これからライフワークに集中できる!というところまできたのに、
関わる人すべてへの嫉妬心や警戒心があって、
顔や態度に出て疎遠になってしまう。
フリーランスなので自分で自分の居場所を作らないといけないのに、
これからどうすれば良いでしょう?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
もう本当にあとちょっと!で、素晴らしい扉が開きそうなご相談♡
ご相談:「警戒心、嫉妬心が顔や態度に出てしまう」
警戒心、嫉妬心が顔や態度に出てしまう
現在、パートナーに支えてもらいながらライフワーク一本に集中できるという、長年憧れてきた状態が目前にあります。
なのに、お決まりの恐怖心がたくさん出てきて毎日起こってもないことに不安を感じています。
一番怖いのは、ライフワークで知り合い、関わっている人たち全員に嫉妬や警戒心を抱いてしまうので、とても苦しいし、深くつながれる人ができないということです。(仕事は芸術関係です)特に活躍している人、ファンに取り囲まれている人を見ると、自分の無価値観が刺激されてしまうのです。
今までは会社という居場所がありました。しかしこれからはフリーランスとして、自分の居場所は自分で作っていかなければなりません。
しかし、私は隠しているつもりでも顔にとても出るようで(それは昔から色んな人に言われてきました)無理をし続けている結果、結局疎遠になってしまうのです…お仕事をくださっている方に対しても…。
人が怖いのかもしれません。芸術系の大学時代、教授から明らかに無関心な態度を受けたトラウマもあります。どうしたら克服できるのでしょうか……
(まろんさん)
まろんさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
何はともあれ、
パートナーさんに支えてもらいながらライフワーク一本に集中できる目前まで来られたこと、
おめでとうございます!!
ここまでの積み重ねがたくさんあったのだろうと想像します。
とはいえ、
ライフワークで知り合い、関わっている人たち全員に嫉妬や警戒心を抱いてしまう
ということで、
これからの活動を考えても、これは確かに苦しそうだし、困ってしまいそうですね。
私からは、
まずは嫉妬や警戒心をどうにかしましょう、ということで、
- 嫉妬を抜けるには?⇒「自分が目指すもの」に集中する!
- 警戒心を解くには?⇒周りを応援する!
という2点をお話し、
さらに、実は不安や怖れにメリットがあるのかも?!ということで、
- 怖れを先取りしてる?⇒成功するのが怖い?⇒パートナーさんからの応援を受け取る!
という視点からお返事させていただきました。
私からのお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
嫉妬を抜けるには?⇒「自分が目指すもの」に集中する!
まろんさんは、
芸術関連の分野でフリーランスとして活動していらっしゃるとのことで、
周りで活躍している人や、ファンに取り囲まれている人への「嫉妬」というのは、
もう「あるある」案件ではないかと思います。
で、
この嫉妬心が、健康な向上心になって、まろんさんの成長を助けてくれれば無問題なのですが、
今回のまろんさんのご相談では、無価値感が刺激されてしまう、とのこと。
これは、書いてくださった通り、そもそもご自身が苦しいし、
周りの同業の人たちをライバル認定してしまうので、深くつながれず、自分をどんどん孤独にしてしまう、
ということにもなりがちかと思います。
同業のネットワークを通じてお仕事のご縁もあったりするのだとすると、
なおさら困ってしまいますね。
では、どうすればここを抜けられるでしょう?
私は、
まろんさんがこの活動を始めた、そもそもの情熱に誠実であること、
じゃないかしら、と考えます。
例えば、
目立つ活躍をすることや、ファンに取り囲まれて人気者になることが、
まろんさんが、もともと活動を通じて得たいこと、でしたか?
それとも、
もともと何かしら表現したい世界観や創りたいものなどがあって、
それが現在の活動に結びついた感じでしょうか?
何が出発地点であったにせよ、
その、そもそもの情熱をビジョンとして、そこを目指すと決めるんですね。
(ちなみに私は、「人気者になること」も、とっても素敵な情熱だと思います♡)
人気者になることがまろんさんのビジョンで、そこを目指すなら、
周りで活躍している人や、ファンに囲まれている人たちの「人気の秘密」を研究し、
マーケティングの仕方とか売り方などを、自分に合う形でどんどん取り入れます。
この時、
嫉妬に引っ張られると、彼らの人気を直視して研究することにも抵抗を感じたりしますが、
そこを(ちょっと頑張って)越えて、
「私も人気者になる!」というビジョンのために、彼らを教材(でなければお手本)にしちゃう感じです。
または、
表現すること・創ることなどがまろんさんのビジョンで、そこを目指すなら、
そこにエネルギーを集中し、表現の質や、ご自身が表現から得るよろこびにこだわるほど、
周りの人の活躍やどれだけファンがいるかなどは、気にならなくなっていくはずです。
自分の表現のよろこびと、他人の人気度って、無関係ですのでね。
いずれにしても、
ご自身がライフワークとして取り組みたいことに、誠実になればなるほど、
周りに「嫉妬」の形で向けがちなエネルギーを、ご自身が目指すものに集中できるようになる、
と思うのですね。
そして、
無価値感に引っ張られて、縮こまることがなくなっていくと思うのです。
まずはそんなところをご提案したいなと思いました。
警戒心を解くには?⇒周りを応援する!
また、ご相談文では「警戒心」にも触れてくださいました。
これは、どんなことを警戒する気持ちなのでしょう?
同業の方に対しても感じますか?アイデアを盗まれるのでは、とか?
お仕事をくださる方にも感じますか?安く買い叩かれるのでは、とか?
