
ウケのいい人を演じるのも限界だけど、
本来の自分では人から好かれません。
価値、魅力、才能は全ての人にある、らしいですが、本当ですか?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコです。
オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。
「本来の自分」像の誤解を解き、
「私も好かれていい」という心の前提をインストールし、
本当に本来の自分で人と繋がることをご提案しています。
◆ご相談:「好かれるためには本来の自分ではダメな気がしてしまう」
好かれるためには本来の自分ではダメな気がしてしまう
小学生の頃、一番の友達だと思ってた人が実は私以外にもたくさん友達がいたり、他に一番の友達がいたり、きっぱり「ごめん!〇〇(他の子)のところ行くね」と言われたりというのを何回も繰り返し経験しました。大人になってからもありました。
中1の時、「そうやって友達減らしてきたの?」と言われたのがきっかけで人に嫌われてると気がつき、以降、少女漫画の愛されキャラの言動をトレースしたり徹底的に明るくて優しくてあったかくて博愛で愛嬌があって言動が綺麗な“ウケのいい人”を演じてました。
そのおかげで一時はモテ期が来ましたが、疲れすぎて半年経たずに終わりました。
その後もトレースとまでは行かずとも徹底的に「自分を捨てる!変える!生まれ変わる!そうすれば好きになってもらえる!」とやり続けてましたが人気者にはなれないし、褒められないし、嫌われないだけで好かれないし、なんか見下されて顎で使われちゃったりしたし、何の成果も得られず、気がつけば引きこもったり不登校したり…無気力なまま大人になりました。
恋愛も実ったことがないです。というか無理な片思いばかりしてる気がします。
もう友達も恋人もいいや、仕事だけしてよう、と思っていたら本当に虚無で、しかも警察にお世話になりかねない事件を起こしてしまったりして(ぎりぎりなんとかなりましたが)なんだか自分自身が危なっかしくて堪らなくなってしまいました。
それで検索していたら、「諦めや絶望感があるから刺激を外に求めてしまって事件を起こしてしまう」という記事に辿り着き、「ああ、私ほんとは人に好かれたい気持ち諦めたくないのかな」と思いました。自己肯定とか自己受容とかやってみてます。ただ、やればやるほど私ってシンデレラじゃなくて、意地悪な継母とか自己中で高飛車な姉のような悪役側の性格なのかもな、という結論にぶち当たります。
それも自分だよな、と思うようにしてます。
でも、それじゃ人に好かれないじゃん、と思うのです。
私と同じで顔も性格も悪い人にしか好かれないのかな、と思うと絶望しちゃいます。1番の人になりたい、みんなに好かれたい、好きな人の好きな人になりたい、特別扱いされたい、叶うなら通りすがりの人みんなに注目されて褒められるような人になりたい、と思うのに、私は底辺じゃないか、顔も悪いのに性格も悪いなんて、それこそ色々と諦めなきゃなんじゃないの?と思ってしまうんです。
自己受容の記事読んでると、価値、魅力、才能は全ての人にある、らしいですが、本当ですか?
生まれつき顔も性格も悪い人は、同じ人しか選べませんか?私は、ライブイズビューティフルという映画の主人公の男性みたいな、どんな環境でも光を振り撒くような人が好きです。ちゃめっ気が素に混ざってて、反応を求めず話しかけてくれる、そんな人に片思いしてましたが、当たり前に終わりました。
もう着飾るのも限界で、でもありのままの自分では希望が見えなくて、どうしたらいいでしょう?
