母の愚痴にイラッとする時のあなたの「本音」とは?

母親の愚痴。

 

これに子供の頃から付き合い続け、

時にはお母さんが納得してくれそうな解決策を見つけようと頭をフル回転させ心を砕き

また時には、どんな解決策を提示しても一向に愚痴が止まらないお母さんの気持ちにただただ寄り添い

そうやってお母さんの感情の「お世話」をするのが自分の役目、みたいになっている方も結構いらっしゃるのでは、と思います。

 

まぁ、疲れますよね。

 

そして、

お母さんのためにこんなにも尽くしてあげてるのに、

いつまでも愚痴ぐちめそめそしているばかりで、自分でその状況を何とかしようともしない、

だから私がこんなに頑張ってあげてるのに、それすらスルーして愚痴を言い続ける、

もー、いい加減にしてよ!

…と、

「イラッ!」をたくさん感じつつ、

またいつもの、「こんなことで『イラッ』とするなんて、私は器の小さい親不孝者だ」という自分責めスパイラルにはまる

という定番コースもまた良くお聞きします。

 

さて。

今回の記事のタイトルは

母の愚痴にイラッとする時のあなたの「本音」とは?

です。

 

「いい加減にしてよ!」という「イラッ」とか、「私は親不孝者だ」という自分を責める思いも、

「本音」であることには違いありません。

 

が、その更に奥に、

なぜ、そんなにもイラッとしてしまうのか
なぜ、そんな自分をつい責めてしまうのか

にも繋がる、一番本質的な「本音」があります。

それって、何だと思いますか?

 

ここは、サクッと次を読み進める前に、是非ご自分の心の中をちょっと探してみてほしいです。

そうやって探して見つけてみるのも、自分の心と上手に付き合うのを助けてくれますよ♪

 

…考えてみましたか?

 

…何か出てきましたか?

 

…どうですか?

 

(…ウザくなってきました?笑

 

そこにある「本音」、それは、

お母さんに、笑顔でいてほしい、幸せでいてほしい

という、とてもとてもシンプルで、ピュアな「願い」です。

 

ただ、お母さんが心地良く、気分良く、幸せに過ごしてくれることを、何より望んでいる

それが、子供、なのです。

 

でも、子供の立場では、なかなかそれができないことも多いです。

すると、

私の力では、お母さんを笑顔にしてあげることができないんだ…

私は、そんなにも役に立たない存在なのか…

という絶望を感じることになります。

 

これは、自分の根本的な存在意義にも関わる強烈な絶望であり、

これをそのまま感じるのは心の負担がとても大きいんですね。

なので、その絶望を感じる代わりに、

お母さんへの「イラッ!」という怒りを使って、この絶望に蓋をする、

ということをやっているのです。

 

つまり、

お母さんの愚痴にイラッとする時のあなたの本音

とは、

お母さんが大好きで、お母さんが笑顔になってくれることが何より嬉しい

でもあるし、

でも、なかなかお母さんを笑顔にしてあげられない自分に「イラッ」としている

でもあるんですね。

 

お母さんの愚痴にイラッとする時って、

お母さんにイラッとしているのではなく、自分にイラッとしている

のです。

 

「イラッ」という感情そのものは、

それだけを見ていると、ネガティブなものだし、いかにも器が小さい人間の証拠のような気がしてしまいますが、

こうやって、その更に奥にある本当の「本音」にまで目を向けると、

「ただお母さんにイラッとしている器の小さな人」ではない、自分の本当の姿が見えてきます。

 

お母さんが、愚痴を言わないで済む状態を作ってあげたい私

お母さんが、気持ち良く笑顔で過ごせるようにしてあげたい私

お母さんを、幸せにしてあげたい私

という、あなたの「本当の姿」が、そこにはあるのです。

それこそが、あなたの本当の姿、なのです。

 

もし今、あなたがお母さんへのネガティブな感情に苦しんでいたら。

 

そのネガティブな感情のさらに奥にある、本当の「本音」を見つけ、

「お母さんにイラついている器の小さな娘」ではない、本当の自分の姿と繋がってあげましょう

そうすることで、

「ネガティブな思いを持つ自分を責める」という苦しいスパイラルから、あなたを救い出してあげましょう

それができるようになると、何より自分がとても楽になるし、自分を好きにもなれるし、

お母さんとの関係も、より健康的に自立した、成熟したものになっていきますよ!

 

…ただ。

 

お母さんへの怒りがあまりにも大きい時は、その怒りに邪魔されて

本当の本音とか、自分の本当の姿とか、知らないよ、そんなの!

本音は、「母、ムカつく」、だけです!

のように感じることも多いです。

なので、今回のお話も、無理やり納得しようとしなくて良いですのでね!

むしろ、無理やり「良い子」になって納得しようとすることの害の方が大きいですし。

 

こんな時は、

「ふーん、私の場合もそうなのかなぁ?」

くらいに思っておいていただければ良いかなと思います。

 

で、いつもの話ですが、

やっぱりセッションでお手伝いできることはたくさんあります

本当の本音を見つけることも、本当の姿と繋がることも、

その手前にある「イラッ」を上手に処理することも、

セッションだからこそ、無理やり納得しようとしなくても気づけたり、腑に落とせることって本当にたくさんあります

すると、無理なく、するりと前に進むことができるようになっていくのですね。

そんなお手伝いができたら、とても嬉しいな、と、思っています♡

 

いつでもお話聞かせてくださいね!

いつも、応援しています。

閑話休題。

建物がクリスマスプレゼントに!