好きな人とは緊張してしまって仲良くできないけど、
苦手・嫌いな人はむしろ寄ってきて、
快適な人間関係の作り方が分からない!なんて時。
自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
ご相談:「自分にとって心地よい人間関係は、どのように築いていったらいいのでしょうか」
今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
自分にとって心地よい人間関係は、どのように築いていったらいいのでしょうか
お弟子のみなさま、こんにちは。
自分にとって心地よい人間関係は、どのように築いていったらいいのでしょうか。これまで、なんで好きな人と仲良くできなくて、苦手・嫌いな人が自分に寄ってくるんだろうと思っていましたが、最近自分の行動を観察していたら、
悪気なく、目立ってしまっているようだ
↓
マウントされたり、苦手・嫌いな人に話しかけられたりする
↓
離れていればいいのに、自分からその人に近寄ってしまったりする
↓
その人も私に寄ってくる
↓
罪悪感から相手を無碍にできない
というパターンに気が付きびっくりしました。
この場合、どうすればこのパターンから抜け出せるでしょうか。
マウントされた時点で逃げる?苦手・嫌いな人に近寄らない?
そういう人たちはすごい勢いで迫ってくるし、彼らに立ち向かうことで、自分の枠を超えられる気もして、一時的にはいいかもしれないのですが、やはりずっとはつらいです。
ちなみに私が仲良くしたいのは、別のタイプなのですが、その人たちとはお互い緊張してしまって、なかなか近づけない時があります。またその人たちと和やかに話していたりすると、苦手・嫌いな人たちが割り込もうとしてくるのを感じます。どうすればいいでしょうか。
ご回答いただければとても嬉しいです。
(エムさん)
エムさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
まず、ご自身の人間関係のパターンに気づかれたことが、素晴らしいですね!
普段からご自身にたくさん向き合っていらっしゃるのだろうと思います。
エムさんは、
苦手・嫌いな人には結構真面目に対応してあげちゃうし、結果として彼らはさらに近寄ってくるけど、
好き・仲良くしたい人が相手だと途端に緊張して縮こまって、上手に仲良くなれない、
ような感じでしょうか。
では、このパターンを抜け出し、
苦手な人・嫌いな人とは極力関わらず、
好きな人たちと心地良い人間関係を作るにはどうした良いか、
ご一緒に考えてまいりましょう。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
苦手・嫌いな人に、なぜ自ら近寄っちゃうのか?
エムさんは、
離れていればいいのに、自分からその人に近寄ってしまったりする
ということで、
まずは、苦手・嫌いな人との関わりに目を向けてみましょう。
なぜ自ら、苦手・嫌いな人に近寄っちゃうのか?というと、
こんなところ↓は、
彼らに立ち向かうことで、自分の枠を超えられる気もして、
理由の一つにはなるのかなと思いました。
やっぱり、
自分が意義を感じていることは、たとえ不愉快でも、ついやっちゃう、というのは、
あります。
なので、もしこの路線がそこそこしっくり来ているようであれば、
その「自作自演」に気づけると良いかもしれません。
不愉快な状況に立ち向かったり、それを克服することで、人間として成長したくて、
自らこの状況を作って修行している、ということですね。
それが自覚できると、
これからも自分は同じ形で修行を続けたいのか、
それとも、人間としての成長が目的なら、他の手段(他のタイプの人との繋がりとか)を選ぶのか、
ということも、自覚的に選べるようになります。
それこそ、仲良くしたい素敵な人たちとの関わりの中で、
知らないうちに、ぽっと枠が外れちゃうとかも全然あり得ますし。
ただ、理由は「修行」だけでもないのかな?とも思い、
さらにいろいろ考えてみます。
苦手・嫌いな人って、どんな人?
ただ、いろいろ考えてみるとはいえ、
そもそもエムさんが苦手・嫌いな人ってどんな人なんだろう?
ということで、ここはお聞きしてみたいことがたくさんあるのです。
苦手・嫌いな人の、どんなところが、なぜ苦手で嫌いなんでしょう?
苦手・嫌いな人は、男性?女性?両方ともいますか?
家族など身近な人とか自分に、似ていたりしますか?
彼らに話しかけられるというのは、どんなふうに話しかけられるんでしょう?
やはりマウント的な感じなのでしょうか?だから苦手で嫌いなんでしょうか?
それとも、くれくれオーラとか、認めてオーラ(承認欲求)がうざいとか?
あるいは、また全然別路線で、
苦手・嫌いな人に囲まれて不愉快な思いをしているのが、
人間関係の無意識のデフォルトになっていたりしますか?