(はいさん)
はいさん、こんにちは。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコと申します。
人が大好きで、人と繋がりたい!という、はいさんの思いがあふれるようなご相談に、私もお返事させていただきたいと思いました。
私からは、
- 「好かれたい」という願いの意味
- 自分が自分の価値を知る
- そのために、自分への誤解を解き、本来の価値を見つける
- 「私も好かれていい」という心の前提をインストールする
というポイントでお話ししましたよ。
私のお返事はこちら↓です。めーっちゃ長くなりましたが、お役に立てれば嬉しいです♡
◆好かれたいのは、自分の存在にも価値があると思いたいから、かも。
はいさん、
小学校からこれまでのお友達との関わりの中で、たくさん傷ついたことでしょう。
自分がお友達の一番ではなかったり、お友達が離れてしまったり、人に嫌われているらしいと思ったり、というのは、
それを体験するたびにたくさんの衝撃を受け、悲しい思いをされただろうと想像します。
「私は好かれていない、好かれない」と感じるのは、誰しも悲しいものです。
なぜかというと、「好かれる」ことって、自分の存在を「そこにいていいよ」と、「肯定された」ように感じられるんですね。
つまり、その逆の「好かれていない」というのは、自分の存在が「否定された」「喜ばれていない」「そこにいてはいけない」と言われているように感じるのです。
自分の存在が否定されたり喜ばれていないと感じれば、そりゃあ悲しくもなるし、
自分でも、自分は本当に存在していいのか、信じられなくなるかもしれません。
それはとても心細く、何としても避けたい感覚だと思うのです。
なので、はいさんが今、
1番の人になりたい、みんなに好かれたい、好きな人の好きな人になりたい、特別扱いされたい、叶うなら通りすがりの人みんなに注目されて褒められるような人になりたい、
と強く求めていらっしゃるのは、
- 「私の存在にも価値があると言ってほしい」
- 「私の存在を肯定してほしい」
- 「私も存在していいと思いたい」
という強い願いの現れではないかなぁ、なんて想像しておりました。
はいさんは、それくらいたくさん悲しい思いをして、「自己価値」が傷つく経験をし、たくさんの「無価値感」を抱え、
それが、たくさんの人に好かれることへの執着を作っているのかも、しれません。
◆無価値感を癒すには、自分が自分の価値を知る。
「無価値感」とは、「そのままの自分では価値がない」みたいな感覚のことです。
まさに、はいさんが書いてくださったような、「好かれるためには本来の自分ではダメな気がしてしまう」みたいな思いですね。
このような感覚があるからこそ、
他人から、1番にしてもらったり特別扱いしてもらうことで、自分を価値ある存在と認定してもらいたくなったりします。
また、そもそも、この感覚を持つようになったきっかけが、
1番と思っていたらそうではなかったり、お友達が離れてしまったり、という体験だったわけで、
その体験とは真逆の、1番にしてもらったり特別扱いをしてもらったり、という体験ができれば、
この感覚を手放すことができそうにも思いますよね。
なんですが。
実は、無価値感というのは、外から他人に何かしてもらうことでは、満たせない(癒せない)のです。
1人の人が1番にしてくれても、もう一人、もう一人、と求めたくなります。
誰かが特別扱いしてくれても、もっと特別に、もっと特別に、と求めたくなります。
通りすがりの人みんなが褒めてくれても、どこまでもどこまでも、人が通り過ぎ、褒めてくれることを求めたくなります。
なぜなら、
自分で、「私には私の素敵なところが色々あって、これが私で、これでいい」と思えないと、
他人からどれだけ好かれても褒められても、ずっと不安なまま
だから、なのです。
無価値感を癒せるのは、他人からの特別な扱いではなく、自分に価値があると自分が知ること
なのですね。
はいさんはご相談文で、
価値、魅力、才能は全ての人にある、らしいですが、本当ですか?
と書いてくださいましたが、これは本当に、本当、です。
なので、はいさんが今のしんどさを抜けるには、
まずは、はいさんご自身が、
「あぁ、私にも価値や魅力や才能があるんだ、こんなことも価値であり魅力であり才能なんだ」
と改めて知り直し、繋がり直していくこと
が、とっても大切、なんですね。
◆「本来の自分」像や、「本来の自分の価値」への誤解を解く。
とはいえ。
おそらくはいさんは今、「価値」や「魅力」や「才能」を、
- 少女漫画の愛されキャラ
- 徹底的に明るくて優しくてあったかくて博愛で愛嬌があって言動が綺麗な“ウケのいい人”
- だいたいみんなからモテる、きれいで可愛いアニメのお姫様(シンデレラとか)っぽい見た目、キャラ
- 顔が良い、性格が良い、といった、いわゆる「モテ要素」
みたいな感じでとらえていらっしゃるかな?
そして、自分がずっと好かれなかったのは、こういう「価値」や「魅力」や「才能」が何もないからだ、みたいに感じていらっしゃるかな?
と思うのですが、どうでしょう?
