美男美女が苦手です。~ココロノマルシェのご相談

美男美女が苦手で、
自分が彼らの視界に入ってしまうことを
申し訳なく感じる。

苦手意識を克服する方法はありますか?

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

「美男美女が苦手です」

今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。

美男美女が苦手です

見た目が美男(イケメン)、美女(美人、かわいい)の方が苦手です。
大変失礼ながら、見た目が普通の方は苦手を感じません。
仕事だけの表面的な関係でも、偶然私を接客することになってしまった店員さんや、道ですれ違っただけの全く知らない方でも私のような者が視界に入ってしまって申し訳ないと感じます。
同じ空間にいても相手に認識されていない場合(電車の中や、不特定多数がいて誰とも目が合っていない時など)は大丈夫です。

苦手意識を克服する方法はありますか?

(りーさん)

 

りーさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

ご相談をいただいてから時間が経っておりますが、その後いかがお過ごしでしょうか?

私も個人的に、似通った感覚を持っていたこともあり、

お返事させていただきたいなと思いました。

 

私からは、

りーさんの美男美女への苦手意識を克服するための考え方として、

  • 「美しくない自分の姿は、美男美女には不快なはず」という観念がある?
  • 「美しくない自分」という自己認識に、メリットがある?!

という二つの視点をご提案しています。

お役に立てれば嬉しいです♡

 

「美しくない自分の姿は、美男美女には不快なはず」という観念がある?

りーさん、見目麗しい男女が苦手なんですねぇ。

 

りーさんご自身は、女性でしょうか、

ご自身については、美男美女のカテゴリには入らないという自己認識なのですね?

 

で、その苦手意識を感じる場面にも条件があって、

私のような者が視界に入ってしまって申し訳ない

相手に認識されていない場合(略)は大丈夫

とのこと。

 

りーさんの中に、

りーさんから見て美男美女のカテゴリに入る人たちは、

カテゴリ外の人(自分)が視界に入ると、不快であるはず、迷惑なはず、

みたいな「観念」があったりするのでしょうか?

 

りーさんの中にそんな思いがあるとしたら、確かに、

カテゴリ外の自分の姿が、美男美女の人たちの視界に入ることを申し訳なく感じて、

嫌だな、見られたくないな、と縮こまってしまうかも、

なんて思いました。

 

その「観念」は、どこから?

だとすると、

りーさんの美男美女さんへの苦手意識を克服するための一つのステップとして、

その「観念」が、いつどのようにして、りーさんの中に確立したのか?を解明する、

のは有効で、王道のアプローチかもしれません。

 

例えば、

親御さんが、いかにも見た目の良いきょうだいをあからさまに可愛がり、ご自身は邪魔者扱いだったとか?

学生時代、スクールカースト上位の美男美女たちから、見た目を理由に邪険にされていたとか?

 

お話をお聞きしてみないと分かりませんが、何かしら、

自分は美男美女のカテゴリには入らない、

そして、そんな自分の姿は、美男美女の人たちには不快で迷惑なはず、

だから、視界に入ってしまうと申し訳ない、

みたいな思いを作る経験があったのでは?

と想像します。

 

そこが分かると、りーさんが今感じている苦手意識の根っこが分かると思うんですね。

そうやって、「あぁ、それでこんなに苦手なのか」と分かるだけでも、

意外と苦手意識が和らぐこともあります。

 

ちなみに私は、この「申し訳なさ」にも興味を引かれました。

 

例えば、

「(嘲笑されるのでは、みたいな)怖さ」とか、

「(自分が相手ほど美しくないことの)惨めさ」とか、

「恥ずかしさ」とか、

ではなく、「申し訳なさ」なんですね。

 

この辺りを深めたり広げたりすることでも、分かってくることがありそうです。

 

また、もちろん、

その根っこにある記憶を正しく整理したり、感情的なわだかまりを癒すことで、

さらに苦手意識を解消していけるでしょう。

 

上の例を使うなら、

親御さんやきょうだいを許すという路線もあるかもしれないし、逆にご自身を許すことがテーマになることもあり得ます。

また、実は親御さんやきょうだいに対して、りーさんご自身が何か誤解をしていたという路線もあるかもしれません。

また、学生時代のりーさんを取り巻く状況について、今の認識とはぜんぜん違う理解ができることもあるかもしれません。

 

そうすると、

例えば、苦手意識を持ったこと自体が「誤解」だったのかも?みたいなことが分かってきたりして、

今りーさんが感じている苦手意識が、さらに手放しやすくなると思うのですね。

 

「美しくない自分」という自己認識に、メリットがある?!

