どの仕事も人間関係がうまくいかず、苦しくなって辞めてしまいます。~ココロノマルシェのご相談

人間関係が苦になって、
仕事が続かない時。
実は、自分を出していくことが
解決策になるのかも?

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

「仕事が続かない」

今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。

仕事が続かない

こんにちは。
仕事の人間関係と今後の仕事について相談します。
大学を出てすぐ結婚し、いままで正社員で働いたことはありません。
パートや派遣で働いていますが、どの仕事も人間関係がうまくいかず、苦しくなって辞めてしまいます。
いままでいた仕事では、自分のやり方と上司のやり方が合わず一方的にダメ出しされたり、入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたりしていました。いわれのないことでかなり腹が立ちました。
また、同じ職場で働く人ともうまくいかず、たとえば仕事中に最初から最後まで私語を続ける人や、持ってきたお弁当を毎回品評してくる人など、ちょっと自分の感覚とは違う方が多くいました。
わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃという気持ちと、いやそんなの環境がおかしいでしょ、無理しなくていいよ、という気持ちが同居しています。
私自身も少し変わり者だという自覚はあり、小さい頃から「ぶりっこ」と言われたり、いじめを受けたりしてきました。今考えたらそれでいじめるっておかしな話だと思いますが、当時は「私の悪いところがあったら直すから教えて」と言うような子どもでした。(健気…)

まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきましたが、この先、新しい職場にいくとしてもまた同じことが起きるんじゃないかと思うと不安な気持ちになります。

これから働くにあたりどんな心持ちで過ごしていけばいいでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

(meguriさん)

 

meguriさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

meguriさんはこれまでの職場で、

そこそこ理不尽な経験をしてこられたようですね(汗)

 

そんなことが続くと、

「また同じことが起こったら…」と、

不安にもなるし、お仕事を探す意欲も萎えそうです。

 

では、どう考えていけば良いか?ですが、

今回、変わり者の自覚もあるmeguriさんには、

我慢して「普通の人」になって、周りに合わせようとするのをやめて、

「変わり者」としての魅力や存在感を開いていってみては?

ということを、私からはご提案したいと思います。

 

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

meguriさん、何かと目立つ方なんでしょうか?

書いてくださったすべての例がこの仮説に結びつくかは、

詳しくお話をお聞きしてみないと分かりませんが、

ご相談文を拝見して私が思ったのは、

meguriさんは、たぶん、目立つタイプの方なんじゃないかな?

ということでした。

 

「目立つ」というのは、人の注意を引きやすい、人が反応しやすい、ということです。

 

それがポジティブな反応として出る時は、

誉め言葉とか好意とか憧れみたいな形で出てきますが、

ネガティブな反応として出る時は、

なんかもう意味の分からないいちゃもんみたいな形になったりします。

 

で、その、ネガティブな反応の例が、

一方的にダメ出しされたり

入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたり

持ってきたお弁当を毎回品評してくる

なんじゃないかなぁ、と思ったのですね。

(お弁当の品評とか、ほんとに意味が分からないですね!)

 

これらの方々は、女性でしょうか、男性でしょうか?

いずれにせよ、この人たち、meguriさんが気になって仕方ないような印象を、私は受けます。

こう、つい注意を向けちゃう、反応したくなっちゃう感じですね。

 

子供の頃にいじめを受けた経験もあるとのことですが、

やっぱり何かしら人が気になるところがないと、いじめの対象にもならないものです。

 

「ぶりっこ」と言われていじめられたということは、

meguriさんは、可愛らしくとても魅力的な女の子だったのではないでしょうか?

 

それに嫉妬というネガティブな形で反応した子が、

いじめのための都合の良いラベルとして「ぶりっこ」という言葉を使ったのかな?

とも想像します。

 

つまり、

meguriさんは当時も今も、人目を引きやすい、とても魅力的な女性なのでは?

それで、周りがついつい反応してしまうのでは?

と思うのです。

 

なぜネガティブな反応を受け取りやすいのか?

上で、ポジティブな反応とネガティブな反応について書きましたが、

じゃ、なぜ、meguriさんは、ネガティブな反応の方をたくさん経験しているのか?

