
あなたには、「居場所」、ありますか?
居場所がない、そんな不安を抱えていらっしゃるでしょうか?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコです。
「居場所がない」感覚8選と、
自分にも居場所があると感じられるようになるための考え方をお話ししました。
◆居場所がなくて、海外をいろいろ流れ歩いた私。
私は、日本を離れた後、アメリカに行き、トルコに行き、そしてオランダへ、と流れ歩いてきました。
その時々で、それぞれの国に行く自分なりの理由はあったのですが、
意識はしていなかった心のずっと奥には、
居場所がほしい(居場所がない、という感覚から逃げたい)
という思いがあったのだろうと思います。
心理学を学ぶようになってから気づいたのですが、
そういえば私は、日本を離れる前から、家族の中でも、学校の中でも、職場やその後所属したいろんな環境の中でも、
「居場所がある」「私はここにいていい」
という感覚が持てたことは、なかった気がするんですよね。
一生ジプシー、常に根無し草、みたいな感覚で生きていたように思います。
そんなわけで今回は、
「居場所がない」という感覚と、自分にも居場所があるという安心を得るための考え方
についていろいろ書いてみようと思います。
◆「居場所がない」感覚、8選。
一言で「居場所がない」と言っても、人によってその意味や感じ方は異なりますよね。
まずは、私の体験や、セッションで聞かせていただくお話などをもとに、
「居場所がない」感覚の、いろんな人のいろんな感じ方を考えてみます。
①「役に立てていない」感覚
例えば職場で、周りはとても優秀で仕事をどんどんこなしているのに、なんだか自分は能力も低くて、全然役に立てていない気がするとき、
「この職場には自分の居場所がない」みたいに感じることがあります。
また、例えば、きょうだいの末っ子で、何から何までお世話してもらってすごく可愛がられたとき、
確かに「愛されている」ことは分かるんだけど、自分から積極的に家族の役に立つ経験ができず、
それが、「私は誰の役にも立てないから、居場所がない」なんて感覚に繋がることもあります。
(もちろん、「愛されている」から「居場所もある」と感じられる方もたくさんいらっしゃいますけれどね!)
②「繋がりがない」感覚
例えば、転校生として、すでに出来上がっているクラスに「よそ者」として入っていかなければならない時、
周りのみんなが繋がっている中で、自分だけが誰とも繋がっておらず、ぽつんと離れ小島みたいな感覚になったりします。
自分から繋がりにいくことが得意であれば、居場所のなさもそんなに感じないかもしれませんが、
それが苦手な時は、居場所のなさも感じやすくなりがちですね。
③「周りと同じことができていない」感覚
例えば、周りはどんどん結婚・出産していくのに、自分は結婚はおろか、恋愛もままならない、という時、
自分が帰属意識を感じるグループとか年齢層の中で、やるべきことが周りと同じようにはできていない人として孤立するような感覚を、
居場所のなさとして感じることがあります。
④「私でいることができない」感覚
普段から「良い人」「無難な人」をやっていると、その演じている姿では居場所を確保できるものの、
「本当の自分」を見せたら嫌われるのでは、居場所を失ってしまうのでは、という不安を心の中に持っていたりします。
こんな時、本当に欲しいのは、「本当の自分」で受け入れられ、居場所があることなので、
偽りの自分で確保できている居場所はやはり偽りに感じられ、本当の自分には結局は居場所がない、という感覚になったりします。
⑤「私が尊重されない」感覚
例えば、自分の気持ちや意見が否定されたと感じることが多かったり、軽く扱われているような、下に見られているような気持ちを感じる時、
自分という存在がその環境の中で尊重されているとは感じづらく、それを「居場所のなさ」として感じることもあります。
(逆に、軽く扱われても下に見られても、とりあえず仲間外れにはなっていない、という状態を、
「最低限の居場所はある」みたいに感じる場合もありますけれども。
でもその時は、その「最低限の居場所」にたくさんの不満を抱えたりもしますね。
結局それは、自分が心地良くそこに居たいと思える居場所ではないということなのでしょう。)
⑥「私はいてはいけない」感覚(「好かれていない」「愛されていない」)
例えば、子供の時に、下にきょうだいが生まれると、両親(特に母)の目は下の子に注がれるようになります。
すると、上の子は、「あ、私はお母さんに嫌われちゃった、私はいらない子になっちゃった」と感じたりします。
これは本当に幼い時に起こることなので、こんなふうに言語化して自覚していることはほぼありませんが、
この時の体験を、自分は周りから好かれていない、愛されていない=「居場所がない」感覚として、
大人になっても感じることもたくさんあります。
⑦自分で居場所を拒否している時~罪悪感編
例えば、自分の大切な人の居場所を守ってあげられなかった、大切な人を傷つけてしまった、みたいな時、
そんな自分が居場所を持ってはいけない、みたいにして、
強い罪悪感から、自分で自分の居場所を拒否する、ということもあります。
⑧自分で居場所を拒否している時~「仲間がいない」感覚編
また例えば、学校とか職場などで、いじめや仲間外れのような体験をすると、意識的・無意識的に周りを「敵」と見なすようになったりします。
そして、その環境を離れて新しい場に行っても、かつて感じた「周りは敵」「自分には仲間がいない」という感覚をそこに投影すると、
周りと繋がることを自分から拒否しまう、つまりそこに居場所を持つことを拒否してしまう、
ということになったりします。
・・・と、
なるべく具体的&網羅的にできるよう、いろいろ書いてみましたが、
この中に、あなたが今感じている「居場所のなさ」は、あったでしょうか?