(私はこのタイプだったのです。)
いろんなケースがありそうな気がしてまして、
エムさんが、どんな人がどんな風に苦手・嫌いなのかが分かると、
離れておけばいいのに、つい、自分から近寄ってしまう理由や、
罪悪感で無碍にできないことの理由も分かってくるし、
それに応じた解決の方向性も見えてくるし、
それだけでなく、エムさんが今は気づいていない魅力とか才能とか価値も見えてくると思うのです。
なので、良かったらお話を聞かせていただけたら嬉しいな!
なんて思っておりますけれども。
少なくとも、好かれてはいる?!
その一方で、こんなところ↓から一つ思ったのは、
そういう人たちはすごい勢いで迫ってくる
苦手・嫌いな人たちが割り込もうとしてくる
エムさんもお気づきかもですが、
苦手・嫌いな人たちは、エムさんがだいぶ好きみたいですよね?!
「好き」という言葉がしっくりこなければ、
エムさんと、何かの形で絡もうとしている、繋がりを求めている、なんか気になって仕方ない、
みたいな感じなのかな?と。
(ちなみに、
例えば「嫌い」も、心のエネルギーを相手に注いでいるという点で、
「繋がる」ことができます。)
で、繋がりを求めているからこそ、
エムさんが真面目に立ち向かってあげちゃうと、
その反応が相手には「繋がり」に感じられて嬉しくて、さらに相手はエムさんに寄ってくる、
ということにもなるのかなと思います。
マウントもそうですが、
これは、この人たちがエムさんにたくさんの価値やら魅力を見てくれている、ということだと思うんですよね。
だからエムさんに絡みたくて仕方ない、のです。
(マウントは、嫉妬の攻撃的・否定的な表現なので、やはり本質は、素敵なものを見てくれているということです。)
であれば、そこで積極的に絡んであげるかは置いておいて、
「そうかそうか、みんな私が素敵に見えて、何なら憧れちゃって、何でも良いから絡みたいのね、
私ってそんなに素敵なのか~♡」
と、ひとまず受け取っておくのは大いにありだと思います。
特にエムさんの場合、
悪気なく、目立ってしまっているようだ
とのことで、
悪気なく、つまり自覚なく、目立っているわけですが、
この、自分が持っている価値・魅力(影響力)への自覚のなさって、
まさにマウントを引き寄せがちなんですよね。
なので、
普通にしていれば目立っちゃうような何かをご自身が持っているらしい、ということを
「受け取って」、「自覚」することは、誠におすすめなのです。
で、その上で、
「私にそんな素敵なものを見てくれてありがとう!気持ちだけ受け取っとくね(絡まないけど)☆」
みたいに考えると、
相手からのマウントやうざ絡みも、さらりと流しやすくなるのでは、
そして実際、マウントやうざ絡みも減っていくのでは、
と思うのです。
好きな人と仲良くするためには?
そして今度は肝心の、
好きな人と仲良くするには?
です。
やはりここでもお聞きしてみたいことがたくさんあります。
好き・仲良くしたい人は、どんなタイプなんでしょう?
男性ですか、女性ですか?どちらも?
身近に、誰か似ている人がいたり、または真逆の人がいたりしますか?
仲良くしたくても、緊張してしまうんですね、しかも「お互い」というのは、相手の緊張も感じ取れてしまうほどなんですか?
その緊張は、どんな緊張でしょう?
上手に仲良くなれるか、好きになってもらえるかと心配になって、自意識過剰になっちゃう感じでしょうか?
相手を見上げすぎてしまって、挙動不審になってしまうのでしょうか?
なんとなく競争心が芽生えてしまったりするのでしょうか?
中には、緊張せずに仲良くなれる人もいるのでしょうか?
その人は、緊張してしまう相手とは何が違うのでしょう?
ここもやっぱり、お話をお聞きしながら解明していきたいところですが、
「緊張してしまう」のは、素の自分に自信が持ち切れていないという面はあるのかな?
とも思えます。
だとすると、
ここでは、苦手・嫌いな人の時と同じアプローチが使えるかもしれません。
「私には、こんなにも素敵なものを見てくれる人(私と絡みたい人)が、けっこういるらしい」
ということを受け取って、自信にしていくんですね。
これは、エムさんの自己肯定感を育ててくれるので、
苦手・嫌いな人が相手でも、好き・仲良くしたい人が相手でも、
「使える」手じゃないかと思います。
とっても応援しています♡
というわけで、
お聞きしてみたいところがたくさんありつつのお返事となりましたが、
いかがだったでしょうか?
このお返事に書いた質問についてご自身で考えてみられるだけでも、
何かしらヒントは得られるのでは?と思います。
また、
解決できると、心地良い人間関係が手に入るだけでなく、
それこそ、いろんな意味で自分の枠を超えて、次のステージに進んでいけるのでは、
と思うのですよね。
なので、もし良かったら、ぜひお話聞かせてください♡
エムさんの快適な人間関係を、とっても応援しています。
お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
今日の一枚。
夏の夜の写真歩き。