抗があるし、申し訳なく感じます。

でも、やらなくちゃ「いけない」と思ってるのって、自分なんですよね。いやもちろん、「世間」とか「常識」とかいろいろ理由はありますけど、そういうことを理由にしているのもまた、自分、です。

なので、やらなくてもいい、と思う自由もまた、自分は持っているのです。あとはそれを選ぶだけ、なのです(このフレーズしょっちゅう言っていますが)。

 

そうやって、やりたくないことを一つ一つ辞めていったところ、心と身体がびっくりするほど軽くなっていきました。

本当に軽く感じるんですよ。

多分一つには、やりたくないことを無理やりやっていた時に消耗していたエネルギーを、やめたことで浪費しなくなったというのは大きいと思います。無駄に疲れなくなった、というのでしょうか。

それからもちろん、「私はやりたくないことを無理にやって嫌な思いをするのは相応しくない」「私はそれよりずっと大切な存在だ」というメッセージが自分に伝わって、腑に落ちてきたのもあると思います。

自分が自分を大切にしているのを感じるのって、本当に嬉しいことなんですよね。今まで消耗していたエネルギーが、今度は内側から自然に満ち溢れてくるような感覚です。

 

「やりたくないことを、やらない」ことの威力、伝わりますか?

 

ちなみに、頑張り屋さんにとってのもう一つの難しさは、「やりたくないこと」を「自覚」する、というのもあるかなと思います。

頑張り屋さんて、やりたくなかろうとそんな自分の本音は華麗に無視するのが本当に得意なので、「やりたくない」かどうかも分からないというのも往々にしてあるんですよね。

なので、「やりたくないことをやらない」ためには、まずは「やらなくていいなら何をやりたくないのか?」も明確にしていく必要があります

というわけで、まずは「やりたくないことリスト」を作ってみてください。

紙に書き出して改めて眺めてみると、「そうだそうだ、やっぱり私、これやりたくなかったんだ!」というのが分かって、それだけでも随分すっきりします。

そして、一つずつそれらのことを辞めていき、どんどん身軽になってそんな自分を好きになっていきましょう♪

(と言うと、今度は「そんな簡単に辞められたら苦労しない…」という声がもちろん聞こえていますので笑、そこについて今度は書いてみますね!というか、前にもまさに「『それができたら苦労はない』の意味」という記事を書いていますので、よろしければ合わせて読んでみてください♪)

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

2年前の今頃の写真です。チューリップが街の中心部の道路を彩り、街路樹には若葉が輝き、本当に美しい季節!

皆さんはお家時間でどんな楽しみを見つけて過ごしていますか?