前回、
「相手の課題」は相手にお返しする
というお話をしました。
相手の不機嫌、イライラ、これをやったら相手がどう思うか、などなどは、
「相手の課題」なので、私は引き受けません♪
と、相手に「お返し」し、
相手は相手のやり方やタイミングで、自分のご機嫌を取れるようになる(そうしないことを選ぶこともできる)ことを信頼してあげましょう。
というお話でした。
で、今回は、前回の記事に頂いたご感想にお返事してみます♪
スタンスでいようとすると、私の夫の場合は、
依存したいのに、優しくされたいのに
願いが叶わず、
我慢に耐えられなくなり、
もういい!と悲しみ、逆ギレ。
結果相手(私のことです)を無視する・・・と、なんとも互いの望まぬ方向に進んで
あれこれ悩み、試し、
早18年・・・。
本当に毎日ヘトヘトで。次回の続編を楽しみにしています!(Eさん)
Eさん、ご感想ありがとうございます!
あるある、ですね、しんどいものです。
せっかく自分が覚悟を決めて「お返し」しても、
それを引き受けたくない相手は、ますます「課題」をこじらせて、逆ギレや無視などの方法を使っていろいろ抵抗し、お互い困ってしまう、
という感じでしょうか。
今、Eさんは、せっかく「お返し」しても、旦那さんに逆切れされたり無視されたら、
またご機嫌を直してもらえるように、無視をやめてもらえるように、Eさんが何かしら動いてあげているんですよね。
つまり、旦那さんに「お返し」したはずの課題が受け取ってもらえないみたいなので、
また自分の手に「取り返してあげている」のかもしれません。
でも。
そもそものところを考えてみると、
お返しした「課題」を相手が受け取るかどうか、も、相手の課題
なんですよね。
なので、
>もういい!と悲しみ、逆ギレ。
>結果相手(私のことです)を無視する
と、旦那さんがその課題を受け取るまいと抵抗することも、Eさんの課題ではないのです。
それも、旦那さんが自分で解決すべき、旦那さんの課題、なんですね。
「課題」だけに、相手も引き受けるにはやっぱり覚悟が要るものです。
旦那さんのように、たくさん抵抗もするでしょう。
それも含めて、
これはあなたの課題です。
向き合うかどうか、いつどうやって解決するのか、全部、あなたにお任せします。
あなたは自分で決めて、自分でどうにかできる人だということを、信頼します。
と、全て相手に任せてあげるのです。
そうやって、相手の課題は相手に返し続け、自分の手から放し続けるのです。
で、ここでやっぱり、
「それができない…」
と、自分が抵抗を感じるのだとすると、それは今度は「私自身の課題」ですね。
例えば、前回ちらっと書いたように、
「なんか、それじゃ可哀そう…私、そんなに冷たい人にはなれない。」
なんて風に感じたりするかもしれません。
それから、相手からの抵抗(逆ギレや無視など)で、こちらの気持ちがかき乱されてしまうので、
だったらその課題をこちらに取り返してあげて、とりあえずご機嫌を直してもらった方が、自分の気持ちが楽、
ということもあるでしょう。
また、相手の課題(不機嫌など)は「自分のせい」みたいな感覚があると、やっぱり「課題をお返しする」なんて申し訳ないと思ったり、
一度お返ししても、またすぐ取り返してあげてしまったりもします。
とりあえずいくつかさらっと触れましたが、
本来はケースバイケースでお話をここからさらに深めながら、「自分にとってのほんとのところ」を探って、その抜け方を見つけていきますけれども、
Eさんの場合は、どうでしょう?心当たりはありましたか?
相手を信頼し、相手と自分の課題を分けて、境界線を引く、ということは、
夫婦だけでなく、親子でも友人でも、対等な関係を作るためにとても大切なのですが、
こんな風に、ずいぶんいろいろと絡んでくるんですよね。
そんなわけで、意外と深い「課題をお返しする」というお話、たぶん、もう何回かお届けしてみます(また急にシリーズ化(笑))。
相手の課題を相手にお返しし、境界線を引くことができるようになると、
相手を必要以上に背負わなくなるので、とても身軽になります。
そんな楽ちんな世界にあなたも移住できるよう、私も今日も全力でお手伝いしています♪
いつも、応援していますね!
*
閑話休題。
さわやかですね~♪