つれづれコラム

つれづれコラム

義父の葬儀と、愛する人の見送り方。

(今回も、身近な人の死にまつわるお話です。心が苦しくなってしまいそうな方は、読まれない方が良いかもしれません。) 前回は、 義父の葬儀と、喪失の悲しみの感じ方。 ということで、 義家族が、義父の死を「みんなで一緒に」悲しむ姿に衝撃を受けた話を書いた。 そして今回は、 義父の葬儀と、愛する人の見送り方...
つれづれコラム

義父の葬儀と、喪失の悲しみの感じ方。

(身近な人の死にまつわるお話です。心が苦しくなってしまいそうな方は、読まれない方が良いかもしれません。) 約1年前、義父が亡くなった。82歳だった。 このお話は、本当はもっと早くに書こうと思っていたのだけれど、 色んな思いがごちゃ混ぜになって、なかなかまとまらなかった。 1年経って、そろそろ言葉にで...
オカン

30歳児のピアスと大人の反抗期。

私がピアスの穴を開けたのは、30歳を目前にした頃。 本当は若いころからピアスに憧れていたのだが、頑張り屋さんあるあるの通り、 「お母さんが嫌がるから、私には無理だ」 という理屈で、ずっと我慢していた。 ところが、30歳の誕生日が近づいたある時、ふと、 「30歳にもなるのに、『お母さんが嫌がるからピア...
大人の色気

ガサツな私にとっての「エレガント」の意味。

私はずっと ガサツな私 に悩んでいた。 どうやったら私もエレガントな女性になれるんだろ?と悩み、 女性誌とかが説く「エレガントな仕草」とか「エレガントな装い」とか「エレガントな人とはこんな人」みたいなものを自分にも取り入れようと、一応頑張ってみた。 でも、いまいちしっくりこない。 どれも確かにエレガ...
大人の色気

義母の色気に憧れている話。

パートナー(オランダ人)の母、つまり義母は、御年82歳。 すっごく元気でいつも楽しそうで心身ともに健康な女性で、 今も、車も運転するし、足がほとんど届かないくらいサドルが高い自転車に乗って日々のお出かけもするし(サドルが高いのはオランダのデフォルトなので、それに慣れているだけというのもある)、 今週...
つれづれコラム

中谷美紀さんの免許と旦那さんの話。

私は、日本や海外の女優さんで憧れの人が何人かいる。 中谷美紀さんもその一人。 「凛とした美しさ」という表現がこれほど似合う女性は他にいるだろうか。 芯が強く、同時にたおやかで、思慮深く、凛々しく、そして可憐。 あぁ、自分の語彙のなさが悔しい。 で、この記事は、中谷美紀さんの魅力について語るのが目的な...
つれづれコラム

今週水曜日は投票に行きます。

オランダってすごい国だなぁと思うことの一つに、 外国人でも投票できる というのがある。 正確には、 5年以上居住していないと投票権はもらえないのと、投票できるのは地方選のみで、国政での投票権はないのだけど、 それにしても、外国人でも投票できるって、すごい!と思う。 ところが、実は私は、日本に住んでい...
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オランダ人は楽しいことが好き。

「オランダ人は楽しいことが好き。」 これは、私の身近なオランダ人は皆そう言っているので、「オランダ人」に一般化してしまうのもそれほど乱暴なことでもないのだろうと思う。 オランダ人の知り合いがスキー旅行に行った時のこと。 リフトが動かなくなり、風が強かったか何かの事情で、スキーで下ることもできなくなっ...
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オランダ人、感謝しない。

オランダ人は、感謝しないらしい。 先日、高速道路を運転している時(パートナーが)、ふと気になり、彼に質問してみた。 「日本ではね、高速とかで道を譲ってもらった時、両方のウィンカーを点滅させて感謝を伝えることがあるんだけど、オランダに来てから見ないんだよね。 オランダではそうやって感謝を伝えたりしない...