「もやもや」する時は、心と頭がケンカしている時

「ぐるぐる」「もやもや」する時は、心と頭がケンカしている時

というお話です。

 

頭で考えれば○○の方が良いのだろうということは分かる。

でもすっきりと納得できない。

でも普通に考えれば○○が望ましいのだから、それで納得できるべきだ。

そう思って無理やり決めてみたけど、心がモヤモヤし続けるし、全然すっきりとハッピーな感じにならない。あるいは、決められないし動けない。

そうやって、ぐるぐるもやもやと同じ場所でうろうろし続けてしまう自分がまた嫌になる。

 

ぐるぐるしている時ってこんな感じですよね。

 

これ、どうしてこうなるかと言うと、

心と頭がケンカをしている

からなんですね。

 

(頭の声)頭で考えれば○○の方が良いのだろうということは分かる。

(心の声)でもすっきりと納得できない。

(頭の声)でも普通に考えれば○○が望ましいのだから、それで納得できるべきだ。

(心の声)そう思って無理やり決めてみたけど、心がモヤモヤし続けるし、全然すっきりとハッピーな感じにならない。あるいは、決められないし動けない。

ということになっているのです。

心と頭が見事に反発し合っていますよね。

 

普段私たちは、「頭の声」に従っていることが多いです。

特に頑張り屋さんの皆さんは、他の誰かのために望ましいこと、世間的に正しいことを頭で考えて、それに従っていることも多いですね。

頭の声は、常識的で理に適っていてみんなの賛同を得られそうで、なんとなく説得力があります。

逆に心の声の方は、身勝手に感じたり子供っぽく感じたり非常識に感じたり、とにかく何の説得力もありません。

 

でも、私たちの人生を動かし幸せにするのは、「心の声」の方です。「頭の声」では私たちは動かないし、幸せになれないのです。

「心の声」には、「頭の声」が持つ説得力なんてまったく関係ありません。

そして実は、「心」が納得してしまえば、説得力があったはずの「頭」の方はそれに合わせて柔軟に変わっていけてしまいます。

それくらい、「心の声」にはパワーがあるのです。

「心の声」はある意味頑固です。一方の「頭」って案外意思が弱い(笑)のです。

 

なので、何か今モヤモヤぐるぐるとして、出口が見えなくて苦しい、という時は、自分の中の「心の声」と「頭の声」がケンカしていると思って間違いないです。

そんな時は、まずは、今自分を納得させようとしているのは、「心の声」ではなく「頭の声」であることを理解します。

そしてその上で、

私の中にはいったいどんな「心の声」があるんだろう?
「頭の声」にかき消されて分からなくなっている「心の声」は何を言っているだろう?

と自分に聞いてみると良いですね。

 

でももちろん、これまでたくさんの理屈(頭の声)で武装してきていますから、心の声はそんな簡単には出てきません。

何度も何度も、

「いや、そうは言っても…」
「やっぱりこっちの方が…」

と頭の声は言ってきます。その頭の声を脇に置いて、

「私は本当はどうしたんだろう?」

と自分に問いかけることが必要です。

そのプロセスは、何だか自分がとても意志が弱い人間のような気がして情けなく感じたりもします。

でも、奥の方に仕舞われていた「心の声」が自分ではっきり分かったら、あとの現実面(頭でいろいろ考えて来たこと)は何とかできる力が自然に湧いてくるものです。

「心の声」にはそれくらいパワーがある、というのは、そういうことなんですね。

 

というわけで、もし今「もやもや」に悩まされているなら、

「私は本当はどうしたんだろう?」

という質問を自分に何度も聞いてあげてくださいね♪

ちなみに、「頭の声」と「心の声」が必ずしも真逆とは限りません。なのでそこはちょっと丁寧に注意深く見ていくと良いです。)

 

また、カウンセリングの個人セッションでも、こういったお話を一緒に整理し、もやもや脱出をスピードアップするお手伝いもできます。

その中では、たくさんの理屈や価値感で武装された「頭の声」を少しずつほぐしつつ、心の奥に隠れている「心の声」を丁寧に掘り当てることを一緒にやっていきます。

ご縁を感じていただけましたら、是非お話いたしましょう♪