こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
人と会う約束をし、自分もそれなりに楽しみにしている。
けれど、その日が近づくと、何だかどんどん面倒になってくる。
キャンセルするのも悪いから、予定通り出かけるんだけど、そうすると、結局はそこそこ楽しめる。
でも、家に帰ってくると、ぐったり。
ってことを、大体誰とでも、何度も繰り返している。
なんていう方は、いらっしゃるでしょうか?
これ、かつての私がいつも感じていたことなんですよね。
しかも悪くすると、実際ドタキャンしてしまうこともありました(私と相手の二人の時はやりませんでしたが、三人以上で会うときね)。
今日は、そんな時のお話です。
これやっぱり、
無意識に我慢して、無意識に相手に合わせるのがデフォルトの方
がはまりやすいんですよね。
「良い人」あるある、です。
本当は私はこうしたい、というシンプルな希望・気持ちを無意識に押し込めて、
周りの希望を、持ち前の高性能センサーで無意識に察して合わせてあげるわけですが、
たとえ無意識でも、自分の気持ちを押し殺し、自分の気持ちとは違うことをするのって、やっぱりとても疲れるのです。
(なので、なんか知らないけどいつも疲れている方って、いつも自分の気持ちを押し殺している方、我慢している方、ということもとても多いです。)
なので、もうその約束の前から、心がその「疲れる未来」を思い描いてげんなりし始めるんですよね。
その、「あぁ、あの、(自分の気持ちを押し殺して)疲れる時間がやってくる…」という気持ちが、
「面倒」
な感覚に繋がります。
ただ、実際、
相手の気分や希望を察して合わせることは、呼吸するように無意識にできてしまうので、
一緒にいる時は、まぁ何となく自然と過ごせてしまうし、
とても器用でもあるので、その状況でも何となく楽しむことさえできてしまいます。
でも、そんな時間を終えて、自分一人の時間が戻ってくると、
自分の気持ちを我慢して押し殺し、頑張ってその時間を楽しんだその反動で、
もうすっかり、ぐったり
という状態になるんですね。
こんな傾向のある方に知ってほしいことがまずあります。
それは、
全部察してあげられるのも、器用に合わせて一緒に楽しんであげられちゃうのも、素晴らしい才能
ということです。
そんな才能を持ったあなただからこそ、そんなことができちゃうんです。
あなたが合わせてあげているそのお友達には、恐らくできないこと、なんですね。
結果的にそんなにぐったりするというのは、それほどあなたの才能が大きくて、あなたがその才能に振り回されちゃうから、ということなのです。
まずは、自分のために、それを知ってあげてくださいね。
(納得できなくても、「そうなのかぁ~」と思っておくだけでも大丈夫です。)
そして、そんなときの対処法。
とてもシンプルですが、やっぱり
自分の本当の気持ちを知り、自分でそれを尊重する
ということを積み重ねるのがおすすめです。
そもそも、無意識に自分の気持ちは無視するのが癖になっていますから、
自分でそれを自覚することができるようになるのが最初です。
そして、自覚できたら、それを、相手の気持ちを尊重するのとまったく同じように、尊重できるようになっていきます。
日常の小さなことからでいいんです。
最初は、今日は休憩にアイスを食べちゃおうかな、みたいなことからで大丈夫です。
で、やっぱり、周りに人がいると自分の気持ちは途端に「ないこと」になって、分からなくなってしまうので、
最初は、他人が絡まない場面で、自分一人でやってみる方が簡単ですね。
そうやって、自分で自分の気持ちを確認し、尊重することに慣れてきたら、
できそうなところから、他人がいる場面でも少しずつ、自分の気持ちも尊重してみます。
緊張するし、怖いけど、ここはちょっと勇気を出してトライ!です。
そんな、地味~な積み重ねが、嬉しい変化を作ってくれるものです。
…で。
ここで私自身の体験をお話しようと思ったのですが、
なんだか1通にまとめるとだいぶ長くなってしまうので、それは次回にお話してみますね。
私が、恐る恐る、友人に彼女の希望とは異なることを伝えるようになった時のお話です。
そもそも「友人」て、どんな存在なのかな、というところにも触れようかなと思います。
(それから、
そもそも、自分の気持ちを知ることとか、それを相手に伝えることが、どうしてそんなに怖いのか
なんてところも、次回の中で、またはその次あたりにでも書いてみようかなと思います。
でも気分変わったら全然別のこと書いちゃうけど☆)
というわけで、また次回も楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
ではまた!
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閑話休題。
何気ない風景の美しさ。