前回まで何度かお話してきた
頑張り屋さんの「愛し方」シリーズ
ですが、いろいろ反響をいただきました!お便りくださった皆様、どうもありがとうございます♡
今回は、とても素敵な気づきをシェアくださったご感想に、お返事してみます。
ちょっと長くなりました!
(一部に改行を入れさせていただきました。ご了承ください。)
いつもメルマガありがとうございます。「私のために書いてくださったのかしら?!」と思うほど内容がドンピシャで毎回深ーく納得しながら、読ませていただいています。
そして、今まで「自分だけが悩んでいる」気分になっていたけれど、
他にも同じような悩みや課題を持っておられる方々がいらっしゃる、というのが感じられ
「そうかー、悩んでるのは私だけじゃないんだ。皆さんも日々葛藤の中、前に進んでおられるんだ」
と勇気をいただきます。
何より、アキコさんが分かってくださると思えることが安心感や救いです。
「信頼する愛し方」は本当に苦手です。
大切な人が失敗したり、苦しんだりしないように、目を光らせ(笑)先回りして手助けする。何でも代わりにやってあげる。
それが良いことだと思って全力投球していましたが!
….だんだんと相手の力を奪うことになっていたようです。
そして、私自身は
「ほら、あなたは私がいないとダメでしょう。私はあなたを助けられる(役に立つ)人間」
という状況を作り安心しているところがあるのでは?
そうしないと、愛されないと思っていたのかもしれません。
しかし、
先回りして何でもやってあげる事や相手が自分でやるべき事までしてあげる事が増えすぎて、私も疲れてしまった事もありますし、
相手がだんだん色々なことが出来なくなるのを見て、
良くない事には気が付き始めていました。
なので最近では敢えてやらないようにする事も増えています。
が、それが相手の不満になって機嫌を悪くされたりしていました。
このメルマガをいただいて、
私は夫に対して信頼した言葉をかけることができていないことに気がつきました。
もしかして信頼の言葉や態度を示せば、私が「敢えて手助けしない」状況に対しての不満は薄くなるかもしれない….
そんな簡単なことではないかもしれないけど、
それより、私は長い間「信頼の言葉」をかけていないかも…..?
そうだわ….!
何という事でしょう!
すごく悪かったと泣けてきました。
……色々な事をコントロールしないと安心しないという、私の課題も感じています。
もっとのんびりとした気分で相手を信頼していきたいし、
もしかすると信頼することで私自身ももっと自由になれるかもしれない、
と、今朝、そんな風に感じています。
長々と書いてすみません。
いつもありがとうございます。
また個人セッションを申し込ませていただきます。よろしくお願いします。
(Aさん)
Aさん、素晴らしい気づきの詰まったお便りをどうもありがとうございます!
そうなんですよね、そうなんですよね!と、また激しく頷きながら読ませていただきました。
全部の個所に細かくお返事したいところですが、それぞれにとても深いテーマなので、
なるべく満遍なく触れつつも、なるべくコンパクトに、行ってみようと思います。
>大切な人が失敗したり、苦しんだりしないように、
つい手を貸してあげてしまう、先回りしてやってあげる、って、まさにこのためなんですよね。
相手が大切だからこそ、失敗する悔しさや、苦しい思いをさせたくない。
なのでやっぱり、とても尊い「愛し方」です。
ただ、それが相手の力を奪うこともあるのかも。
Aさんは、それに既に気づけて、「敢えてやらない」ということを選べるようになってきています。
本当に本当に素晴らしいと思いますよ!
ただもちろん、
こちらは、先回りして課題を解決してあげる、という「愛し方」に慣れているし、
相手もまた、「いろいろ世話してもらう」という「愛され方」に慣れているわけです。
すると、「敢えてやらない」ということを始めると、相手にすれば
「あれ?もう(今までのようには)愛してくれないの?」
と感じて、不満が出たり機嫌が悪くなったり、なんてこともあるのですね。
なので、ここでは、Aさんもお気づきの通り、
>信頼の言葉や態度
を示してあげることがとても大切になってきます。
それから、どんな些細なことでも、相手の行動から喜びを「受け取って」あげて、
それを感謝などの言葉や態度に出してあげるのも、とてもおすすめです。
そうやって、
今までの「いろいろやってあげる」という「愛し方」とは違う方法だけど、
今度は「信頼」したり「受け取ったり」も織り交ぜながら、
今も変わらずあなたを愛しているよ、もっと上手に愛せるようになろうと努力しているよ、
ということを伝えていくんですね。
(ただし、「伝わるかどうか」は相手にお任せです。
自分の気持ちや言葉や態度が伝わろうと伝わらなかろうと、相手に反応・変化があろうとなかろうと、
自分がこの人を真摯に愛し抜こうとしている、ということに自信を持ち、誇りを持ち、喜びを感じる、ことを目指します。
言うは易し、なんですけれどね!これは、何度もここに立ち戻って確認し直すことの連続だと思います。)
それから、
あなたは私がいないとダメ。私はあなたを助けられる人。
にすることで、必要とされる(愛される)安心を得ていたのかもしれない
との気づきも本当に素晴らしいですね!
「色々な事をコントロールしないと安心しないという課題」にも繋がるところです。
「信頼する」って、「コントロールを手放す」ということでもあります。
で、「信頼する」というのは、相手を信頼するのと同時に、
自分が必要とされる(愛される)状況を作らなくても(そのためにいろんなことをコントロールしなくても)、
自分は愛される存在だ、ということを「信頼する」
ということでもあるんですよね。
そして、Aさんもお気づきの通り、
そうやって、相手の力も、愛される存在としての自分も「信頼」できるようになるほどに、
>もっと自由
を感じられるようになっていきます。
それって、とてもとても「大人」なあり方だと思うんですよね。
私も、今もこれからも、探求し続けるテーマ(の一つ)です。
>すごく悪かったと泣けてきました。
確かに、情けなく、申し訳なくも感じますよね。
でもそれも、Aさんにとって、旦那さんがそれくらい大切な人で、Aさんが、大きな愛を持った「愛したい」人であるからこそ。
もちろん、出てくる涙はすっきりするまで流してしまいましょう。
その上で、ご自分のその大きな「愛」を「信頼」して、自信を持ってあげてくださいね♡
…と。
いうわけで。
今回はいろんなテーマがてんこ盛りの記事となりました。
なるべくコンパクトにまとめるようにしましたが、お役に立てていればとても嬉しいです♪
Aさん、素敵なお便りをどうもありがとうございました!
またお話しできますこと、楽しみにしておりますね♡
あなたが、ますます余裕のある「大人」の「愛し方」や「愛され方」を身に着け、
成熟した、自由で大人なパートナーシップを育んでいけますように。
いつでもお手伝いさせてくださいね!
一緒にその楽ちんな世界を目指していきましょう。
次回も、いただいたお便りにお返事しようと思います~☆
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閑話休題。
初夏の夕方。