仕事が少なくて、
仕事がもらえないのは戦力として見られていないからでは?
という気持ちになってしまいます。

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。
もっともっと、
周りからの評価や、ご自身の価値を受け取っていきましょう♡
ご相談:「上司をサポートするためにできること」
上司をサポートするためにできること
今の職場に勤めて2年半になりますが、上司をとても尊敬しています。
とても仕事ができ、他部署との関係も良好で、超多忙にも関わらず、部下の私に対していつも穏やかで的確にフォローしてくれて、私が挑戦したい仕事もやらせてくれます。その上、夫が多忙で両親も離れて暮らしていて完全ワンオペ育児であることにも、とても配慮してくれます。私は新しいことを学んで理解することにとても喜びを感じるので、純粋にもっと仕事をしたいという気持ちと、尊敬する上司をサポートしたいという気持ちがあるのですが、「仕事が少なすぎる」という不満があります。
一年前に上司に不満を伝えて大きな仕事をアサインしてもらったのですが、ひと段落してしまい、また不満に思うようになってしまいました。よくしてもらっているのにまた不満を言うのはよくないと思ってポジティブに、「何かお手伝いできることないですか」、「今手空いてます」と伝えるのですが、「もう充分やってくれているから」というような感じで、私の声かけはあまり歓迎されていないように感じます。私は、「これっぽっちの仕事しか任されないなんて、本当は仕事ができないと思われてるのかな」と思ってしまいます。実際は、アピール下手な私を見兼ねて、上司は他部署の人に私の仕事ぶりを賞賛してまわって下さっている(と他部署の方からききました)にも関わらず。
その上、「上司は私のこと、機嫌良く座っててくれればそれでいいとしか思ってない。戦力としてはみてくれていない」と思ってしまうことさえあります。完全に被害妄想だしわがままだし、上司をサポートしたいと思っているはずなのに、こんな風に思ってしまう自分ではだめだなと思うのですが、堂々巡りしています。ここまで書いて、きっと上司が思うよりはやいタイミングで私が次の仕事を要求して困惑させているから、待つのがいいのかなと思いました。上司を頼らずともできる、英会話の勉強など。
心の持ち方(特に被害妄想やわがままな考えをなくしたい)など、アドバイス頂けると嬉しいです。(きこさん)
きこさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
きこさん、素晴らしい上司さんと一緒にお仕事をされているんですね!
そして、きこさんのように優秀で、熱意のある素晴らしい部下を持った上司さんも、
本当に恵まれています。
ところが、
きこさんとしては、仕事が少なく感じて、もしかして戦力として見られていないからでは?
なんて気持ちになってしまう、とのこと。
では、きこさんがどんな心の持ち方をすれば、
気持ち良く力を発揮しながら、上司さんのサポートもますます上手にできるようになるか、
ということで、私からのお返事では、
- ご自身の価値を受け取る!
ことをご提案しています。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
ご自身の「価値」の大きさは、受け取れていますか?
きこさん、めちゃめちゃ能力の高い方なんですね!
ご相談文で、「上司が思うよりはやいタイミングで私が次の仕事を要求して困惑させている」と書いてくださっているように、
処理能力やお仕事の質が高くて、仕事を与える側が、きこさんに追い付かないのかもしれません。
また、
上司さんが他部署の方にきこさんの仕事ぶりを称賛しているのを、他部署の方から伝え聞くなんて、
これ以上の誉め方があるでしょうか?!
上司さんが、きこさんという部下を持ったことをどれほど喜んでいらっしゃるか、
こちらまで伝わってくるようです。
・・・と、いうことを、
きこさんは、どれくらい受け取れているでしょう?
ご自身の能力やお仕事の質の高さを、どれくらい自覚して受け取れているでしょう?
上司さんが、他部署にさえ自慢したくなるほど素晴らしい部下であることを、
どれくらい自覚できているでしょう?
