
本当はありのままの無邪気な子どもでいたいし、働きたくない。
でもそんなんじゃやっていけない。
無邪気な子どものままで生活したり仕事をすることってできますか?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコです。
できるかできないか、で言うと、できるんじゃないかと思います。
でも、それで幸せか、と言うと、どうかな?とも思います。
ではどうすれば?をお話しました。
◆ご相談:「働きたくない理由は大人でいたくないから」
オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
働きたくない理由は大人でいたくないから
私の悩みはいわば、「本気で働きたくないんだけど、でもお金がないと生きていけないし、でも健康ではあるけど心がついていかなくて体が動かなくてどうしたらいいんだろう」という話なんですが、「なぜ働きたくないのか」が、4年経ってやっとわかりました。
私は大人になりたくない、大人ぶりたくないし、ありのままの存在でいたいのだと。
4年前、元彼に捨てられたことで両親への強い怒りがあぶり出されたことともかなりリンクしていて、私は小学生の頃から家族全員分の洗濯物と食器洗いとお風呂掃除を毎日任されていましたし、具合が悪くて誤って嘔吐してしまった時も「汚い」とだけ投げ捨てられて自分で掃除したような子どもでした。
あの頃は感情を封印して、我慢して、大人の立ち振る舞いをしましたが、もう頑張れないのです。仕事、特にITエンジニアが嫌なのも、小難しい話が多くて大人にならなきゃいけないから。本当は無邪気な子どもでいたい。
先ほどのメッセージには書いていなかったですが、今20歳近く歳の離れた人と交際していることも、彼と自分を比較して落ち込むのも、「本当はありのままの無邪気な子どもでいたいし、でもそんなんじゃやっていけないと思っているから」という本質とかなりリンクしていました。お金のことを考えるのが嫌なのも、無邪気でいたくて小難しいことを考えたり責任を負うのが嫌だから。
4年以上前は仕事に不満があっても仕事を続けられていたのは、大人になりたい気持ちがあったから。無邪気な子どものままで生活したり仕事をすることってできるのでしょうか。独身子なしです。
(イエロードットさん)
イエロードットさん、こんにちは。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコと申します。
イエロードットさん、だいぶハードな子供時代を過ごされたようで、
今、「もう頑張れない」と感じるのも、自然なことじゃないかなぁ、と思いながらご相談文をお読みしておりました。
では、そこからどうやって抜けていけば?ということで、私からのお返事では、
- 「満たされていない子供」の部分を満たしてあげる
- 「我慢」が前提の「大人」ではなく、自由で健康で幸せな「大人」を目指す
などのポイントでお話してみました。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
◆だいぶハードな子供時代を過ごされましたね。
ご相談文で、こんなふうに↓書いてくださいましたけれども、
私は小学生の頃から家族全員分の洗濯物と食器洗いとお風呂掃除を毎日任されていましたし、具合が悪くて誤って嘔吐してしまった時も「汚い」とだけ投げ捨てられて自分で掃除したような子どもでした。
イエロードットさん、だいぶハードな子供時代を過ごされたのかもしれないなぁ、と思っておりました。
お家が、無邪気に無条件に安心できる居場所ではなく、むしろ大人のような責任を果たさねばならず、
また、子供としての自分が家族に守られたり、ありのままの子供らしい自分の味方になってもらえている感覚も、なかったかもしれません。
そんな中では、
誰も頼らない、誰にも甘えない、自分で自分のこと(以上のこと)をする、
つまり、「感情を封印して、我慢して、大人の立ち振る舞い」をするしか、なかっただろうと想像します。
イエロードットさんにとっては、だいぶ頑張って生き延びた子供時代だったのかもしれないな、
なんて思うのですね。
◆「大人になりたくない」=「ちゃんと子供をやっておきたい」?
そうやって、早くに子供時代を諦め、大人のように自立して生きてこられたイエロードットさんは今、
もう頑張れない
と感じていらっしゃるとのこと。
この、「もう頑張れない」という思いは、
大人になりたくない、大人ぶりたくないし、ありのままの存在でいたい
無邪気でいたくて小難しいことを考えたり責任を負うのが嫌
などの気持ちとも繋がっているのかなと想像します。
では、この「もう頑張れない」「大人になりたくない」という気持ちのさらに奥には、どんな思いがあるのでしょう?
私が想像したのは、
「早々に諦めるしかなかった子供時代を、今からでもいいから、気が済むまでちゃんとやらせてほしい」という意味かな?
