生きることへの虚しさやモラハラな環境を手放し、安心して充実感を持って生きるには?

生きることへの虚しさを抱え、
モラハラな人に囲まれて生きてきましたが、

安心できる環境で充実感をもって生きられるようになりたいです。

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。

ご相談文の中でちらっと触れてくださった「お母さん」との関係が、
実はキーになるのかも?
という視点でお返事しました。

 

◆ご相談:「安心できる環境で充実感を持って生きるには」

安心できる環境で充実感を持って生きるには

30代半ばの女性です。

2つの悩みについて相談させてください。

①生きていることが虚しい
②モラハラ気味な人と接点が多い人生

①について
高校生の頃くらいからうっすら思っていたのですが、明るい未来を夢見て、目標を作って行動することでやり過ごしてきました。(達成率は60%くらいですが。。)

ですが最近になって、「どうせ死ぬのになんでこんなに頑張らないといけないのか?」「努力することに何の意味があるのか?」という疑問が強くなりました。

取り急ぎの答えとして、「別に何も成し遂げなくても良くて、何となく楽しく生きていけばいいんじゃないのか?」と思い、休みの日は美味しいものを食べてお酒を飲んだり、アプリで複数の異性と出会って、楽しく話をしたりするようになりました。

孤独感が和らいだのは良かったのですが、ただ漫然と時間が過ぎていくことが不安で仕方なく、人生こんなので良いのか?これからどうやって生きていったらいいのか?など、疑問が常にあります。

自分が死んだ後の社会に何かを残したい、社会貢献をしたい、みたいな気持ちがありますが、理想ばかり描いて行動が伴いません。子どもを作るつもりがないことも関係しているのかもしれません。

②について
母親から始まり、新卒で就職した会社の先輩社員、同じプロジェクトの先輩社員、転職先のプロジェクトのお客様、所属チームのリーダーなど、関わる人がモラハラ、パワハラ気味な人が多く、大声で怒鳴ったり、詰問したり、細かく管理されてその度にメンタルを削られてきました。
私自身は大人しく穏やかに見られ、実際に怒鳴ったりすることは全くなく、言い返すこともしないため、サンドバッグというか、雑に扱われているようで悲しいです。
上の立場の人に攻撃されるというのは、反発しづらく、とても辛いのですが、私の態度にも原因があるのでしょうか。
私自身、ピリついた堅苦しい雰囲気が苦手なため、言動がゆるく能天気に見られがちなところもあり、そのへんが癪に障るのかもしれないです。

私の母親は、子どもに大声で怒鳴ってスッキリするのが好きな人で、愚痴や不満を全部私にぶちまけてくるのが嫌で嫌でたまりませんでした。(自分の部屋に逃げると追いかけてくる)
今でも母と電話で話していると、怖くないのに体がブルブルと震えて止まらなくなります。

取り止めのない文章ですみません。
これから、安心できる環境で充実感をもって生きていきたいと思っています。
何かアドバイスをいただけると幸いです。

(まんぼうさん)

 

まんぼうさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

①生きていることが虚しい
②モラハラ気味な人と接点が多い人生

という、2つの異なる話題ですが、

一緒にご相談くださったのは、まんぼうさんの中で、この2つが密接に関わっているということなのかな、

と想像しました。

 

私からのお返事では、そんな視点を持ちつつ、

お母さんとの関係に注目してお返事してみましたよ。

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

◆「虚しさ」は、なぜ、どこから?

「生きていることが虚しい」という感覚、まんぼうさんは高校生の頃から感じるようになったのですね。

高校生という若い時期から感じるようになったということは、それなりの、そして相当の事情があったのだろうと想像します。

 

そんなわけでまずは、

そもそもまんぼうさんは、この「生きていることが虚しい」という感覚を、なぜ持つようになったのか?

