オランダ人、80才でも恋をする。

うちのパ氏さんは、
80才の時にシングルだったら、
恋人を探すのだそうです。

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

身近なオランダ人を見ていて思うことをつらつらと綴るシリーズ、

またゆるゆると書いてみます。

 

◆カウンセラー仲間の記事にヒントを得まして♡

先日、カウンセラー仲間の飯道さくらさんが、

私が以前Xに投稿したことを引用しながら記事を書いてくださってまして(記事はこれ)、

その記事に今度は私がヒントを得て、オランダ生活でいろいろ考えることをしたためてみようと思いました。

 

(さくらさん、引用光栄です&その節はどうもありがとです!またぜひ♡)

(ちなみにさくらさんは、めっちゃ回転が速く腕の良いカウンセラーさんです。

でもめーっちゃ気さくで、めーっちゃ話しやすいお姉さんなんですよ!)

 

◆オランダ人、80才でも恋をする。

というわけで、今日の本題、

オランダ人、80才でも恋をする。

です。

 

以前うちのパ氏さん(パートナー氏さん)に、

「あなたが80才の時にシングルだったら、恋人探す?」

と聞いてみたことがあるのです。

 

彼の答えは、

「そりゃもちろん!僕は男だよ、ずっと女性を愛し続けたいよ」。

もう即答でしたね。

 

そして私は、「あぁ、やっぱりそうなのよねぇ」と、なんだかとっても納得したのでした。

 

◆年をとっても、子供や孫がいても、男は男のまま、女は女のまま。

実はこういうお話は、パ氏さんに限りません。

 

パ氏さんの妹さんの80代の義父さんは、義母さんが亡くなった後、やはり80代の「彼女」ができて、楽しくお付き合いしています。

(ちなみに彼女は、ちょっと認知症の症状が出始めていますが、朗らかなかわいらしい女性です。)

パ氏さんのお姉さん(60代)は、出会いを求めて、ご縁があれば楽しくデートに出かけています。

 

何かの集まりで、たまたま70代から80代の方が多くいらっしゃったとき、その中の80代の男性に近頃70代の彼女ができたそうで、

パ氏さんが「これまた若いコをつかまえましたね!」と話しかけたら、

その方は、「僕はラッキーな男だよ」とウィンクしてくれたそうです。

(こういう会話、ほんと好き。)

 

また、私の身近な範囲だけでなく、オランダには恋愛リアリティ番組がいろいろあります。

 

初対面の男女が、レストランで食事をしながら相性を見極めるというのもあれば、

B&B(個人経営の民宿みたいなもの)の独身オーナーが、入れ替わり訪れる複数のパートナー候補者と一緒に時間を過ごしながら相性を見極めるというのもあれば、

農場の独身経営者が、やはり入れ替わり訪れる複数のパートナー候補者と一緒に時間を過ごしながら相性を見極めるというのもあります。

 

で、どの番組も、パートナーを探して出演するするのは、多くが30代以上。70代や80代の人も普通にいます。

未婚の人もいますが、離婚していたり、死別していたり、子供や孫がいる人もいます。

(でもレストランの番組では、最近やけに20代前半までの出演者が増えていて、むしろそこに驚いています。)

 

どんなに年をとっても、子供がいても孫がいても、男は男のまま、女は女のまま、なんですよね。

 

そういう感覚だからこそ、

冒頭のパ氏さんの、「僕は男だよ、ずっと女性を愛し続けたいよ」という言葉にもなるし、

義妹さんの義父さんも恋愛を楽しむし、義姉さんも出会いを求めて出かけるし、

30代でも70代でも80代でも、異性を愛し愛されたいとパートナーを探すし、

恋愛を楽しむことが「年甲斐もない」という感覚はとても薄く、ごく「普通」のことなのでしょう。

 

◆周りにも、「年甲斐もない」という発想が、ない。

そんな感じで、恋愛を楽しんでいる本人たちはそんな感覚なわけですが、

では、その周りの人たちは、それをどう見ているのかというと。

 

例えば、

パ氏さんには成人済みの子供が2人いますが、

父親に私という「彼女」がいることについて、「気持ち悪い」と批判することはありません。

(個人的な相性とかは思うところもありますよ、お互いね、いろいろね。)

 

また、義妹さんは、義父さんに彼女ができてから、

「送り迎えなどの手間が増えたこと」にはぶーぶー言っていますが、

義父さんが恋愛をしていること自体については、何も言いません。

 

また、孫もいる義姉さんがデートに出かけることについて、

彼女の子供らもその他の家族も、「みっともない」と批判することはなく、

「今度は良い出会いがあるとよいね!」と普通に応援しています。

 

どんなに年をとっても、子供がいても、男は男のまま、女は女のままだもの、

そりゃいくつになっても恋愛だってしたい人はするだろうねぇ、という感覚なんだろうなぁ、

「年甲斐もない」という発想が、やっぱりだいぶ薄いんだろうなぁ、

なので、自分の親や祖父母が新しい恋愛を楽しむことも、「そういうもの」なんだろうなぁ、

と、私は思っています。

 

◆あなたはどんなあり方を「良いな♡」と思いますか?

