こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
何となくゆるくシリーズ化した
「気が済むまで」
のお話です。
前回は、気が済むまで怒り切って、すっきりしちゃいましょう、というお話をしました。
そして今回は、
じゃ、どうやって、気が済むまで怒るのか?
です。
まず、自分でできる方法としてよくお勧めしているのが、
紙に書きなぐる、そして燃やしちゃう
という方法です。
(ね、予告しておいた通り、地味!でしょ!
地味なんですけれども!大事なんです!)
紙に書きだすことで、
普段頭の中でぐるぐるモヤモヤしている怒りの「感覚」に、明確な「言葉」を与える
んですね。
で、その言葉は、優等生のようにきれいにまとめるのではなく、自分の心から出てくる言葉をそのまま書き出します。
端的に言うと、ここには到底書けないような罵詈雑言の数々(笑)を、紙の上に出し切るのです。
そうやって言葉にすることで、
そうだ、私はこのことにこういう怒りを確かに持ってきたんでした
と、自分にとってのその怒りの「正体」を確認することにもなります。
それだけでもその怒りが手放せたりもします。
1回では気が済まなければ、何度でも何度でも、
「もう、いいや」
と思うまでやります。
とにかく文字通り「気が済む」まで書き出し切ることで、気が済む、そこを目指すんですね。
で、最後にその紙を燃やしちゃう。
目の前で、その罵詈雑言が大量に書かれた紙を燃やし、それを見届けることで、
目に見える形で「燃やし終える」ことができるんですね。
こういう儀式的なことも、心理的にも意義があるのです。
(火事には気を付けてくださいね!)
ただこの「言葉を与える」、「紙に書きだす」のは、ちょっと慣れが要ることもありますので、
最初のうちは練習と思ってやってみると良いかもしれません。
それから、次の手。
もし周りに聞いてくれる人がいたら、
聞いてもらう(まるごと受け止めてもらう)
のも同じようにおすすめです。
相手に伝わるように話すことで、やはり自分の「感覚」に「言葉」を与えることになり、心がかなり落ち着きます。
また、受け止めてもらうことも、「気が済む」のを大いに助けてくれます。
で、ここでの注意点は、
批判とかアドバイスとか意見を一切せず、ただ聞いて理解して受け止めてくれる人
を、
わがままに選ぶこと
です。
人選びは、話すことと同じくらい大事です。
ここで、「自分を甘やかしちゃいけない」と思っているストイックな頑張り屋さんは、
敢えて、批判とか要らないアドバイスをして「自分を傷つけてくれる人」を無意識に選んでしまうんですね。
で、
「もうさー、そんなの忘れなよー、私なんかもっと大変だったよー」
なんて言われたりして、
「ほーらやっぱり、話を聞いてほしい、受け止めてほしい、なんていうのは私のわがままなんだ、私がこんな子供っぽい怒りを持つのがいけないんだ」
と、絶望を深めてしまいます。
これは、やっちゃ、ダメ、絶対。
これは、不適切な聞き手を選んでしまっただけで、
あなたが子供っぽい怒りを持つのがいけないことだから、ではない、のです。
(ここ、大事ですよ!テストに出ます)
なので是非、誰かに気持ちを聞いてもらう場合は、ストイックな相手選びはしないでくださいね!
(と言っても、こういう時って本当に無意識に、自分にとって厳しい相手を選んでしまったりするのですけれども。。)
で。
そうは言っても、やっぱりお友達に話すのは抵抗があるし、失敗してさらに悲しくなるのも怖い、とか、
実際、勇気を出してお友達に話してみたけど、やっぱりモヤモヤが残る反応しか返ってこなかった、
なんてこともあるかと思います。
そんな場合は、手前みそではありますが、カウンセラーを使ってみるのはやっぱり良いアイデアだと思います。
カウンセラーって、まさに、こうやってただ聞き、受け止める(で、前に進むお手伝いをする)のが好きで得意で楽しいからこそ、こういう仕事をしていますからね。
(世の中には変わり者っているんですよねぇ笑)
もちろん、カウンセラー選びでも相性は大事です(美容師さんとか整体師さんとかも相性がありますよね、それと同じことです)。
なので、いずれにしても見極めは必要になりますが、
私はいつでも準備万端でお待ちしてますので、もしご縁を感じていただけましたら、お話聞かせてくださいね!
あなたの気が済むまで、何度でも何度でもその「怒り」をお聞きし、「ま、もういいか」と過去のことにして前に進むお手伝いをします。
それが楽しくて仕方ない変わり者(笑)なのです♪
というわけで、自分を喜ばせることであれ、怒ることであれ、
「気が済む」までやるのはとても大事
「気が済んでいない」ことが、今のあなたの心の自由を奪ったりしていますよ
という「気が済むまで」シリーズでした。
あなたは今日、何を「気が済むまで」やってみますか?
まずは何か一つ「気が済む」までやってみることで、自分を大事にしてあげてくださいね!
いつも、応援しています。
*
閑話休題。
夏はいろいろカラフルです。