ということでした。
子供の頃に、早々に諦めるしかなかった「甘える」「頼る」などを、本当はちゃんとやりたい。
ありのままの自分が受け入れられ、守られる「安心」とか「満たされる」感覚を、本当はちゃんと感じたい。
そうやって安心も満たされる感覚もないまま、これからも一人で孤独に頑張り続ける力は、もう残っていない。
そんな感じかな?と想像したのですが、どうでしょう?
◆自分の中にいる「子供」と「大人」の存在に気づく。
で。
以降のお話する前に、ここで、ちょっとお話したいことがあります。
実は、今のイエロードットさんの中には、
「満たされていない子供」のイエロードットちゃんと、「ちゃんと成熟した大人」のイエロードットさんの、
二人がいます。
ご自身の中に、「私は大人になりたくない、大人ぶりたくないし、ありのままの存在でいたい」と感じる「子供」の部分があると気づくことができたり、
「でもそんなんじゃやっていけない」という理性を働かせることができるのは、
イエロードットさんの中の「大人」の部分が、成熟した「大人」の目線でご自身を理解することができているからこそ、なのです。
イエロードットさんの全てが、「子供」でいたいと駄々をこねているわけではなく、
イエロードットさんの中には、ご自身の中にそんな思いもあることに気づけるだけの、「大人」なキャパとか成熟性も、ちゃんとある、のですね。
ここではまずは、ご自身についてそんな理解をしてあげてほしいなと思います。
◆無邪気な「子ども」のままで生活したり仕事をすることは、できる?
そして、次は、そんな理解を心の片隅に置きつつ、イエロードットさんのご質問である、
無邪気な子どものままで生活したり仕事をすることってできるのでしょうか。
について考えてみます。
これは、上でお話したことも一緒に考えると、
「満たされていない子供」の部分を全開にして、「子供」の部分がイエロードットさんの全てであるかのようにしながら、生活したり仕事をすることはできるか?
という言い方もできるかと思います。
これ、たぶん、できるかできないかで言えば、できるんじゃないかと私などは思います。
実際、そうやって「子供」な部分をうっかり(?)晒しながら社会で生きている「大人」は、イエロードットさんも見かけるのではないでしょうか。
でも、イエロードットさんご自身はそれで幸せか?というと、どうかな?と私は思います。
たとえ、「子供」の部分がイエロードットさんの全てであるかのようにしようとしても、
上でお話した通り、実際には、イエロードットさんの中には、ちゃんと成熟した「大人」の部分も、あります。
その、イエロードットさんの「大人」な部分は、「そんなんじゃやっていけない」と「子供」な部分を批判し続けるかもしれませんし、
彼と自分を比較して落ち込むこともやめられないかもしれません。
それだと、
今の、身体は健康ではあるのに心がついてこなくて、本当はこれじゃいけないと思っているけど、なんかもう動けない、というどうにもちぐはぐな状態は、変わらないままかもしれないなぁ、
それは、イエロードットさんが望む幸せな生き方ではないのではないかなぁ、
なんて、私は思ったりします。
◆「子供」の時に満たされなかった思いを、「大人」の自分が満たしてあげる。
では、無邪気な子供のままで生きる代わりに、イエロードットさんにできるのは、どんなことでしょう?
ご自身の中に「子供」と「大人」の葛藤を抱えたイエロードットさんに、ここで私からおすすめしたいのは、
イエロードットさんの中で「満たされたい!」「大人なんかやりたくない!」と訴えている、「子供」の頃のイエロードットちゃんを、「大人」のイエロードットさんが満たしてあげること、
です。
「子供」の頃のイエロードットちゃんが、
どれほどの寂しさを抱えていたか、どれほどたくさん我慢していたか、どれほどそのままの自分で無邪気に安心して過ごしたかったか、どれだけたくさんの怒りをご両親に感じているか、どんな怒りを感じているか、などなど、
「大人」のイエロードットさんは、良く分かってあげられると思うのです。
そんな、「子供」のイエロードットちゃんのたくさんの思いを、「大人」のイエロードットさんが、理解し、受け止め、味方になってあげます。
そうしてもらえることが、「子供」のイエロードットちゃんが求めていることだと思うんですね。
それを、「大人」のイエロードットさんが与えてあげて、ずっと満たされないままだった「子供」のイエロードットちゃんを、満たしてあげるのです。
◆「子供」の自分を満たしていくと、自分本来の「大人」な姿で生きられるようになる。
そうやって、「子供」のイエロードットちゃんが満たされていくと、どんなことが起こるかというと。
「あれ、なんか、もう大丈夫みたい」な感じが心を満たしていき、
