「自分と向き合う」って、結局どういうこと?

自分と向き合う。

真面目で頑張り屋さんな方ほど、「自分と向き合わなくちゃ」みたいにこの言葉を使い、日々取り組んでいらっしゃるのでは、と思います。

意味としては、

  • 甘えてはいけない
  • 苦しさに負けそうになっている自分を鼓舞する
  • 逃げてはいけない

みたいな感じでしょうか?

このニュアンスでの「自分と向き合う」って、とても苦しそうな響きですね。できればなるべく向き合わずに済ませたい感じ笑

 

とはいえ、そもそも「自分と向き合う」という言葉自体が抽象的な表現なので、解釈も使い方も人によりますよね。なので、私が「これが唯一の定義です!」と決めるつもりもありません。

なので、ここでは「私がおすすめしたい『自分との向き合い方』」をお話しようと思います。

 

自分と向き合う。

自分の長所も短所も好きも嫌いも、心や身体のどんな状態も、全部誠実に自分で受け入れる、引き受ける。

例えば、

  • せっかくの自分の素晴らしいところを、卑下することなく堂々と発揮し
  • 本当は自分の目からも隠してしまいたい短所も、自分の一部として受け入れ
  • 好きなことや人は、正直にどんどん好きになり大事にし
  • 嫌いなことや人は、我慢して好きな振りをしたり好きになろうとせず嫌いなままで
  • 疲れてもう限界なら、それを無視してもっと頑張ろうとせずに充分休み
  • 不思議とまだまだ頑張れちゃうなら、その勢いで突き抜けちゃって
  • 言われたことで傷ついたら、その自分の気持ちを無視せず「そう言われると悲しいな」とコミュニケーションし
  • 本当は、今表現しているよりもっとずーっとイイ女なんだから、無理に謙遜せず魅力満開になってしまい

…というあり方が、私がおすすめする(そして心がけつつ日々試行錯誤している)「自分と向き合う」ということです。

 

要は、

無理やり自分でないものになろうとせずに、長所も短所も、できることもできないことも全て、「それが今の私」と受け入れる

ということなのです。

 

もうちょっと言うと、

自分の弱さ・欠点を、「ダメなもの」として否定し克服の努力という蓑に隠すのではなく、「それも私」
強み・魅力・長所を、「自慢してはいけないもの」として謙遜の蓑に隠すのではなく、「それすらも私」

と、

どちらにも目を向ける、そのまま受け入れる。
そして、どちらもそのまま表現しちゃう。
だって、どっちも私なんだもの。

ということです。

 

これはこれで、結構勇気が要りますよね?笑

欠点を克服しようとせずにそのまま認める、って、「甘え」と言われそうで、なかなか怖いものです。
長所をそのまま表現する、って、「調子こいてる」と言われそうで、やっぱり怖く感じます。

でも、こういう形の自分との向き合い方の方が、結局は自分を楽に、自由にしてくれるとも思っています。

そしてこれは、お馴染みの「自己肯定」でもあるんですよね。

 

これも実はとても奥深いテーマなので、これからもいろいろ書こうと思います。

 

が、ここでは意識を「今、できること」に向けておきましょう

ということで、今からどんな欠点や弱さや長所や魅力を表現していきましょうか?

ちょっと考えてみてください。そして、できるところから、ちょっとドキドキしつつも、試してみてください♪

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

冬のイルミネーション作品です(2年前の写真です)。