で、毎度のことで、

どんなに年をとっても、子供や孫がいても、男は男のまま、女は女のまま、なのだから、

日本人も、オランダ人に倣って、何才になってもみんな女・男を前面に出すべきだし、恋愛すべき!

とか言うつもりは、ぜんぜんありません。

 

オランダにはオランダの、日本には日本の価値観や歴史や文化がありますしね。

 

それから、オランダ人がみんなこうだと断定するつもりも全然ありません。

「年だし恋愛とかはもういいわ」というオランダ人もいることでしょう。

 

(でも私の周りでは、

「年齢」や「子供」などを理由に、「男」「女」を捨てたり制限している印象はだいぶ少ないんですけどねぇ。

夫婦の間でも、ずっと楽しく「男女」でいる人たちがとても多いですし。)

 

ただ、これまた毎度のことで、

私は個人的に、「こういうのも、いいなぁ♡」と思うのです。

 

だって、

どんなに年をとっても、子供や孫がいても、男は男のまま、女は女のまま、って、楽しいじゃないですか♡

なんか、ちょっと、うきうきしちゃうじゃないですか♡

なんか、ちょっと、つやつやしちゃうじゃないですか♡

そんな気分で、日々を過ごすのも、なんか良いじゃないですか♡

 

そして、

もし、あなたも「そういうのも、いいなぁ♡」と思うなら、

そんなふうに過ごしてみるのも、いいんじゃないかなぁ♡

とも、思うのです。

 

もちろん、だからと言って、

急に変にぎらぎらと女っぽさを演出したり、ボーイハントに出かけたり、

はたまた、「私は女なのよ、文句ある?!」みたいに周りを黙らせる必要はないのです。

(やってもいいですけども。)

 

ただ、

自分の中で、「年齢」や「子持ち(孫持ち)」などを理由に、「女であること」「男であること」に制限をかける必要も、全然ないんじゃないかなぁ、

30代でも40代でも50代でも60代でも70代でも80代でも90代でも100代でも、

「私は女」「僕は男」という意識を、(周りはさておき)まずは自分の中に持ってみるのも、全然いいんじゃないかなぁ(←いつもの「自分軸」ね)、

「大人」の楽しさって、そういうことでもあるんじゃないかなぁ、

なんて、私は思うのですよね♡

 

◆ざわざわします…か?

で。

 

もしここで、

「え~、そうかもしれないけど、ここは日本だし私は日本人だからそうはいかないし、

やっぱり恥ずかしいし、みっともない気もするし、何を言われるか分からないし…」

みたいなざわざわが出てきたとしたら、たぶんこれは、あなたにとって大切なテーマです。

 

このざわざわは「抵抗」と言いますが、

抵抗が出てくるのはそこにあなたの真実がある、ということで、

それはつまり、あなたは、心の奥では「女」として生きる喜びを知っている方であり、

楽しそう!と実はわくわくしちゃう方、なのだろうと思います♡

 

オランダ人になる必要は全然なくて、あなたは今の素敵な日本人女性のままですでに十分素敵、なのですが、

もし、今回お話ししたようなオランダ人のあり方にも「あら、それで良いならそれも良いかもね?」と感じる部分があったとしたら、

その要素をご自身に許してあげるのも、素敵かもしれません。

 

結局、自分がもっと自由に快適に楽しく幸せになるためのヒントは、

オランダからでもどこからでも、見つけて自分に許して取り入れちゃえば良いんですよね。

(そういえば以前、オーストラリアからも見つけておりました。

 

そして実は私は、そんなお手伝いも、がっつりやってます。

先日も、まさにそんな、抵抗の渦みたいなところからご自身を自由にしてあげるセッションをやっておりました。

 

なので、よかったらお話聞かせてくださいね!

あなたが「いいな♡」と感じる姿を、どんどん「あなたのもの」にしていきましょう。

(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

 

しかし、パ氏さんは時々良いネタをくれるんですよね!ぐっじょぶ!笑

 

ではでは、今回もお読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

◆今日の一枚。

(インスタグラムより)

写真を上下反転させるのが好きです。

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