というところから触れてみようと思います。

 

◆お母さんとの関係に着目したいです。

「虚しさ」の起源を探るために、私は、まんぼうさんとお母さんの関係に着目してみたいなぁと思いました。

 

というのは、まんぼうさんはモラハラ気味な人と接点が多く、その始まりはお母さん、とのこと。

 

そしてそのお母さんは、

大声で怒鳴ったり、愚痴や不満をぶちまけてきて、まんぼうさんが自分の部屋に逃げると追いかけてくるほど、ということで、

だいぶ激しい経験をされたようにお見受けします。

 

今は、職場のモラハラ気味の人たちから

サンドバッグというか、雑に扱われているよう

に感じるとのことですが、

お母さんも、

子どもに大声で怒鳴ってスッキリするのが好き

ということで、

サンドバッグのような感覚は、お母さんに対しても感じていらっしゃったでしょうか?

 

今もお母さんと電話で話していると、怖くないのに体がぶるぶると震えて止まらなくなる、というのも、

当時お母さんに対して感じていた感情が、実はまだどこかに残っているのかも?しれません。

 

実は、そんなところが意外と「虚しさ」に繋がってくるのかも?なんてことを考えておりまして、

次でそこをさらに詳しくお話してみます。

 

◆虚しさは、自分の心を守った結果?

そんな感じで、

まんぼうさんは、だいぶ激しいお母さんの元で生き延びてこられたわけですが、

その中でまんぼうさんは、おそらくご自身の心を守るために必死だったのではないかと思うのですね。

 

自分の部屋にこもって、物理的に自分を守ろうとしても、お母さんに追いかけてこられますから、

心の扉を厳重に閉じて、ご自身(の心)を頑丈なお城の中にかくまうような、

ある意味、籠城するような形でご自身を守っていらっしゃったのではないかなぁ、

なんて想像したりもします(そんな自覚があったかは別にして)。

 

すると、どんなことが起こるかというと、

まず、お城の外で日常生活を物理的にこなしている「自分」と、お城の中にいる「自分(の心)」の繋がりが切れてしまいます。

厳重にかくまって(ある意味閉じ込めて)いますのでね。

 

「感情を切った状態」なんていう言い方もできますが、そうすると、

お母さんからの攻撃的な言動にも特に何も感じない(傷つかない)ようにして、身を守ることもできるのですが、

同時に、ポジティブな感情との繋がりも切れてしまうので、

何をやってもいまいち心が動かず、なぜかそこまで楽しくない、感動もしない、嬉しくない、みたいなことになったりします。

それが「虚しさ」として感じられたりするんですね。

 

また、お城にかくまった「自分(の心)」というのは、

まんぼうさん本来の「情熱」や「エネルギー」や「セクシュアリティ」や「魅力の元」でもあります。

ということは、かくまうことで、本来の情熱やエネルギーやセクシュアリティや魅力も閉じ込めてしまうので、

やはり、なんだか生きているのに生きていないような、命の火が上手に燃えずにくすぶるような、なんかもどかしいような虚しいような感じ、

になったりもします。

 

それから、もう少し具体的なところでは、

お母さんから、サンドバッグみたいに雑に扱われることで、

もしかすると、「そんな雑な扱いが相応しい、価値のない自分」みたいな無価値感を(無意識に)感じていらっしゃるかも?しれません。

 

そんな無価値感があると、

どれだけ頑張っても、結局その頑張りとか成果に価値や意味が感じられなかったりして、

やはりそれが虚しさに繋がったりもします。

 

(また、ちなみに、

自分が死んだ後の社会に何かを残したい、社会貢献をしたい

みたいな気持ちは、

自分の中にある無価値感を否定して、自分にもちゃんと価値があると思いたい、雑な扱いを受けるような価値の小さい自分ではないことを証明したい、

という願いの現れ?ということもあるのかもしれません。)

 

そんな感じで、

もしかすると、まんぼうさんが感じていらっしゃる「虚しさ」は、お母さんとの関係に根っこがあるのかも?

と想像してみたのですが、そう言われるとどんな気がするでしょう?

