いい子をしてきたからか、
これからの人生設計で、はたと立ち止まってしまった時。
自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
「いい子をしてきたから?人生設計に困ってます。」
今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
いい子をしてきたから?人生設計に困ってます。
いつもカウンセラーさんの回答に、勇気をもらっています。ありがとうございます!
現在35歳。これからの人生をどんな風に生きていきたいのかがわからなくなってしまいました。
学生時代はその年齢になれば進学し、大学卒義とともに就職。周りの流れに乗って進んでいけばよかった。でも、その先はどうするの?ということが考えられていないことにはたと気付き、婚活の末、結婚することができました。
ここ数年は、どうにか結婚したいという思いで行動していたので、それを達成した今、またこれから先どうしていきたいのかがわからなくて、モヤモヤし始めて困っています。
親の顔色を伺い、いい子をしてきた自覚があります。親と同じような人生を進むものと思い込んいたのですが、でも、結果的に選択していることは全く違うので、自分の中で理想が描けず困ってしまっているのかな、とも思います。
ロールモデルを探してみるといい、というアドバイスをもらったことがあるのですが、それもなかなかわからず、どうしたらいいものかと八方塞がりです。
こんな状況から抜け出すためのアドバイスいただけたら嬉しいです!
(きゃりおんぬさん)
きゃりおんぬさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
進学、就活、婚活など、それをやると決めて実行して達成してこられたんですよね、
確かに周りの流れに乗ってきた結果、なのかもしれませんが、
これはやっぱり、きゃりおんぬさんの行動力や能力の高さなど、
豊かな才能の賜物でもあるんじゃないかな、と思いました。
決めたことはちゃんと達成する方なんですね!とても素敵です。
が、ご結婚されてから(おめでとうございます!)、
次にやるべきことが見つからず、もやもやと困っていらっしゃるとのこと。
豊かなエネルギーを注ぐ先を求めて迷子になっている感じかもしれません。
これはやはり、
きゃりおんぬさんがせっかくお持ちの、豊かなエネルギーの使いどころを見つけていきたいですね!
というわけで、
どうしたら今の「八方塞がり」な感じから抜け出せるか、さらに考えてみましょう。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
「自分で選ぶ」ことに慣れていないのかも。
まず、お気づきの通り、
ご両親の顔色をうかがい、「いい子」をやってこられたとのことで、
自分が「やりたいこと」よりも、親が喜ぶことを優先してきて、
「自分で選ぶ」ことに慣れていないのかもしれませんね。
そして、
でも結果としては、ご両親とは全く違うことを選んだので、
この先にご両親という「モデル」がいない世界が、今のきゃりおんぬさんの目の前に広がっていて、
倣うべき人がいないことに戸惑っている感じでしょうか。
その意味では、
「ロールモデルを探してみるといい」というアドバイスは、的を射ているように思いますけれども、
それもいまいちピンとこない。
だとすると、今のきゃりおんぬさんは、
「誰かモデルになる人を見つけて倣う」というよりは、
「自分で自分の生き方を見つける」という、
とても素敵なタイミングにいらっしゃるのかも?!と思ったりもします。
でも、意外と自分で選んできた可能性も?!
ただですね、
実際、「でも、結果的に選択していることは全く違う」ということで、
ご両親と同じような人生を進むはずが、そうではないことを選んでこられたんですよね。
これは、どんな背景からそうなったんでしょう?
何が、どんなふうに違うんでしょう?
ここに興味を持ったのは、
もしかすると、意外と、ただ「いい子」になって「周りの流れに乗って進んで」いただけではなく、
ご自身の意志を持って、それらのことを選んでいた可能性もあるのかしら?
と思ったためです。
今、
次に目指したいこと、これから実現していきたい理想が見えなくて、
もやもやしていらっしゃるわけですが、
その理由は、
「いい子」をやってきたので、自分で自分のための理想を描く力が足りない、のではなく、
ご両親とは違う自分の道を選ぶ力を既にじゅうぶん持っているのに、
ご自身がその力を過小評価して、その力をうまく発揮できていない、
という路線も、意外とあったりするのかな?
なんてことを考えたのでした。
だとすると、
「そっか、私は今までも自分の道を自分で選んできたんだから、これからだって普通に選べるよね♡」
ということが腑に落ちれば落ちるほど、
「あ、これもいいかな、こっちもちょっと挑戦してみようかな」
ということが気軽にできるようになって、
自然とわくわくするようなビジョンに繋がったりするかもしれません。
また路線を変えて、めっちゃ具体的なお話。
それから、
また全然路線を変えて、今度はとても具体的なお話にいってみますが、
例えば、妊活とか、キャリアアップとか、旦那さんと一緒にできる趣味を見つけてみるとか、のように、
今の環境・状況からの繋がりで次のビジョンを見つける、というのは考えてみたでしょうか?
もちろん、既にいろいろ考えてみたかもしれません。
でも今それが選択肢にならないのだとすると、そこに気持ちが乗ってこない感じなのでしょうか?
それはなぜなんでしょう、
なんだかそれも「いい子」の生き方の延長線上のように感じられてしまうとか?
あるいは、そういう具体的な目標達成に向けて頑張るというよりは、
むしろもっと抽象的な、自分らしい「生き方」、自分がこうありたい「あり方」を求めているとか?
このあたりは、どんな感覚なのかなぁ?
もしチャンスがあればお聞きしてみたいなと思いました。
すっごく抽象的に行くなら、「好き」「嫌い」にこだわってみるのもおすすめ。
で、
上でお話したような、むしろ抽象的な「生き方」「あり方」路線で今後のビジョンを見つけていくなら、
「好き」「嫌い」にめっちゃこだわってみる
のも素敵な手じゃないかと思います。
例えば、
お家の中からお洋服から、日常のすべてで「好き」「嫌い」を意識して、
「好き」を選び、「嫌い」を排除していくのも良いですし、←これは具体的ですが
自分のあり方として、自分を「好き」でいられるような言動を選んでいくのも良いと思います
(ここで「いい子」になったり犠牲をするのはなしで♡)。
「好き」「嫌い」のような「感情」でなければ、
「しっくりくる」「違和感がある」みたいな「感覚」を動員するのも良さげですね。
ただ、こういう抽象的な路線は、
抽象的であるが故、「今度は『これ』にエネルギーを全振り&達成するぞ!」みたいな分かりやすさはあまりありません。
むしろ、地味に積み重ねた結果、
「あぁ、なんか、こういう『あり方』も良いな、ありなんだな」と、
後から分かってくるような感じかな、と思います。
応援しています♡
というわけで、
いくつか可能性や、こんな路線もあるかも?というお話をさせていただきましたが、
いかがだったでしょうか。
何か、きゃりおんぬさんのヒントになることがあれば良いなと願っています。
次の方向性が分からないという状態は、なかなかもどかしいものですが、
もともと高い能力や行動力や達成力や豊かなエネルギーをお持ちのきゃりおんぬさんは、
今感じていらっしゃる壁もまた越えていかれるものと思います。
良かったらお話聞かせてくださいね!
応援しています。
お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
6月に、東京で対面セッションをやります!
6月に、東京で対面セッションをやります!
普段はオランダなので、この機会にぜひ♡
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良かったらご登録↓の上、ご案内を楽しみにお待ちください♪
東京でお会いできるのを楽しみにしています♡
今日の一枚。
水に映る風景は良き。