これらは一般的に、私たちが思春期に強く信じるようになる価値基準ですが、
実はこれらの価値基準では、私たちの本当の魅力・価値・才能は見えてこなかったり、過小評価してしまったり、誤解してしまったりして、
正しくとらえることはできません。
そして、はいさんが今、ご自身に対してお持ちの「本来の自分」像には、
おそらく、そこそこ、だいぶ、そんな誤解や過小評価が含まれているんじゃないかなぁ、と想像するのですね。
とはいえ、そう言われてもにわかに信じられないくらい、
「え?人から好かれる価値とか魅力って、こういうものでしょ?これ以外ないでしょ?これが自分になかったら、好かれないでしょ?意味ないでしょ?」
と、大人になっても強く信じ続けたりするんですけどね。
私もずっとそう信じていましたし。
思春期の記憶って、私たちをそれくらい強く縛ったりするもので、
はいさんの心の中には今も、それくらい強く、当時の体験が刻まれているのかな、とも想像します。
でも、それでも、人の本来の価値とか魅力とか才能って、本当にこれだけじゃなくて、
いわゆる「モテ要素」って、私たちが本来持っている魅力・価値・才能の、100万分の1くらいの範囲でしかないし、
「可愛い」「性格がいい」にさえ、実はすごくたくさんのバリエーションがあるし、
そんな、いろんな価値や魅力や才能を、はいさんも、世の中のすべての人たちと同じように、たくさん持っていて、
その、はいさん本来の価値や魅力や才能こそが、はいさんと周りの人を、心地よく幸せに繋いでくれるのですよね。
そう言われると、どんな気分になるでしょう?
あんまりぴんと来ないかなぁ、と思いつつ、
私は、そんな目線を、はいさんに向けてあげることができたら良いんじゃないかなぁ、
そうやって、はいさんが今はまだ想像もつかない、はいさん本来の価値・魅力・才能(はいさん本来の姿)を見つけてあげられたら良いんじゃないかなぁ、
なんて思うのです。
◆はいさん本来の価値・魅力・才能って?
というわけで、私がご相談文から思う、はいさん本来の価値・魅力・才能をいくつか挙げてみますね。
・人が大好きで、人と繋がる才能
はいさんは、「好かれたい」という表現を使ってくださいましたが、
つまり、はいさんは人が大好きで、人と過ごす時間が大好きな方、なんですよね。
これは、人との繋がりを作る才能でもあるし、人への大きな愛という才能でもありますね。
ほんとに素敵なことです。
・めっちゃ器用で賢い
少女漫画の愛されキャラの言動をトレースするなどして、たとえ期間限定でもモテ期が来たのは、すごいことだと思います。
そうやって愛されキャラの言動を観察し、取り入れる(ご自身の日常に応用する)ことができたのは、はいさんがめっちゃ器用で賢い方だからこそ、です。
・情熱(エネルギー)の塊
徹底的に自分を変えようと努力できたり、事件を起こしてしまったり(何とかなって良かったです!)、というのは、
はいさんがそれだけ大きなエネルギーを持っている、セクシャリティが豊か、ということでもありますね。
・どんな環境でも光を振り撒く
はいさんが誰かを見て「いいな」と思う魅力は、もとはと言えば、はいさんが持っているものです。
これは「投影の法則」と言います。自分の中にあるからこそ、他人にも見ることができるんですね。
ということはつまり、ライブイズビューティフルという映画の主人公や、好きになった男性のように、
はいさんも、本来、ちゃめっ気が素に混ざってて、反応を求めず話しかけられる人、なのですよ。
・たくさんの人の価値や魅力を見つけられる
これはちょっと応用編ですが、上記の「投影」を使うと、ご自身の価値・魅力・才能がどんどん見つかります。
周りの人の「こういうの、良いな、素敵だな」と思うことは全て、ご自身の価値・魅力・才能ということですのでね。
なので、これをやればやるほど、ご自身の価値がたくさん分かるし(無価値感が癒せるし)、
人も、そうやって素敵なところを見つけてもらえるのは嬉しいものですから、その相手からも好かれる、というのは、分かりますか?
ということは、はいさんは、人の価値や魅力を見つけてあげることがテーマでもあり才能でもあり、
それを通じて人から好かれる方でもあるのだろうと思います。
・・・と、
はいさんの魅力・価値・才能でもあり、本来の姿の片りんであろう要素をいくつか挙げてみましたが、
どんな気分になっているでしょう?
もしかすると、
あんまり魅力や価値に思えないものもあるし、
仮にこれが魅力や価値で、それが私にもあって、それで人に好かれるんだったら、ずっと前から好かれてたはずだけど?!