どこかかすっているところはありそうでしょうか?

 

◆お母さんへの思いを整理し手放すことから

だとすると、

まずおすすめしたいのは、お母さんへの思いやお母さんとの関係を整理していくこと、

です。

 

たぶん、だいぶいろいろと痛みやトラウマやがあるのではないかと想像します。

それを癒し、手放して、お城の中に心やエネルギーや情熱をかくまう必要もなく、むしろそれらと気持ち良く繋がって、まんぼうさんらしさを全開にして生きられるところまで、

心を整えていくんですね。

 

ちなみにこれは、

お母さんと電話で話しても、身体が震えてくるなどの影響を受けなくなることでもあるし、

お母さんから(無意識に)受けている影響を手放して、まんぼうさんが、ご自身の人生を生きられるようになること、

でもあります。

 

そうやって、

ご自身本来の感情やエネルギーや情熱と繋がれるようになり、自分の人生が生きられるようになっていくと、

自分自身の存在そのものに価値を感じたり、

何をやっても、何もしなくても、生きていること自体に確かな喜びが感じられるようになったりしていきます。

充実感を持って生きられるようになるのでは、と思うのですね。

 

そんなところを目指してみられるのはどうかなぁ、と思うのです。

 

(そしてこれは、セッションでがっつりお手伝いできるところですので、よかったらぜひお話聞かせてください。)

 

◆すると、安心できる環境も手に入ります。

で。

 

上で、

お母さんとの関係を整理していくことで、充実感を感じながら生きられるようになる、というご提案をしましたが、

実は、お母さんとの関係を整理することは、「安心できる環境」にも繋がるのでは、と思っています。

 

というのは、

母親から始まり、新卒で就職した会社の先輩社員、同じプロジェクトの先輩社員、転職先のプロジェクトのお客様、所属チームのリーダーなど、関わる人がモラハラ、パワハラ気味な人が多く、

ということなのですが、

「関わる人」は、先輩、お客様、リーダー、など、どうやら目上とか、敬意を払うべき人が多い印象なんですね。

 

で、そういう目上の人というのは、自分の母親を投影することも実は良くありまして、

もしかすると、まんぼうさんが安心できない今の環境というのは、お母さんとの間の安心できない環境の再現になっているのかも?

なんて想像したのでした。

 

私の態度にも原因があるのでしょうか。

とご質問くださいましたが、まんぼうさんの態度に原因があるというよりは、

お母さんの激情を受け止めることがパターンになっていて、それを今の人間関係の中でも無意識にやりがちなのかも?

お母さんを投影しやすい人を、無意識に身近に配置しがち(引き寄せがち)なのかも?

という見方ですね。

 

その意味で、

お母さんとの関係や、お母さんに対して感じていた感情を整理することで、今の環境でお母さんとの関係を再現する必要もなくなるのでは?

すると、まんぼうさんが心から自由に安心して過ごせる環境もぐっと手に入りやすくなるのでは?

と思うのですね。

 

◆とっても応援しています♡

という感じで、

充実感を持って生きるためにも、安心できる環境を手に入れるためにも、

実はお母さんとの関係がキーになるのでは?

と考え、お返事をさせていただきましたが、お役に立てる部分はあったでしょうか?

 

「生きていることが虚しい」という感覚のご相談ではありましたが、

まんぼうさんは、「虚しい」と感じつつも、

明るい未来のために目標を作って行動することができたり、楽しく過ごすと決めたらそのための行動をすることができたりと、

お城にかくまっても余りが出る(?)くらい、豊かなエネルギーもちゃんとお持ちなんですよね。

 

だからこそ、やはり、その豊かなエネルギーを幸せに燃やせる生き方や環境を、手に入れたい!ですよね!

 

お手伝いできることもたくさんありますので、ご縁を感じていただけましたら、ぜひお話聞かせてください。

とっても応援しておりますね!

 

ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

◆今日の一枚。

(インスタグラムより)

素敵な朝焼け。

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