「居場所のなさ」に限らず、私たちが感じるいろんな感覚は、
一つだけ単体ビンゴで感じるというよりは、いろんな要素が重なり合った複合的な感覚であることが多いので、
「私の感覚はこれかなぁ?こっちもかなぁ?」みたいなあいまいな感じ方が、実は「正しい」ものです。
とはいえ、
もし、「私のこの感覚は?」というのがあれば、お問い合わせフォームからメッセージください!
それもこの記事に追加して解説させていただきます♡
◆「居場所がない」のは、他人から居場所をもらえていない、のではなく…
では、
あなたが、こんな様々な「居場所のなさ」を解消し、
「私にも確かに居場所がある」という安心を感じられるようになるには、どうすれば良いでしょう?
実は、
あなたが感じる「居場所のなさ」が、上の①~⑧のどれに当てはまったとしても、
「私にも確かに居場所がある」という安心感というのは、根っこは全部同じ、です。
自分で、「私も、ここに存在していい」と心から思えることが、その安心感なのです。
「私は存在自体に価値がある」のように、健康な自己価値が感じられている状態、とも言えます。
自分にも居場所があるということの安心感は、他人が与えてくれるから感じられる、のではなく、その逆で、
自分が「私も存在していい」と思えるから、どんな場面でも自分の居場所に安心感を持っていられる、んですよね。
自分で「私も、ここに存在していい」と思えていなければ、他人がどれだけ居場所を与えてくれていたとしても、
「やっぱり私には居場所がない」という結論を、自分で導いてしまうのです。
なので例えば①は、
「役に立てていない」⇒だから居場所がない、という順番になっている気がしますが、実際にはその逆で、
もともと「私も、存在していい」「居場所があっていい」と思えていないとか、その感覚が薄いので、
「役に立てていない」ように見えるできごとを見つけては、「ほらやっぱり、役に立てていないから私には居場所がないんだ」と結論付けている、
ということなのですね。
◆居場所がある安心を感じるには、「受け取り」、「与える」。
では、
どんな場面でも「私にも居場所がある」という安心を感じられるようになるには、
どう心を切り替えると良いでしょう?
実はここでは、この記事↓の、

「自己価値」について触れた部分がご参考になるかと思うのですが、
ここでも触れていきますね。
上の記事でもおすすめしているのは、「受け取る」ことと「与える」ことです。
「受け取る」ことと「与える」ことは、「居場所」だけでなく、
「自信」をつけるためにも、「幸せ」を感じるためにも、もうありとあらゆる場面でとてもとても大切です。
例えば、
- 同僚があいさつしてくれた、その気持ち
- 駅員さんが親切にしてくれた、その厚意
- すれ違う人が道を譲ってくれた、その親切
みたいなことを、意識して「受け取る」ことは、
自分自身に、「私はそうしてもらう価値のある存在」というメッセージを伝えることになります。
また例えば、
- 同僚の様子を見て声掛けする
- 道に迷っている様子の人に声掛けする
- コンビニの店員さんに気持ち良く挨拶する
みたいなことを、意識して「与える」ことは、
自分自身に、「私は誰かに価値を与えることのできる存在」というメッセージを伝えることになります。
つまり、受け取ることと与えることで、
「私は、価値あることを受け取ってるし与えられるし、いるだけで普通に価値ある存在=居場所がちゃんとある」
という自己価値の感覚を自分の中に育てることができるのですね。
ちなみにこれは、すごく小さな、ハードルの低いことから始めるのがコツです。
「こんなことで意味あるの?」みたいな小さな経験をたくさん積み重ねる方が、
ずっと無理なく心にメッセージを届けられるんですね。
自分で、日常の中で取り組むときには、私はこんなところをおすすめしています。
◆「こんなことで居場所なんかできるわけないじゃん」と虚しくなる時は。
とはいえ、逆に、
「こんなことで居場所なんかできるわけないじゃん」みたいに、悲しくなったり虚しくなる感覚が強い時は、
無理やり頑張るのはおすすめしません。
そう感じる背景には、
子供の頃に、安心できる場所がなかったり、安心して自分自身でいられる経験が少なかったりなど、さまざまな記憶があるものです。
そうやって、あなたの自己価値が傷つき、自分に居場所を許せなくなったのですね。
そんな時はぜひ、その気持ちや記憶や体験を、セッションで聞かせてください。
心の根っこから整えて、「私にも居場所があるんだ!」という感覚を優しく根付かせていきましょう。
そうやって、ご自身に、居場所がある安心を与えてあげましょう。
◆とっても応援しています♡
私自身、長いこと、
誰かに「あなたもここにいていいよ」、「ここにいる価値があるよ」、「存在していいよ」と言ってほしい、
と渇望していました。
自分では、「私も存在していい、私も居場所を持っていい」なんて全く思えなかったので、
一度でいいから、誰かがそう言ってくれればいいのに、そしたら私も、自分が存在していいと思えるかもしれないのに、
なんて思っていたんですね。
でも、そんなところから私も心を一つずつ整え、
今、確かに、自分にも居場所があることを感じながら過ごせています。
あの頃からすれば、信じられないほど自然に、そう思えています。
もしあなたが今、「居場所がない」という心細さを抱えていらっしゃるなら、ぜひ、お手伝いさせてくださいね。
ご一緒に、あなたの居場所と安心を作ってまいりましょう。
あなたが、自分にもちゃんと居場所があることの安心とともに過ごせますように、
とっても応援しております。
ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