みたいに感じちゃうかもしれません涙
こうして本来のご自身の価値・魅力・才能をどんどん再発見し、繋がっていくことは、
はいさんの無価値感を癒し、今の絶望を抜けていくためにとても大切なのですが、
もう一つ、はいさんには、
「私も好かれていい(愛されていい)」と、心の前提を書き換えていくことも、とても大切じゃないかな、
と思っています。
◆「私も好かれていい」という心の前提をインストールする。
どういうことかというと。
おそらくはいさんの中には、「本来の自分では好かれない」という無意識の前提がとても強く刻まれていると思うのですね。
だって、そう強く思わざるを得ない体験を何度もされましたものね。
そして実は、
この、「私は好かれない」という心の前提が、好かれない現実を目の前に作り続ける、
というのも、心のカラクリとして、あることなのです。
でも。
今までにはいさんがどんな経験をして、今どんなに強く「私は好かれない」と思っていたとしても、
それでもはいさんは、今までの経験とは無関係に「好かれていい」んですよね。
「私は好かれない」というご自身の中にある前提を、「私も好かれていい」に書き換えていいし、書き換えることもできるし、
そうやって書き換えが進むと、好かれる現実もちゃんと作れるようになるのです。
そんなところも目指してみると良いんじゃないかなぁ、と思うのですね。
それには、
「私は好かれない」という前提を作った過去の体験や感情を整理するのがやはり王道で、セッションだとお手伝いしやすいです。
はいさんの何かが「悪かった」からこうなったわけではないらしい、という発見とか、
私って本当はそんな素敵なところもあったんだ、みたいに、ご自身では気づけないような魅力の種を見つけたりなど、いろいろできるかと思いますので、
良かったらお話聞かせてください。
それがやはり、はいさんの自分らしさ、本来の姿、本来の魅力・価値・才能を見つけることにもなりますし、
「好かれていい」という前提をインストールすることにもなります。
(ちなみに、
はいさんが、「生まれ変わる!」とやり続けて、好かれなかったり見下されたりして何の成果も得られなかったのは、
それらが、はいさんが自分らしく人と繋がる(好かれる)要素ではなかったのかも?
また、そうすることで、みずから人の「下」に入ってしまったからかも?と想像します。
それから、
「意地悪な継母とか自己中で高飛車な姉のような悪役側の性格」と感じていらっしゃるご自身のキャラについても、
いろいろお聞きしてみたいですねぇ。
これも、そう感じる(前提に持つ)背景がいろいろあったのでしょうし、そこを紐解くことで、
「むしろこっち?」「意外とかわいいね?!」みたいに、はいさん本来の魅力の種が見つかって、「誤解」が解けるかもしれません。
すると、思ってたほど性格悪くないし、むしろ私は私でちゃんといいやつだし、私は私で好かれればいいじゃんね?という「前提」も持ちやすくなるかもしれません。)
また、ご自身でもできるとっても簡単なことがあって、
それは、「私も好かれていい」をアファメーションにしちゃうことです。
アファメーションは、劇的な変化が一夜にして起こるのではなく、
毎日地味にコツコツ続けるうちに、「あら?そういえば?」と後からじわじわ効果に気付く系の活動ですが、
実際効果があるので、地味におすすめです。
やり方は、
- 1日300回、毎日3ヵ月(1回2秒くらいなので、1分で30回、すると10分で300回いけますね)
- 意味のない文字列をつぶやくように(感情は込めなくてOK)
- 声に出す(言葉が自分の口から出ているのが自分に分かる程度で、人には聞こえなくてOK)
これが基本です。
よかったらやってみてください♡
◆とっても応援しています♡
そんなわけで、だいぶ長くなりましたが、ご参考になる部分はあったでしょうか?
今のはいさんは、過去のいろんな体験から、「本来の自分」を見失い、
ちょっと誤解の混じった「本来の自分」像や、心の前提に苦しんでいる状態ともいえるかと思います。
でも、ここまでお話した通り、心の前提も誤解も、ちゃんと解けるものだし、
本当の意味での、はいさん本来の、魅力も価値も普通にたくさんある、はいさんらしい姿はちゃんと見つけられるものだし、
その姿にふさわしい前提をインストールして、その前提にふさわしい、幸せに人と繋がる現実もちゃんと作ることもできます。
一つずつ、進んでいきましょう。
お手伝いできることもたくさんありますので、良かったらお話聞かせてくださいね!
私もとっても応援しております。
ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)
◆今日の一枚。

夜の小道は良き。

