「それができたら苦労はない」の意味パート2~気持ちの切り替え編~

「そいつ今頃パフェ食べてるよ」と言われても、
「それで気持ちが切り換えられたら苦労はない」と感じる時。

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

以前、こんな記事を書いたことがありました。

以前、こんな記事を書いたことがありまして↓

「それができたら苦労はない」の意味
今回は、 「それができたら苦労はない」の意味 というタイトルにしてみました。 ちょっとイタいお話になると思います。いや、なります。でも、どうぞお付き合いくだせー!(頑張って違うキャラを登場させてみました笑) (ちなみに、こんな記事↓もあります。良かったら是非! ⇒「できない」は「やりたくない」の意味...

そこそこ読んでいただいているみたいで、ありがたいことです。

 

で、今回は、

「それができたら苦労はないよ!」

と言いたくなる、またちょっと別の場面について考えてみようと思いました。

 

本当はさっさと気持ちを切り替えた方が良いのは分かってるんだけど、

それができなくて苦労してる、

みたいな場面です。

 

「そいつ今頃パフェ食べてるよ」

例えば、

あなたは今、誰かがあなたに言った心無い言葉で、イライラしているとします。

で、それを、お友だちにグチってみました。

 

すると、お友だちは、こう言います。

「もう忘れなよ、

その相手は今頃、自分がそんなことを言ったことさえ忘れて、

楽しくパフェ食べてるよ」

 

そしてあなたは内心、こう思うのです。

「それはそうなんだけどさぁ、

そんな簡単に忘れられたら苦労はないのよ、

どうしても流すことができないから苦しいんじゃん!

(あいつがパフェを食べてる今この瞬間にも呪いを飛ばしてやりたいさ、

そしてパフェに乗ってるイチゴが転がり落ちてしまえ!)」

と。

 

「そいつ今頃パフェ食べてるよ」のくだりは、けっこうポピュラーなたとえ話みたいなので、

見たことがある方もいらっしゃるかな?

 

(※追記:と思ったら、出版までされている有名なエピソードのようですね?!そしたら、ますます見たことがある方も多いかな?)

 

こんな時の、「それができたら苦労はない」という感覚ですね。

 

頭では分かる、でも、気持ちが追い付かない。

こんな風に、なかなか気持ちの切り替えができなくて、

「それができたら苦労はない」と感じる場面。

 

ここで何が起こっているかというと。

 

まず、

「もうさっさと忘れてしまえばいい。イライラし続けるのは時間のムダ。」ということは、

頭(思考)ではちゃんと分かってるんですよね。

 

でも、

心(感情)の中に、その出来事に強く反応してしまう部分があって、

意思(頭・思考)の力では、

とてもじゃないけど心(感情)を、その出来事から引き離す(忘れる)ことができないでいる。

 

(そして、頭では、そんな自分を「情けない」とも思っている。

でも、心はやっぱりイライラを止められない。)

 

そんな感じじゃないかと思います。

 

気持ちを切り替える方法は、大きく3つ。

ここで、「気持ちを切り替える方法」について。

 

気持ちを切り替える方法には、大きく3つあると思っています。

  1. 意思の力でさっさと忘れる
  2. 切り替わらない感情を根本から解決する
  3. その感情自体と、適度な距離を取って上手に付き合う

 

「そいつ今頃パフェ食べてるよ」の考え方は、

1.意志の力でさっさと忘れる

に当たりますね。

 

で、

この1番目がなかなかできない!という時は、

1.意志の力でさっさと忘れる、の「意思」の力が弱い時、ではなくて!!!

 

「意思」の力じゃ到底太刀打ちできない「感情」がそこにはあるので、

2.切り替わらない感情を根本から解決する、か、

3.その感情自体と、適度な距離を取って上手に付き合う、

をやった方が良いよ!

という時なのです。

 

意思(頭)と感情(心)の戦いは、いつだって心が勝つ。

これも聞いたことがある方が多いと思いますが、

人の意識全体を見ると、

意思(頭・顕在意識)は、全体の1%~3%

感情(心・潜在意識)は、全体の97%~99%

とも言われています(ちょっと大雑把な書き方をしてますよ)。

 

ということは、

1.意志の力でさっさと忘れる、をやろうとしてる時って、

自分のたった1%~3%の力で、残りの97%~99%を説得しようとしてる時、

なんですね。

 

そら、無理よね♡

というお話なのです。

頭と心の戦いは、いつだって心が勝つのです。

 

「それができたら苦労はない」時は、できない理由(感情)をどうにかする。

なので、「それができたら苦労はない」と感じる時は、

「意思」の力で「それをやろう」と頑張っても勝ち目はまぁないので、潔く諦めて、

それができない理由になっている「感情」をどうにかしましょう。

 

2.切り替わらない感情を根本から解決する、か、

3.その感情自体と、適度な距離を取って上手に付き合う、の、

どちらかをやりましょう。

 

2.切り替わらない感情を根本から解決する、というのは、

どんな感情がそこにあるのか理解してそれを昇華して手放して、という感じです。

内観が好きだったり得意な方は、やりやすいと思います。

 

そしてこれは、カウンセリングセッションの典型ですね。

意思の力で頑張ってみたんだけど、やっぱりどうしても「それができたら苦労はない」と思っちゃうときは、

カウンセラーなりコーチなり、信頼できる人にサクッと助けを求めるのは、やっぱり手っ取り早いと思います。

 

それから、

3.その感情自体と、適度な距離を取って上手に付き合う、は、

「距離を取る」のは、認めた上で距離を取る、なので、

「無視する」ではありません(無視はだめ!絶対!心にも身体にも悪いです)。

 

で、これはちょっと感覚的な部分もあるので、

もしご興味あれば、やっぱりセッションでお伝えした方が習得しやすいかな?という気はします。

が、また別の記事で書いてみますね♪きっといつかね

 

(これも、フィットする方にはめっちゃフィットして、すごく楽になるので、おすすめなのです。

セッションでお話しすると、「あ、こんな心の持ち方もあるんですね?!」と驚かれたりもします。

あれ、自分で期待値上げちゃった?)

 

やっぱりたいがいは、「感情」。

そんなわけで、

「そいつ今頃パフェ食べてるよ」と言われて、

「それで忘れられたら苦労はない!」と感じる時の、

気持ちの切り替え方でした。

 

「意思」の力ではどうにもならない時は、「感情」です。

 

というか、

自分の感情を理解したり上手に付き合えるようになれば、

人生はめっちゃ楽になります。

 

意思の力で頑張って、

でもなかなかうまくできない自分を自己嫌悪して、

という悪循環がなくなりますのでね。

 

なので、

「それができたら苦労はない」と思ったら。

やっぱりたいがいのことは、「感情」ね♡

という、ちょっこしおおざっぱな結論で、今回は〆ておこうと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

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今日の一枚。

(インスタグラムより)

ストリートアートを眺める人。

 

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