こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
もう無理です。
もう頑張れません。
助けてください。
私が、いわゆる典型的な「頑張り屋さん」として、一人で勝手に孤軍奮闘していた時、
恐らく一番言いたかった、けれど、一番抵抗があった言葉、というのは、
この3つでした。
本当は、
もう無理。もうほんとに無理。もう、あと1秒だって頑張れないし頑張りたくない。
誰か助けて。
と、叫びたかったのです。
けれど、
それを口に出してしまったら、今までの私のなけなしの頑張りの価値がなくなってしまう。
もう誰も私を認めてくれなくなってしまう。
私が私ではなくなってしまう。その後、どうやって生きればいいのか分からない。
それに、どうせ誰も助けてくれない。
そしたら、もう今度こそ、私の心は持たないかもしれない。
だから、そんなことは絶対言わない。
「もう無理」を認めたら、「負け」。
負けるわけにはいかない。
私は強いんだ。甘ったれなことは絶対に言わない。
絶対に。
でも。
本当は、
良く頑張ってきたね、もう頑張らなくていいよ、もう充分、良く良く頑張ったよ、よーく知ってるよ
と、誰かに「いい子いい子」しながら言ってほしかったのです。
「もう頑張れない」と、私から言わなくても、気づいて丸ごと受け止めてほしかったのです。
(いい年して、「いい子いい子」なんてね!
でも、もしかして、実はあなたも?
ご安心ください、「いい子いい子」が本当は好きな頑張り屋さんは多いのです。)
もう無理です。
もう頑張れません。
助けてください。
これ、試しに声に出して言ってみれますか?
もしかすると、
言葉がのどに詰まって、全然言えないかもしれません。
それくらい、助けてほしい思いがたくさん溜まっているんですよね。
それくらい、本当は、もう無理、なんですよね。
その自分に、気づいて繋がってあげてくださいね。
それだけでも、心はだいぶ落ち着きを取り戻してくれるはずです。
また、もしかすると、
言葉にしようとするそばから、いろんな感情がごちゃ混ぜになって押し寄せて、
涙が出てすっかり混乱してしまうかもしれません。
その混乱する感じはちょっと「怖い」かもしれませんが、
ちょっと勇気を出して、出てくる涙をそのまま流し切ってあげてみてくださいね。
すると、やっぱり心はずいぶんとすっきりするはずです。
これは、
今の自分にとっての「負け」を認めてみる
ことでもあります。
頑張り屋さんが一番やりたくないこと!かもしれないですね。
(ちなみに、未来永劫、世界中の誰から見ても負け、ではなく、あくまで「今の自分にとって」なんですけどね。)
でも、「負け」を認めることのできる「強さ」が、
より「しなやか」で、より「強い」、これからのあなたの「あり方」を作ってくれます。
(それができてくると、「今の自分」にとっての「負け」にこんなにも抵抗していたことも、可愛く思えるようになります。)
そんな変化のタイミングなのかも、と思ってみてくださいね。
でももちろん、やっぱり怖いし抵抗感もたくさん感じると思います。
その怖さ、抵抗感、聞かせてくださいね、そして受け止めさせてくださいね!
あなたの突破口を見つけるお手伝いができれば、とても嬉しいです。
あなたが、あなたの本来の強さと繋がって、人生を前に進めていけますように。
いつも応援しています。
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閑話休題。
夕方は良い!