というのは、
ご相談文から、あんまり受け取れてないのかな?という雰囲気を感じたんですね。
ご自身のお仕事の価値を、そこそこ過小評価していらっしゃる?ような印象を受けたのです。
自分で自分の価値を受け取れていないと、
身の回りで起こるできごとや、他人の言葉(評価)などを、
「価値の低い(そんなにできてるわけでもない)自分」という前提で解釈してしまいます。
例えば、仕事が一段落して手が空いたとき、
健康な自己価値感があって、「私は私で良い仕事できてるよ!」という前提が持てていると、
「あら、私ったら仕事速いなぁ、もう終わっちゃった、すごいすごい♡」
と、自分を褒める発想が持てたりします。
すると、上司さんへの不満も湧きませんね。
一方、
無価値感があって、心のどこかに「価値の低い(そんなにできてるわけでもない)自分」という前提があると、
次の仕事がすぐにもらえなかった時、
「それはつまり、戦力として見られてないってこと?!(その程度の仕事しかできてないってこと?!)」
みたいに解釈しちゃうんですね。
つまり、
きこさんは、無価値感をちょこっとお持ちで、
ご自身のお仕事や職場での存在価値や周りからの評価を、正しく受け取れていないのかも?
「そこまで価値のあることはやっていない(のかも)」みたいな過小評価がちょこっとあるのかも?
それで、次のお仕事がすぐにもらえなかった時に、「戦力として見られてない?」という不安が出てくるのかも?
なんて思ったのでした。
そう言われると、どんな気分になるでしょう?
被害妄想やわがままを手放すために、まずは受け取りましょう♡
もしこの推理にどこかしら思い当たるところがありそうでしたら、
きこさんにはまずは、「受け取る」ことをとってもおすすめしたいです。
受け取るってどういうことかというと、
「そっかぁ、私の今の仕事ぶりで、もう充分上司さんは喜んでくれてるのかぁ、
部下として戦力として、上司さんはそんなにも私の存在を喜んでくれてるのかぁ、
そんなに良い仕事が、私はすでに充分できているのかぁ、
そっかぁ、それは良かった、嬉しいことだなぁ」
と、ただ素直によろこぶ感じ、です。
ここでよろこべばよろこぶほど、受け取れば受け取るほど、
「次の仕事をくれないってことは、戦力として見られてないってこと?!」という解釈の代わりに、
「あら、私ったら仕事速いなぁ、もう終わっちゃった、すごいすごい♡」と、自分を褒めて、
嬉しく自己完結する発想が持てるようになります。
すると、
次々とは仕事をくれない上司さんに不満を感じることもなくなるので、
自分の「被害妄想やわがままな考え」(や、それについての罪悪感)もなくなっていき、
今までと同じ状態でも、ずいぶんと快適にお仕事に取り組めるようになると思うのですね。
というわけで、
まずはどんどん受け取る!というご提案ですけれども、
いかがでしょう?
自分でできることを、どんどんやっちゃいましょう♡
ただ、それだけだと、
ご自身の能力やエネルギーが活かしきれない!
という不満は残ったままになってしまうかもしれません。
だって実際、きこさんの能力やエネルギーの方が、今のお仕事量をはるかに上回っていますのでね。
ただ、もらえるお仕事の量は、組織の事情も関わってくるので、
きこさんの力でコントロールできる部分はやはり限られるかもしれません。
ではどうするか?!ですが、
ここは、ご相談文でも触れてくださっているように、
「上司さんを頼らずともできること」を、どんどんやっちゃうのが良いかもしれませんね。
英会話も素敵ですし、それ以外にも、
何かしら、これからのお仕事に関連しそうな、役立ちそうな分野を新しく学んでみるのは、どうでしょう?
しかも、もし何か関連する資格などがありそうなら、その取得を目標にしてみるのも素敵かもしれません。
そんな風にして、
お仕事に関わる分野で、きこさんの豊かな能力やエネルギーの注ぎ先(目標)を見つけて取り組んでみると、
ご自身の満足感や充足感にも繋がるし、
今後さらに良いお仕事ができて上司さんのサポートもさらに上手にできるようになるし、
良いことずくめなのでは?!
と思ったのでした。
とっても応援しています♡
上でも書きましたが、
きこさんは、熱意も向上心も能力もあり、真摯にお仕事に取り組んでいらっしゃって、
上司さんもほんとにラッキーな方だと思うのですね。
まずはそこを、きこさんご自身がとことん受け取る!ことが、
今回のご相談の突破口になるのでは、と思いました。
きこさんのお仕事が、ますます充実した時間になりますよう、
心より応援しております。
良かったらお話聞かせてくださいね!
ではでは、お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
今日の一枚。
オランダにもモスク。