というお話です。

 

それは、

本来、人目を引く、魅力的で目立つ、存在感がある、エネルギーが大きい、セクシュアリティが豊か、etc

な、meguriさんが、

周りの人と同じ「普通の人」のように振る舞っているから、

です。

 

こう、

何かしら人目を引く、注意を惹きつけられるタイプの人が、

「目立った特徴のないごく普通の人」っぽく振る舞っていると、

ごく普通のタイプの人は、そのちぐはぐさに違和感を感じたり、イラッとしたりします。

 

それが、ネガティブな反応になって出てくるんですね。

 

meguriさんは、

わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃ

「私の悪いところがあったら直すから教えて」

と、自分を抑えたり直そうとする気持ちがある(あった)とのことですが、

これはまさに、何とかして「普通の人」になろうとしているわけですよね。

 

で、そうすると、残念ながら、

周りからのネガティブな反応がなくなることも、なかなかなさそう、

と思うのですよねぇ。

 

じゃ、周りからポジティブに受け入れられるには?

では、

周りからポジティブに受け入れられ、職場の人間関係を心地良く過ごすには?

です。

 

これはもう、

meguriさんが、「普通の人」であろうとするのをやめて、

ご自身の、存在感の大きさ、エネルギーの大きさ、魅力の大きさ、セクシュアリティの豊かさを受け取る

ということに尽きると思います。

 

私自身も少し変わり者だという自覚はあり

と書いてくださっていますよね。

 

ここでmeguriさんが、

「変わり者」という言葉にどんな意味をつけていらっしゃるのかにも興味が湧きますが、

 

とりあえずはこれを、

「変わっている」=「直さなくちゃいけないもの」と見るのではなく、

どうやらそれこそが、人目を惹きつける大きな魅力らしい、

私は普通にしてれば人がつい反応したくなっちゃうものを、何か持っているらしい、

と受け取る(諦める!)感じです。

 

そうやって、受け取れば受け取るほど、

周りの目にも、「ちぐはぐさ」とか違和感がなくなるので、

イラッという反応も起こりにくくなります。

 

そして、むしろ、

「自分らしく自然体で生きてる素敵な人」として、

好意的に受け入れられるようにもなるのですね。

 

自己肯定感をあげたり、自分を愛することもとても大切です!

なので、こんな風に書いてくださいましたが↓、

まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきました

これも、めっちゃ大事です!

そこに気づいて行動していらっしゃるの、とても素敵だと思います。

 

ぜひこの意識も引き続き持っていただいて、

変わり者で、魅力が大きくて、人の注意を惹きやすくて、存在感があって、エネルギーが大きくて、セクシュアリティが豊かで、

というご自身を、丸ごと自己肯定できるようになれると良いんじゃないかなぁ、と思います。

 

ちなみに、「よく頑張ってる」というところに関連しては、

環境に合わせて、自分を抑えて我慢することを「頑張る」というよりは、

どんどん変わり者な自分の魅力や存在感を開くことに意識を向けて、

その自分を「よくやってるじゃん!」とべた褒めする感じが、

私はとてもおすすめです♪

 

とっても応援しています♡

職場の人間関係が苦しくなって仕事が続かない時って、

自分の何かがいけないんじゃないか、とか、

コミュニケーションが下手なのか、とか、

いろいろ考えると思うのですが、

私は、meguriさんの今回のご相談の本質は、

今まで抑えてきた自分を出す、ということじゃないかと思いました。

 

「変わり者」として突き抜けるのは怖いものですね。

だからこそ、「普通の人」になろうと、我慢して自分を抑える不毛な努力をしがちなのですが、

それがかえって周りからのネガティブな反応を引き起こしてしまいます。

 

なので、

もう「変わり者」は「変わり者」らしさを隠さず、表現していきましょう、

そうすると、それが魅力となって、むしろ周りからも受け入れられます♡

というお話でした。

 

ちなみに、

それだけ人の目を引きがちで、いろんな反応をもらいがちなmeguriさんは、

普通に働くより、むしろどんどん目立っていくような活動の仕方の方が、合っているのでは?

とも、私は思いました。

 

これからの働き方のビジョンとして、

そんなところも含めてみるのも楽しいかもしれません。

 

meguriさんが、

気持ち良い人間関係の中で、気持ち良く自分らしい働き方ができますように、

とっても応援しています。

 

良かったらお手伝いさせてくださいね!

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

6月に、東京で対面セッションをやります!

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普段はオランダなので、この機会にぜひ♡

東京でお会いできるのを楽しみにしています♪

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

初夏の風景も良き。

 

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