こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
他人からの言葉に傷ついた経験をお持ちの方は多いと思います。
今日は、そんな時のお話です。
例えば、
「あなたはブサイクだ」
と言われてグサッと来るなんてケース。
(とても極端な例ですが、分かりやすくするためということでご了承いただけましたら嬉しいです。)
実際酷い言葉ではありますが、この言葉に傷つくのは、
実は自分の中に、「私はブサイクだ(ブサイクなんじゃないだろうか)」と悲しむ思いや自信のなさがあるとき
だったりします(意識しているかどうかは別として)。
既に心の中にそんな思いがある時に、他人からそれを指摘されたことで、
自分の中の、「私はブサイクだ」という悲しい思いを、「やっぱりそうなのか…」と確認し直すことになり、それで傷ついちゃうんですね。
他人の言葉に傷つく時って、こんなカラクリになっています。
意外でしょうか?
他人から酷い言葉を言われたから、その酷い言葉に傷つく、のではなく、
自分の中にそれを気に病む思いが既にあって、それが刺激されるから傷つく、のです。
ざっくりとした説明ですけれども。
なので、先ほどの「ブサイク」の例にしても、
自分で「私はきれいだし可愛いし、とても魅力あるよね!」と素で思えていれば、
例え誰かに「あなたはブサイクだ」と言われても、
「へぇ~、そんな風に思う人もいるんだぁ」とか、はたまた「この人は何を言ってるのかな??」としか思わないのですね。
もう少し例を挙げてみると、
例えば、料理が苦手なことを気にしている時に、
旦那さんから「君は僕のお母さんほど料理が上手ではない」なんて言われたら、すっごくすっごく傷つきますよね。
でも、料理が苦手なことを元から「そうなの、それが私なの♡」としか思っていなければ、
旦那さんに同じことを言われても、「そうなのよ、お義母さんてほんとに料理上手よね♪」と素で言えちゃうんですよね。
傷つかない、んですね。
それから例えば、子供がいない専業主婦であることを、「楽しているようで申し訳ない」のように感じていると、
自分の母親から「私は外で働きながらあんたたちも育てた。あんたは楽をし過ぎよ」と言われれば、とても落ち込むでしょう。
でも、これを例えば、「今の時代はいろんなあり方が許されるようになって、いい時代に生まれたな~♡」のように思っていれば、
お母さんに同じことを言われても、「お母さんはすごく頑張ってくれたんだねぇ、ありがとう♪」みたいに普通に思えちゃうのです。
やっぱり、傷つかない、のですね。
というわけで、
他人の言葉に傷つくのは、
他人から酷い言葉を言われたから、その酷い言葉に傷つく、のではなく、
自分の中にそれを気に病む思いが既にあって、それを確認し直すことになるから傷つく、
ということが、ちょっとずつお分かりいただけたでしょうか?
では、傷つかないためには、どうすれば良いでしょう?
ここは、やっぱりいつもの「自己肯定」です。
上で書いたみたいに、
私、きれいだし可愛いし、超魅力的なのよね♡
私、実際お料理苦手なのよね~!ま、それも私の可愛いところだし、私には他にできることもいっぱいあるしね♡
私には今、たまたま子供もいないし仕事もしてなくて、それもありな時代や環境なのよね、ありがたいなぁ♡
と、「今の私」は既に充分OK、充分素敵、なことを、知っていく、ということですね。
そうすると、仮に同じ言葉が投げかけられても、
それで「傷つかない」自分、それが「効かない」自分になっていけるのです。
さらに、同じような言葉は投げかけられなくもなっていきます。
自分を肯定し、大好きでいてあげることって、やっぱり大切なんですよねぇ。
そして最後に、自分に厳しい頑張り屋さんなあなたにお伝えしておきたいこと。
今回は、「傷つかない」自分、「効かない」自分になる方法をお話しましたが、
だからと言って、明らかにあなたが傷つく環境や人の近くにわざわざい続けて、
「傷つかない」「効かない」自分になる努力(というか、修行?)をする必要はないですよ!
例えば、モラハラな旦那さんとか、否定的なことばかり言ってくる親とか、なんかムカつくこと(笑)を言ってくる同僚とか、ですね。
今回のお話は、他人の言葉を、むやみに自分を傷つけるために使わなくなるためのお話であって、
あなたに、わざわざ自分を傷つける環境に、我慢してい続けてもらうためのお話ではありませんのでね!
なので、自分が傷つくような環境や人からは、サクッと離れていきましょう♪
この最後の点の方が、今回のお話より大事だったかも…。
そんなわけで。
あなたが、傷つきにくい、しなやかな心を作り、
自分を傷つけない環境や人間関係を、自分に与えていけますように。
いつも、応援しています。
いつでもお話聞かせてくださいね♡
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閑話休題。
ピンク!