今回は
憎いあの人に復讐したいときに一番効果的な方法とは?
という、ちょっとただ事でない感じのタイトルで、前回の続編みたいな形で書いてみます。
今回からメルマガを読み始めてくださった方のために、前回の内容をちょっとおさらいしておくと、
- 「幸せになりたい」と頭では思っているものの、
- 今自分が不幸であることを誰かに見せることでその相手を苦しめ復讐するという「隠れメリット」を無意識に優先しているため、
- 頭では「幸せになりたい」と思っているのに不幸であることを止められない
ということを人は時としてやってしまうのですよね、というお話でした。
なので、「なんで私の人生はいつもこんなに苦しいんだろう」と思ったら、
- 不幸でいることの「隠れメリット」は何だろう?
- 復讐したい相手がいるなら誰に復讐したいんだろう
- 私は隠れメリットを握りしめていたいのだろうか?もう手放して幸せになっちゃっても良いんじゃないだろうか?
という質問を自分に投げかけてみると良いですよ♪というお話でした。
で、ここから今日の本題です。
実は、前回の話には一つ前提があります。それは、
「復讐したい相手が自分を愛していること」
なんです。
どゆこと?と思われるでしょうか。
「自分が不幸であり続けること」が相手への「復讐」になるのは、相手が自分のことを愛しているから、です。
相手が自分を愛しているからこそ、自分が苦しむ姿を見せることが相手を苦しめることにも繋がる、んですよね。
つまり、この「復讐」劇は、自分が相手に愛されている、ということが前提になるのです(その意味ではちょっと可愛らしささえ感じます)。
さて、では。
アイツが自分に愛情を持っているなんて絶対あり得ない。
ヤツは自分を嫌っているし憎んでいる。
そんなアイツに一番ガツンとくる復讐をしてやりたい。
という風に、「愛情がない」ことが前提の相手に対して復讐したいときは、どうするのが一番効果的でしょうか?
まぁいろいろとおどろおどろしい方法はあるかと思います。
具体的には書きませんが、こう、社会的制裁を加えたりあるいは物理的に危害を加えたい、くらいの恨みがある場合もあるかもしれません。
が、こういう方法は、その場の「すかっ」とした感じは得られるかもしれませんが、自分自身の人間としての品位を著しく低下させるし、場合によっては自分自身を犯罪者にしてしまうので、おすすめしません。
まぁ普通の人は、ちらっと妄想はしてみても実際にはやらないと思いますが。
じゃ、これ以外で、相手をすっごく効果的に「ぎゃふん」と言わせられる手段は何か?というと。
これ以上ないくらい、自分自身が幸せになること。
なのです。
まーたなんか、耳当たりの良い薄っぺらいことを…と思われましたか?笑
でも、考えてみてください。
私をこんなにも嫌って私の不幸を何より願っているアイツが一番喜ぶのは、まさに私が不幸に苦しみ続ける姿だと思いませんか?
逆に、私がアイツの存在さえ忘れるほどすっかりハッピーになって人生を楽しんでいたら、アイツにとってはそんなに悔しいことはないと思いませんか?
その時のアイツってきっと、ハンカチをくわえて「ギリギリ」とやっている昔の漫画の悪役みたいな感じですよね、まぁ、なんて爽快!笑
自分自身が幸せになってしまうことって、それくらい威力があることなのです。
幸せであることは、どんなに憎しみが込められた復讐劇よりもずっと効果的な復讐ができるのです。
(実際には、私幸せだぁ~と思ってしまったら復讐することさえ忘れてしまうものですが。そしてそれがまた相手には悔しいことでもあります。)
ならば、どんどん幸せになってしまいましょう。
どんどん幸せを選んでいきましょう。
その選択は、既に今、自分の手の中にあるんですよ♪
あとは自分がそれを選ぶだけ、なのです。
参考になればうれしいです。
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閑話休題。
街中にチューリップが設置されて、本当に春爛漫!といった季節です(写真は2年前に撮ったものです)。
この写真だと背景に人がたくさんいるのが分かりますね。外出自粛中の今は、この辺りも閑散としています。
サングラスで自転車に乗るお兄さんも、今は自宅でお仕事をしているのかな。