イラッと来たらちゃんと怒る!

先日10月24日(土)は、【犠牲と我慢を手放し、自分のために生きることを自分に許すワークショップ】を開催しました。

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました!

今回もまた盛りだくさんでお届けしました。しばらくはゆっくり休んで、ゆるゆるとお過ごしくださいね。

振り返り記事は、また後日書いてみようと思います♪

 

そして、今日の話題です。

唐突に質問しますが、みなさん、怒りを感じた時にちゃんと怒っていますか?

 

何か頭にくることを言われたり、
言われたけど何も言い返さずに飲み込んだり、
何か理不尽な経験をしたり、

イラッと来ることは普通に生きていれば誰しもあります。

そして多分、普通に人と関わって生きている限り、これがなくなることはありません。

 

で、そんな時、「ちゃんと怒る」ことって、とても大事です。

「ちゃんと怒る」というのは、感情に任せてその怒りを相手にぶつける、のではありません。

自分が怒っていることを(諦めて)認める、のです。

 

多くの場合、まず自分が怒っていることを認めたくないんですよね。「こんなことで怒るなんて、それは悪いことだ、大人げない」などと自分を厳しく律しているので。

でも、イラッと来てしまったものは来てしまったので、どんなに「それは悪いこと!」と思って否定しても、怒りはなくならないのです。

しかも、否定して無視して抑え込もうとすればするほど、その怒りの感情は「ここに怒りがあるのだー!出せー!」と主張してきます。

それが、いつまでも心の中に留まる「モヤモヤ」の正体です。

そして、そうやってモヤモヤし続ける自分が嫌になる、という自己嫌悪サイクルを作るんですね。

 

でも、そもそも「怒り」の感情は、「喜び」とか他の感情と同じように、ただの一つの感情です。

「喜び」だけ感じて、「怒り」は感じないことにする、なんてことは、私たちはできません。

感じちゃったらそこにある。ただそれだけ、です。

 

そして、「怒っていないこと」にして自分の怒りの感情を否定するのは、その感情を感じている自分自身を否定していることにもなります

これは、自己肯定感へのダメージがとても大きいのです。

なので、怒りを感じているのに、無理やり「私、怒ってなんかいませんけど?」と自分を納得させようとするのは、もう諦めましょう。

そして、自分に「私は今、怒りにまみれております!何なら般若の形相で!」と認めましょう。

「きーっ!となってる、これも私!」と認めましょう。

そうやって、「私は、怒っている」と認めることが、その出来事を自分の中で消化して次に進むための一歩になります。

 

特に、普段から怒らないように怒らないようにと、細心の注意を払って自分の怒りを厳しく監視している方。

こんな風に「私やっぱり今すっごく怒ってる!」ということを自分で認められるだけでも、何だかすっきりしてしまったり、笑いが出てきたりもします。

それくらい、まずは自分で自分の怒りという感情を認めることって大切だし、威力があるんですよね。

最初はちょっと勇気が要るかもしれませんが、「認めるだけ!(他に影響があるわけじゃなし!)」と思えば案外さらりとできてしまうかもしれません。

 

それから、「ちゃんと怒る」ための手続きには、今回お話した「(諦めて)認める」の次にもう一つ大切なステップがあります。

それは、安全な場所と方法で、その怒りの感情を出し切る(感じ切る)、ということです。

…なんですが、既に長くなってきたので、それはまた次回お話しますね!

こちらも楽しみにお待ちいただけましたらうれしいです☆

閑話休題。

さらっと停めてあるスクーターがまた可愛い♪