また、
「人への怖さ」と、
その背景として、「芸術系の大学時代、教授から明らかに無関心な態度を受けたトラウマ」にも
触れてくださいました。
これは、
「フリーランスで活動しても、やっぱり自分には居場所が作れないのでは(だってあの時は教授にも除け者にされたし)」
みたいな怖れにも繋がるのかな?とも想像できるかもしれません。
ここは、もう少しお話を聞かせていただきたいところでして、
根っこの部分の解決は、よかったらセッションもご検討いただけると良いなと思いつつ、
警戒心を越えていくために今からできることとして、一つご提案するとしたら、
関わる人みんなを応援する!
というのはおすすめです。
これは、「投影の法則」を使った考え方で、
自分が周りを応援する気持ちを持つほど、その気持ちを周りにも投影して、
「私が周りを応援するように、意外と周りも私をむしろ応援してくれてるのかも?!」と、
周りからの応援に気づきやすくなる、受け取りやすくなる、
つまり警戒心も和らぐ、
んですね。
ちなみに、応援は、嫉妬とある意味真逆のエネルギーでもあるので、
応援できるようになればなるほど、嫉妬する気持ちも和らいでいくと思います。
シンプルですが、意外と使える手なので、
ここではこんなご提案をしたいなと思いました。
怖れを先取りしてる?⇒成功するのが怖い?⇒パートナーさんからの応援を受け取る!
そして最後。
今回のご相談文で私がとっても興味を惹かれたのは、この部分↓でした。
お決まりの恐怖心がたくさん出てきて毎日起こってもないことに不安を感じています。
まず、
毎日起こってもないことに不安を感じている、ということに気づいていらっしゃって、
不安を感じているご自身を、客観的に見ることができているのが素晴らしい!
と思いました。
とはいえ、この「不安」のせいで、
今はなんだか身がすくんでしまうような、活動にエネルギーを全振りできないような、
そんな感じになっているのだとしたら、それはちょっともどかしいですね。
その不安を作る要素としての「嫉妬」や「警戒心」については、上でお話しましたけれども、
ここでは、また別の視点から、この「不安」について考えてみます。
それはずばり、
不安(怖れ)を先取りして縮こまっておくことで、成功しないで済む?!
ということかも、という視点です。
「お決まりの恐怖心」という表現をしてくださっているということは、
もしかするとまろんさんご自身も、この可能性に気づいていらっしゃるのかも?
とも思いましたが、いかがでしょう?
長年憧れてきた状態が、もう目の前にあるわけです。
あとは、一歩を踏み出し、この道を邁進してしまえば、ずっと求めてきた幸せが、手に入るわけです。
でも、いざ本当にその幸せが手に入るとなったら、
むしろその方が怖い、んですよね。
恐怖、なのです。
だって、エネルギーを全振りしちゃったら、成功しちゃうし、そしたら幸せになっちゃうし、
そんなの今までと全然別世界だし、むしろそっちの方がよっぽど怖いし、困る!のです。
だったら、成功の手前で止まっておいた方がいいんじゃないか、
だって、少なくとも今のこの「手前」の世界は、ある意味ずっと慣れ親しんできたものだから、
その中でどうやって生き延びれば良いかも、よく分かるから。
なので、嫉妬や警戒心を発動し、居場所が作れないのでは、という怖れを作り出せば、
エネルギーを全振りすることもなく、縮こまって、この「手前」の世界に留まっておける。
そんな心のカラクリが発動しているのでは?という推理ですね。
でもこれは、裏を返すと、まろんさんは、
ライフワークに取り組んでいくことが、ご自身にどれほどの幸せやよろこびをもたらすのか、
すでによく知っている、ということでもあります。
まろんさんは、
ご自身が進んで行けば、とてつもなく大きな幸せやよろこびを得られることを、
心の奥でちゃんと知っている、んですよね。
だからこそ、怖い。
そんなはざまにいらっしゃるのかもしれないな、と思いました。
もしこの推理がかすっていそうでしたら、ここでは私は、
パートナーさんからの応援を受け取る!
ということをご提案したいです。
既にまろんさんは、
パートナーさんに支えてもらいながらライフワーク一本に集中できるという、長年憧れてきた状態が目前、
という状態まで進んでこられました。
ここまでにも、パートナーさんからの応援はたくさんあったかと思います。
そして、これからの活動も、パートナーさんはきっとたくさん応援してくださっていることでしょう。
まろんさんがちゃんと活躍できる方だということも、信頼してくださっていることでしょう。
それを、じゃんじゃん受け取っていきましょう。
不安になっちゃうときは、ちょっと頼らせてもらいましょう。そして元気をもらいましょう。
そうやって、二人で一緒に進んで行きましょう。
ライフワークとパートナーシップは一緒にやってくる、なんて言います。
一人で頑張らなくて良いのです。
むしろ二人でやるからこそ、1+1=2以上の力を二人で生み出せるのです。
まろんさんは、まさに今それをやろうとしているところなのでは、と思い、
こんなご提案を最後にさせていただきました。
とっても応援しています♡
というわけで、
- 嫉妬を抜けるには?⇒「自分が目指すもの」に集中する!
- 警戒心を解くには?⇒周りを応援する!
- 怖れを先取りしてる?⇒成功するのが怖い?⇒パートナーさんからの応援を受け取る!
という3点で、私からはお返事させていただきましたが、
いかがだったでしょうか?
上でも書いた通り、
まろんさんは今、ライフワークにいよいよ本気で取り組み、
そしてパートナーシップもさらに深めていく、
とても素敵なタイミングにいらっしゃるのでは、と思います。
新しい扉が開く時は、不安がつきもの、ではありますが、
ぜひパートナーさんとも協力し合いながら、
素晴らしいライフワークとパートナーシップを育てていかれますよう、
心より応援しております。
お手伝いできることもたくさんありますので、
良かったらお話聞かせてくださいね!
お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
今日の一枚。
良き良き。