「気が済むまで」怒ったこと、ありますか?

こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。

 

前回

「気が済むまで」

をキーワードにしてお話しましたが、今回もこの繋がりでいってみます。

 

今回は、

気が済むまで、怒ってみる

というお話です。

これも、頑張り屋さんの皆さんは、日頃から遠慮しているところだと思うんですよね。

 

「怒り」は、感じてはいけない感情のような気がするので、

普段から「怒っていないこと」にして、自分の目からもその怒りを隠しているという方も多いのではないでしょうか?

 

でも、本当は心の中には怒りがある。

つまり、

「気が済んでいない」

んですよね。

 

すると、心の中がいつもその怒りのためにスペースを割いているので、

何かに足を引っ張られていたり、いつも何かが自分を縛っている感覚になったりします。

また、心から満ち足りた幸せを感じたり、「今」をリラックスして楽しむということも難しくなったりもします。

 

それから例えば、前回のお話で、

気が済むまで好きなことをやり切ってみる時に、それが「申し訳ない」という罪悪感を感じるとしたら、

その背景を探ってみるのもおすすめ、というお話をしましたが、

これ、探ってみると、母親、父親とかきょうだいなど、身近な人に行き当たることも多いと思うんですね。

 

お姉ちゃんなんだから
あんたはわがままだ

みたいな言葉が、

気が済むまで自分を喜ばせることは「悪いこと」

という「呪い」の言葉になって自分を縛り続けているということに、

意識の上でも気づいていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

で、そうするとやっぱり、

お母さんのせいで!お父さんのせいで!という怒りが湧いてきて、

気が済むまで自分を喜ばせる、というところにたどり着かなかったりします。

 

で、ここでやりたいのが、

「気が済むまで怒る」

ということなんですね。

 

この「怒る」は、

お母さんやお父さんに(分からせるために)その怒りをぶつける、という意味ではありません。

あるいは、いつも不機嫌オーラを出しまくって、周りに自分の怒りを察させるのでもありません。

ただ、自分の怒りを自分で認めて感じて燃やし尽くす、ということです。

 

感情は、感じつくせばすっと消えます。

怒りも、きちんと感じつくせば昇華でき、心が身軽になっていきます。

「はー、なんか、もういっか」と、どうでも良くなる、つまり「気が済ん」で、

その怒りを「過去」のことにできるようになります。

 

すると、

「今」、目の前にある幸せをリラックスして感じたり、

「今」、自分が喜ぶことをやってみることに意識を向けることも、

ずっと楽にできるようになるんですね。

 

なので、この「なんか、もういっか」と気が済むまで燃やし尽くす、感じつくす、のがとても大事なのです。

 

ただ、気が済むまで怒りを感じ切る、なんて言うと、

どんな恐ろしいこと?!

という気がするかもしれませんね。

でも実は、恐ろしいことは全然ありません。むしろとても地味なプロセスです

 

また、

怒りが解き放たれてしまったら、残りの人生が怒りっぱなしの人生になってしまわない?!

なんて感じるかもしれません。

これも大丈夫です。

怒りは、感じ切って昇華できたら、なくなります。そして、すっきりします。

それだけです♪

 

なんですが、ちょっと長くなってきたので、

この「どうやって?」の部分は次回書いてみようと思います。

結果的に、「気が済むまで」シリーズになってますね笑

 

(ちなみに、

「気が済むまで怒りを感じ切る」のが「怖い」のは、

それだけ、見ないことにしている自分の「怒り」が大きいと感じていること、

つまり、あなたがのエネルギーがそれだけ大きい、ということでもあります。

 

なので、やっぱり、

このエネルギーを、心の奥でこっそり怒り続けることや、それを見ないことにしたり抑えることに使うより、

さっさとその怒りを燃やし尽くして、他のもっと楽しいことに使えるようになっちゃった方が、ずっとお得だと思うんですよね。

 

そうすると、今度はあなたの素敵な部分のためにそのエネルギーが使えるようになって、

あなたの魅力がどんどんパワフルに開いていきますよ♪

 

というわけで、じゃ、どうやって燃やし切るのか、という次回のお話も、楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです♪

ただ、もう一度書いておくと、そのプロセス自体は、地味、なんですけどね!)

 

ではでは、また次回

閑話休題。

とっても薄い建物!