今回は、
自分にどれくらいお金をかけていますか?
ということでお話ししてみます。
無料動画セミナーの、私のどケチっぷりをお話した回で触れていますが、頑張り屋さんは、自分に「与える」ことをとてもストイックに制限している方が多いと思います。
無料セミナーでお話した私のエピソードで言うと、
- ゴミ袋を頻繁に替えるのがもったいないので、ゴミが限界まで溜まるまで待っちゃう話 とか
- ハンドクリームをたっぷり使うのがもったいないので、超けちけち使っちゃう話 とか
ですね。
で、無料セミナーではゴミ袋やハンドクリームなどの「モノ」を例としてお話ししましたが、今回はもうちょっと抽象的・象徴的な「お金」です。
ゴミ袋もハンドクリームも、「お金」を出して買いますよね。
ということは、自分にモノを「与える」ことを制限している頑張り屋さんは、自分に「お金」をかけることを制限している、ということでもあるんですね。
自分にどれくらいお金をかけられるか、って、
自分にどれくらいの価値を見ているか(どれくらい自己価値を感じているか)
を鏡のように映し出します。
私のエピソードで言えば、
「自分にはゴミ袋やハンドクリームを買うためにお金を使う価値もない」
と思っていたわけです。
なんか書いててちょっと切ないですが。そんな時代もあったね笑
こんな風に、
「自分が自分にどれだけお金をかけているか」を観察することで、
「自己価値をどれだけ感じられているか」を理解することができるんですね。
で、自分をそんな風に客観的に見ることができれば、
「そうか、私はこういう部分で自分を粗末にしているのかも。試しにいつもよりちょっとだけ多くお金をかけてみようかな」
なんてこともできるようになっていきます。
そして、そうやってお金をかけてあげることで、
「私は、お金をかける価値を私自身に見ていますよ」
というメッセージを自分に対して伝えることもできます。これもまた、「自分を大事にすること」に繋がりますよね。
それから、必ずしも生活の全ての場面でお金をケチっているわけでもないという方も多いと思います。
例えば、いろいろ観察してみると、
- 食べ物はそこそここだわって、多少高くても新鮮なお野菜やオーガニック食品なども買っているけれど、
- 下着は安さ重視で女性らしさも何もない
のように、偏りが見つかることもあるかもしれません。
すると、
「健康にはそこそこ気を遣っているけれど、『女性』としての自分にはあまり価値があると思えていないし、大切にしていないのかも」
なんてことが見えてきそうですね。
そうしたら、「女性」としての自分をもうちょっと丁寧に扱ってみようかな、という選択肢にも気づけますよね。
で、もちろんこれは、何でもかんでもお金をたくさん使いましょう!という話ではありません。
むしろ、ケチってしまうのってそれこそゴミ袋とかハンドクリームとか下着とかトイレットペーパーとか歯磨き粉みたいな、数十円から数百円程度のとても日常的な場面が多いと思います。
で、こういう日常的な場面で出し惜しみをすることが、自己価値を知らないうちに傷つけ続けているのです。
なので、日々の生活の中で何か欲しいな、何かが要るなと思ったとき、続けて
「でもこれくらいで我慢しておこうかな」
「安い方で充分かな」
と思った自分がいたとしたら、それに気づくことはとても大事です。
そして、
「私はここで自分にお金を出し惜しみしてるんだな。私はその程度の価値しか自分に見ないの?」
と自分に聞いて、答えを出していくことができたら尚良いですね。
(ちなみに、この質問は「見れないの?」とか「見たくないの?」ではなく、「見ないの?」が良いです。細かいですが。)
ちなみに、「私は自分の価値をきちんと見る」と決めて、お金も使ってみようとしても、最初は
「こんなの無駄遣いじゃないのかな」
「私にはもったいないような気がする」
とドキドキしたりもします。
でも、やっていくうちに少しずつ、自分に相応しい扱いを自分自身がしてあげることに喜びを感じられるようになっていきます。
この喜び・温かさが、自己価値感の感覚でもあるんですよね。
それから、そうやって自分が自分に相応しい扱いをするようになると、周りも同じようにその自分に相応しい扱いをしてくれるようにもなってきますよ♪
是非試してみてください☆
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閑話休題。
ボートが並ぶ運河沿い。