こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
「許せない自分」がいるとき、心はその自分の年齢から前に進むのを止めたりします。
毎年ちゃんと年齢を重ねているはずなのに、心のどこかがその許せない自分の時点にとどまって、
今の自分が前に進もうとすることに「待って!」と言っているような。
これは、「許せない自分」とは明確に意識していないとしても、例えば、
なぜか繰り返してしまって、そのたびに自己嫌悪を募らせることになる癖とか、
他人の言動で、なぜかいつも心に刺さって残り続ける小さなこととか、
なぜかいつも同じようなパターンで起こる問題とか、
そんな形で日常に現れていることもあります。
許せない、と言っても、頭ではそこまで大したこともないような気もするんですよね。
いろんな事情も整理して理解して、もう、いろんなことはすっきりしている「はず」と思うのです。
でも、どうしても、心のどこかが前に進まない。
相変わらず忌々しい癖は残っているし、あの言葉はやっぱりいつも引っかかるし、なぜか繰り返す問題がある。
だとすると、
やっぱり、(頭ではなく)心が、自分の何かを許せずに、その場で足踏みしているのかもしれません。
そこに、すっきりとさせたい「何か」があるのかもしれません。
それに気づくために、あの癖や、このわだかまりや、この問題が起こっているのかもしれません。
自分を許す、なんて、大袈裟に聞こえるかもしれませんね。
はたまた、とんだ甘ったれに感じるかもしれません。
でももし、心の一部がそこで立ち止まっている気がするなら、
それが、自分にとっては大袈裟でも甘ったれでもないことを、心は知っている
ということなんですよね。
あぁ、私は、自分のこれが、そんなにも許せなかったのか。
それで、その自分を罰し続けるために、その場所に留まってきたのか。
それが、あの何故か止められない癖となり、この言葉へのわだかまりとなり、この問題となって現れていたのか。
そんな風に、
これまでの人生のどこかに留まって足踏みしている自分を理解し、許してあげることは、
そこに関わる相手を許すことでもあり、
その許せない自分が生きた「章」を完了して、新しい自分の「章」に進むことでもあります。
その意味で、自分を許すことって、生まれ変わること、でもあるのだと思います。
まーた胡散臭く聞こえること言っちゃってるんですけどね☆
でも、
私自身が、「許せない自分」を一つずつ許し、そこから一つずつ新しい自分の「章」を始めてきて、
そして今、いろんな方が自分を許せるようになるためのお手伝いをするようになってみて、
やっぱりこれって本当だな、と、思うんですよね。
許す、って、自分を新しく生まれ変わらせ、前に進んでいくための、とてもパワフルなステップなのです。
もし今、
なぜかいつも同じようなところ・ことでぐるぐるしちゃう
のだとしたら、それは、
そこにいる「許せない自分」を許し、新しい自分の「章」を始めるチャンス
なのかもしれません。
是非、そのサインを見逃さずに、掴んでみてくださいね。
そして、その「許せない自分」を見つけ、理解し、そして許す意欲を持ってみてください。
きっとその先には、新しい自分の新しい章が待っていますよ♪
それからもちろん、いつでもお話聞かせてくださいね!
こんなことがこんなにも許せなかったんだ!を一緒に見つけ、それを一つ一つ丁寧に許し、
「あなたの新しい章」を始めていきましょう。
いつも、応援しています。
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閑話休題。
遊び心。