自分を肯定する、って、やっぱり難しく感じますよね

気が利かなくて全然ダメなの。
優柔不断で大事なことがなかなか決められなくて。
人の悪いところばかり目に付く意地悪な自分が本当にイヤ。

などなど、日々、自分ができないところ、人には知られたくない自分のダークサイドなどを気にしては、

「こんなことじゃダメなのに…」とダメな自分にがっかりする、どんどん自分が嫌いになっていく、どんどん自信もなくなっていく、

なんてこと、ありませんか?

自分で自分を嫌う、というのは、とても苦しいものです。

 

「自己肯定感」という言葉がずいぶんと浸透してきて、多分皆さんも、「そうか、自分を肯定するのが良いのか、好きになればいいのか」と、自分なりに取り組んでいらっしゃると思います。

でも、とてもたくさんの方が、それができない苦しさを感じていらっしゃいます。

 

多くの方は「ダメな部分があるから自信もつかないし、そんな自分を肯定できないんだ、好きになれないんだ」と思い、それを克服しようと頑張るんですね

例えば冒頭の「気が利かなくて…」「優柔不断で…」「意地悪で…」は、全部自分の「ダメな部分」ですよね。

そこがいつも嫌で仕方なくて、こんなダメな部分があるからいけないんだ、どうにかして直さなくちゃ、と思っているわけです。

全部直して完璧な人になれば、嫌いな要素がなくなって自分も好きになれるはず、自信もつくはず、と。

 

◆残念なお知らせ?!

さて。ここで、ちょっと残念なお知らせがあります。

この「ダメな部分を克服しようと努力している時間」って、自分のダメなところに注目して意識を注ぎ続け、「私のここがダメなんだ」と嫌い続けている時間、ですよね。

ということは、自分を好きになって自信を感じるために頑張っているはずの時間が、結果として自分を嫌うことに集中し、自信もつかない時間になっている、ということに、お気づきでしょうか?

なんてことー!

 

こんなふうに、自分で自分のダメな部分ばかり見続け、嫌い続けていれば、そりゃー自分はダメな人にしか思えません。

そんな時、自分を肯定したり好きになったり自信を感じるのは、やっぱり難しく感じますよね。

 

でも、意識がいつも「ダメな部分」に向いていて、「克服しなければ!」と頑張ってしまう背景には、たくさんの「仕方ない」理由があります。それこそ、人生の数だけいろんなストーリーがあるものです。

なので、そこでまた「自分のダメなところばかり見ているから私はダメなんだ…」と悲しくなる必要はありません。

今まで生きてきた中で身に付いたクセみたいなものですのでね。

 

まずここでは、

そうか、私には、自分でも肯定できるような完璧な自分になりたいあまり、「ダメな部分」にことさら注目して、強く嫌うクセがあるんだな
だから、なかなか自分を肯定したり好きになったりするのが難しく感じるんだな

という、自分の「心のカラクリ」を頭の中に入れておいてみてください。

そうやって意識できるだけでも、自分の自己否定癖、自己嫌悪癖に気付きやすくなります

 

…で。

そう来たら次は、「じゃ、どうすれば自分を好きになれるの?自信が持てるの?」と思うのが人の常ですね。

ですが、既にちょっと長くなってきたので、それはまた次回にお話ししようと思います♪

 

◆教えてください♪

それから、皆さんの意識は、どんな「ダメなところ」にいつも集中していて、どんなところが好きになれなかったり嫌いだったり、自信がないと感じるでしょうか?

  • どんなことで自分を責めたり否定したりしてしまうか
  • 自分のどんなところが好きになれないか、嫌いか
  • どんな時に自信がないと感じるか

などなど、是非お聞かせください。

皆さんのリアルな声を踏まえながら、またいろいろ書いてみようと思います♪

閑話休題。

アムステルダムを代表する写真スポットです。

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