それから、

またもう一つ別の見方もご提案してみたいなと思いました。

 

それは、

「美しくない自分」という自己認識に、メリットがある?!

という見方です。

 

「美男美女の視界に入ってしまうのは申し訳ないような姿の者」、

「その程度の者」に、自分をしておくこと、に、

実はりーさんにとってのメリットがあるとしたら、

それはどんなことでしょう?

 

「メリットがあるからそう思っているのではなく、それがそもそもの事実なんだけど?」

という気がするかもしれませんが、ここでは敢えて順番をひっくり返して、

「もし、そうするメリットがあってそう思っているのだとしたら?」という見方をしてみる、

というご提案です。

 

なぜこんなおかしなご提案をするかというと、

私たちの心って、ほんとにこういう動きをすることがけっこうあるから、

なのです。

 

私たちは、

自分では当然の事実であり前提だと思っていることが、

実は、何か無意識のメリットがあるために、知らないうちにそれを前提として信じていた、

なんてことが意外とよくあるのですね。

 

なので、改めて、

「美男美女の視界に入ってしまうのは申し訳ないような姿の者」、

「その程度の者」に、自分をしておくこと、に、

実はりーさんにとってのメリットがあるとしたら、

それはどんなことでしょう?

 

「その程度の自分」ということにしておけば、自分の美しさ・魅力etcを隠すことができて安心?!

これはぜひ、ご自身に問いかけてみていただけたら良いなと思いますが、

なので、いろいろ思いを巡らせた後で、この続きを読んでいただけたら良いなと思っていますが、

 

意外かもしれませんが、

「その程度の自分」ということにしておけば、自分の美しさ・魅力etcを隠すことができて安心、

(だって、そうしないと嫉妬や攻撃の的になっちゃうから、)

なんてことは、けっこう、あったりします。

 

(で、ここで即座に、

「でも私は違いますけど?」

と思われるかもしれないのですが、待って!ちょっとだけ!)

 

「美男美女の視界に入ってしまうのは申し訳ないような姿の者」、「その程度の者」、みたいな自己認識って、

もちろんそんな認識を持つようになった根っこの理由もあるので、

それを解明して手放していくのは、上でお話した通り王道のアプローチなのですが、

 

意外と、その自己認識にメリットがあって、むしろその自己認識を持っておきたい、

なんてこともあるのですね。

 

で、当然、

その自己認識を持っているうちは、美男美女もやっぱり苦手なまま、

です。

 

なので、

意外と、この「メリット」路線で考えてみるのも良いのでは?

りーさんご自身が、自己認識を「美男美女のカテゴリ」に仲間入りさせることができれば、

(そう聞いても、もしかすると今は1ミリも現実味がないかもですが、)

自然と苦手意識も解消されていくのでは?

なんて思ったりするのでした。

 

とっても応援しています♡

というわけで、

りーさんの美男美女への苦手意識を克服するための考え方として、

  • 「美しくない自分の姿は、美男美女には不快なはず」という観念がある?
  • 「美しくない自分」という自己認識に、メリットがある?!

という二つの視点をご提案しました。

 

特に2つ目の視点は、いまいち分かりづらいこともあるかもしれません。

ひとまず、「メリットなんか、あるかなぁ?何だろなぁ?」みたいに、

ふんわりと考えてみていただけたら良いのでは、と思いますし、

私も超喜んでお手伝いさせていただきますので、

よかったらお話聞かせてください♡

 

りーさんが、美男美女な人々への居心地の悪い苦手意識を手放し、

より快適に日常を過ごせますよう、とっても応援しています。

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

もーいろいろ可愛いなぁ!

 

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