「受け取る」という「愛し方」で「与える」、という意味がよく分からないお話

ここ2回ほど、頑張り屋さんの「愛し方」について書いています。

⇒頑張ること、我慢することが、あなたの「愛し方」だった

⇒ご機嫌な自分を相手に与える=「女神」的な愛し方

 

頑張って我慢して、自己犠牲的に相手に尽くす、というのは、頑張り屋さんが得意な「愛し方」ですが、

これは、同時に不満も溜まりやすい愛し方でもあります。

 

なので、それ以外の「愛し方」も取り入れてバリエーションを増やして、

もっと楽ちんに、自分も相手もハッピーであれるような「愛し方」ができると良いですね♪

というお話をしています。

 

で、前回は、頂いたお便りにお返事しながら、

まずは自分を満たしてあげる。

その、「満たされてご機嫌な自分」という「ギフト」を相手に与えてあげる。

という、姫とも女王とも女神とも言える「愛し方」についてお話ししました。

 

そして今回は、この姫・女王・女神マインドにも通じるのですが、

「受け取る」、「愛される」という「愛し方」

という、ちょっと意味がよく分からないお話(笑)についてです。

 

「受け取る」というと、

相手からのプレゼントを受け取る
相手から親切を受け取る
相手の気持ちを受け取る

などが分かりやすいですが、

これだと、「愛する」とは逆のような気がするかもしれません。

 

「何かをしてあげる」、つまり「与える」という形の愛し方から考えると、

「何かをしてもらう」、つまり「受け取る」のは、「愛している」のではなく、「愛されている」感じがしますよね

 

ところが。

「何かをしてもらう」、「受け取る」、「愛される」のも、

立派な「愛する方法」なのです。

 

例えば、

あなたが誰かにプレゼントをあげたり、親切にしてあげたりしたとき、

それを喜んで受け取ってもらえたら、ただ純粋に、とても嬉しいと思いませんか?

これって、「与える」ことの「喜び」をもらっている、んですね。

 

つまり、

受け取ってあげることは、その相手に喜びを「与える」ことができる、立派な「愛し方」

なのです。

 

「与える」、それを「受け取る」、って一方通行のように思いがちですが、

実は、「受け取る」ことが同時に「与える」ことにもなっている、双方向のやり取りなんですね。

 

(ただ、犠牲的に与えている時は、心のどこかで見返りを求めているので、

受け取ってもらった時のピュアな喜びというのもちょっと感じづらくなったりもしますが。)

 

ちなみに、

「受け取る」という「愛し方」を実践するには、

自分には、相手から素敵なものを受け取る価値がある

ということを知る必要があります。

 

でないと、素敵なものを差し出されたとき、恐れ多かったり照れたり遠慮したりして、受け取れないんですよね。

すると結局、相手が自分から得られるはずだった「与える喜び」を、与えてあげることができなくなってしまうのです。

なので、ここでもやっぱり、いつもの自己肯定感がとても大切になってきます。

 

つまり、「受け取る」という愛し方というのは、

自分が嬉しく受け取ってあげることが、相手にとっても喜びとなる、と、

卑下せず知っていて、

自信をもって、相手に自分を愛させてあげる

ということなんですね。

 

愛させてあげる、なんて、なんて余裕のある女王様でしょうか

(ここは、個人的に、お姫様や女神さまより、「女王様」が似合う気が何となくしますが、あなたはどれがお好みですか?)

 

というわけで、

「受け取ってあげる」ことで、周りの大切な人に「与える喜び」を与えてあげられるような、

あなたの大切な人にとってのお姫様や女王様や女神さまに、どんどんなってあげちゃいましょう、

というのが今日のお話でした。

 

今日のお話は、「そうは言っても、そんなの、おこがましー!」と感じる方も多いかもしれません。

が、「与え上手」で、与えることやそれを受け取ってもらえることの喜びも人一倍知っている頑張り屋さんですから、

そこに「受け取る」という愛し方も追加したら、それは素敵なお姫様、女王様、女神様になっていけます。

 

そして、実は、あなたがこの「受け取る」という姫・女王・女神マインドの「愛し方」を身に着ければ身に着けるほど

家族や職場など、周りの環境にますます嬉しい好循環が起こります。

これを知ると、「おこがましい」なんて言っているのがもったいなくなりますよ♪

 

これについては、また次回書いてみようと思います。

これも楽しみにしていただけましたら嬉しいです♪

閑話休題。

初夏のシルエット。

タイトルとURLをコピーしました