頑張り屋さん女子は恋愛・結婚でむしろ「男」をやってない?

頑張り屋さんの女性は、見た目は女性らしくとても魅力的で、男性からも女性からもモテる方も多いと思います。

でも、自分が「女」なのかと言われると、良く分からない。
実際、いかにも女の子らしい可愛いタイプの女子はちょっと苦手。同じ生き物とも思えない(笑
というか、なんなら私本当は「男」だったんじゃないか?とさえ思うこともある。
でも、自分の中でそのちぐはぐ感がまた居心地が悪い。

という方、意外といらっしゃいませんか?

 

頑張り屋さん女子が頑張り屋さんになる過程で、

いかにも女の子な部分を「こんなの邪魔!」と切り捨てたり、
せっかくの女の子らしい部分を否定されたと感じたり、
女の子である自分には価値がないと感じたり、
男性には頼っていられないと思ったり、
男性は敵だ!と思ったり、

生きてくる中で、自分は「(弱い)女の子」であってはいけない、と強く思うタイミングがあったんですね。

そうしないと生きられなかった、本当にたくさんの事情が人生の数だけあります。

 

そんな頑張り屋さん女子は、まるで男性のように周りの男性と競争し、高い能力でその競争を勝ち抜き、たくさんの成果をあげていらっしゃると思います。

職場などではそうやって成果や信頼を積み重ねることができますよね。

が、結婚・恋愛などパートナーシップでは、この「女なのに男」な部分が、無視できない違和感を作ることも結構あります。

 

要は、旦那さん、彼の前でも無意識に「男」の部分を使ってしまい、二人の関係が「お互いに補い合う男女」ではなく、「競争し合う男同士」になってしまうのです。

すると、旦那さんや彼からすれば、目の前にいる奥さんや彼女から、女性に求めたい「安らぎ」「自信」などが得にくくなります。

でも、頑張り屋さん女子本人からすると、「女の子」として生きることは「負け」たような気がしてしまうので、どうしても「男」の部分を使って旦那さんや彼と張り合うのが止められません。

そうすると、なかなかかみ合わない感じになってしまうのは、分かりますよね。

 

私もよくやったんですよ、これ。

私の場合は、あからさまに競争をするというよりは、いつも相手を見下していました(相当感じ悪いですね笑)。

そうでもしないと、本気で対戦して相手に負けるのが怖かったのです。

結果として、どれもうまく行かなかったわけですが。

 

で、こういうことって、例えば浮気とか不倫とかのような激震が走るまでは、「ま、なんか普通に日常を過ごせてるし」みたいにスルーしてしまいがちです。

が、もし今日の話にどこかしら「どきっ」とする部分があったのだとすれば、もしかすると、今、

自分の「女」「女の子」の部分にもう一度目を向けたり、
自分と旦那さん・彼との関係をもう一度見直してみても良いタイミング、

なのかもしれません。

 

もちろん脅しているわけでも何かを予言している訳でもないので、むやみにいろいろ心配する必要はないですよ!

ただ、そんな傾向もあるのかも?ということを頭の中に入れておくのは役に立つと思います。

 

それから、今の夫婦関係・恋愛関係を直接どうこうしなくても、自分の「女の子」の部分の歴史を振り返ってあげるだけでもいろんな気付きが得られます。

長いこと自分から切り離してきた部分なのでいろんな思いが出てきますが、整理が進むと「自分との繋がり」が深まって、自信にもなっていきます。

(ただ、心の中のいろんなところに埋もれていて一人ではうまく行かないこともありますので、よろしければ、個人セッションでお話聞かせてください。)

 

また、夫婦・恋愛関係の中で何かを変えてみるなら、旦那さん・彼に何でもいいから頼って任せて「ありがとうー!助かるー!」を言いまくる、のはおすすめですね。

もっと頑張るなら「さすがだね!」も付けてみます。

男勝りの頑張り屋さん女子には、これも抵抗感満載の修行に感じられるのでは、と思います。

でもこれ、自分の中の「女の子」を呼び戻す素晴らしいエクササイズになるし、旦那さん・彼の自信をいとも簡単に爆上げしてくれるし、良いことづくめなので、やる価値は大あり、です♪

(ただし、そこであまりにも強い抵抗があるようなら、それはそれで個人セッション案件かもしれません。)

 

というわけで、「男」として生きてしまいがちな頑張り屋さん女子の皆さんが隠し持っている「女の子」な部分と、「女の子」不在の恋愛・結婚生活で起こりがちなことについて書いてみました。

「まるで男」として生きる頑張り屋さん女子ですが、実はみなさんとても豊かな女性性を持っています。

そこを、今日お話ししたようなことも試しつつ、ちょっとずつ開いていけると良いですね♪

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

オランダで見かけるススキは、ふっさふさなのが多いです。