「子供」のイエロードットちゃんが、「もう頑張りたくないー」とだだをこねる必要がなくなります。
すると、「子供」のイエロードットちゃんも、イエロードットさん本来の「大人」な姿に成長していくので、
今までイエロードットさんの中でちぐはぐしていた、「子供」な部分と「大人」な部分の葛藤がなくなっていきます。
すると、今お付き合いされている方との関係性も、より対等な「大人」同士の関係になりますし、
彼とご自身を比較して落ち込むこともなくなっていきます。
また、無理やり我慢して大人ふうな行動で「大人」を演じて消耗するのではなく、
ごく自然に気分よく過ごす中で「あ、本当の大人って、実はこんなに楽ちんで気分が良くて楽しいものなのか」ということが分かってきます。
「働く」とか「責任」も、感情を封印して我慢して無理やり取り組み果たすもの、ではなく、
「大人」のイエロードットさんが、ご自身の「価値」や「才能」を幸せに周りに与える場、それをするのが「大人」の責任、といった意識が持てるようになっていきます。
「子供」のイエロードットちゃんを満たしていくと、
そんな、本来の健康で幸せな「大人」の姿への扉が、開いていくのです。
◆本当の「大人」って、ずっと自由で、楽しくて、パワフル。
つまり、
実は、「大人」とは、感情を封印して、我慢して、小難しいことを考えて、大人の立ち振る舞いができること、ではない
んですよね。
その理解があるので、イエロードットさんは「大人になりたくない」と感じてしまうのかな、とも思いますが、
本当の「大人」って、
自分で自分の感情を理解し、受け止め、満たされていない部分を満たしてゴキゲンになれることでもあるし、
自分の我慢に気づき、自分が我慢しなくても自分も周りもハッピーでいられる状態を作れることでもあるし、
上で書いたように、自分の「価値」や「才能」を受け取って、それを幸せに周りに与えられる人でもあります。
感情を封印して、我慢して、大人の立ち振る舞いをするというのは、
ある意味、それしか選択肢を知らない「無力」で「他人軸」な「子供」の姿でもあるですが、
本当の「大人」って、実は子供よりずっと自由で、楽しくて、パワフルなのです。
子供の頃に、たくさん我慢して大人のようにふるまっていたイエロードットちゃんを満たしてあげることは、
そんな、本当の「大人」な姿へとイエロードットちゃんを成長させてあげることであり、
その方が、子供のままでいるよりずっと、イエロードットさんは充足感や喜びを感じながらこれからの人生を作っていけるんじゃないかなぁ、
それって、とっても素敵なことじゃないかなぁ、
なんて、私は思うのですね。
どうでしょう、こんなアイデアは、イエロードットさんは「それ、いいかもね?!」なんて感じられる部分はあるでしょうか?
もし少しでもどこか心が動いたとしたら、たぶんそれは、イエロードットさんにとっての「真実」なのだと思います♡
(とはいえこれは、一人ぼっちで取り組む必要はもちろんありませんで、セッションでもたくさんお手伝いできるところです。
ここまでお話してきたような感覚的なところは、文字で読んで何となく分かるような(分からないような)、とはなっても、
その感覚自体を腑に落としたり、実際満たされる感覚を得たり、というのは、ちょっと難しいこともあります。
私は、こういう時はイメージワークも使いながら、「頭では何となく分かるけど、いまいち心がついてこない」みたいなところを落とし込んだり、
いろんなお話の中からお客様の「才能」や「価値」を見つけ出し、未来のビジョンにつなげるのも得意です。
なので、ぜひご検討いただけたら良いなぁ、なんて思っております。)
◆とっても応援しています♡
「働きたくない」「大人になりたくない」「子供でいたい」と感じながら、
「我慢や不満を飲み込めるのが大人だから」と無理やり納得しようとして、でも内心では全然納得できないまま、
自分を引きずるように生きている「大人」って、多いんじゃないかと思うんですよね。
もしかすると、そこから抜け出すタイミングがつかめない人も多いのかもしれませんが、
今回こうしてご相談を投稿してくださったイエロードットさんは、
まさに今、そんなところから、自分で自分の幸せな生き方を作れる「本当の大人」になるタイミングにいらっしゃるのではないかと思うのですね。
イエロードットさんが、感情を封印し我慢を重ねるしんどい「大人ふう」な生き方を手放し、
心が満たされ、自由にご自身の幸せな生き方を作る「本当の大人」の力をつけていかれますよう、
私もとっても応援しております♡
よかったら、ぜひお手伝いさせてくださいね!
ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)
◆今日の一枚。

夕暮れは良き。

