海外まで来て、まだくすぶってる私、
何やってるんだろ。
なんて、人知れず悶々としている、
自分迷子な海外女子さんたちへ。
自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
「海外女子」という素敵カテゴリと、わたし。
「海外女子」という言葉は、
なんかオサレでイケててかっこ良くて陽キャでインスタもきらきらで海外でもバリキャリでたくさん稼いでて現地彼氏もイケメンで、
いい感じに全部うまく行ってる女子、
みたいなイメージで合ってますか?極端すぎた?
私などは、大体そんなイメージが湧くんですけども。
でも、私自身は、
「海外女子」って、そんな感じのイメージのはずなのに、
海外に飛び出しちゃった私も、一応同じ「海外女子」のはずなのに、
なんで、私は全然何もうまく行ってなくて、こんなにくすぶってるんだろう。
私、海外まで来て何やってるんだろう。
ずっとこんな風に、心の片隅で思っていました。
でも、正面からは認められないんですよ、そんなこと。
だって惨めすぎますもの。
でも、心の片隅に、そんな思いがあることにも、
それはそれはしっかりと(心の片隅で)気づいていました。
私が海外に出た理由は、「逃げ」。
私が海外に出た理由はいくつかあります。
直接的には、
仕事が泣くほどできなくて、エリートサラリーマン(社会的な成功者)になれなかった挫折感からの「逃げ」。
(これがなぜそこまでの挫折になったの心理的な理由もお話しできるのですが、今回は割愛。)
間接的には、
過干渉な母(マイルド毒風味)からの「逃げ」。
それから、それまでに経験した理不尽な記憶(怒り)からの「逃げ」。
またそれから、居場所があると全然思えない日本という国からの「逃げ」。
そういうものを見ないで済むには、思い出さないで済むには?と考えた解決策が、
その相手や、それらが起こった土地(日本)を離れる、だったんですな。
なんて短絡的なんでしょう♡
当時は、「逃げ」とも自覚はしていなかったし、
「解決策」とか何も考えてはいませんでしたけどね。
でも、とにかく無意識にこれらのことから「逃げ」てるわけで、
海外にいても、やっぱりそれらは追ってくるわけです。
心の中で。
で、逃げてるだけなので、何も解決してないわけです。
なので、
日本にいた時と同じようなことでモヤモヤし、イライラし、
日本にいた時と同じように、自己嫌悪と自己否定と自己攻撃と無価値感と罪悪感その他の魑魅魍魎を積み重ねて、
海外にいるのに、日本にいた時と、本質的には何も変わってない。
それが、
「海外まで来て、いまだにくすぶってる私、何なの」という、
言語化はほとんどできてなかったけど、
心の中にそこはかとなく、でも確実にあって逃げられない感覚に、なっていました。
でも、傍目にはなんかうまくやっちゃう。
でも、
少なくとも、生き延びる力(とか、運とか?)はどうやらあって、
なんだか生き延びちゃうんですよね。
しかも、別に、文字通り毎日地獄とかそんなわけでもなく、
日々それなりに素敵なことやら楽しいこともあるし、それを喜ぶこともできるし。
そうすると、
意外と周りからは、冒頭の「きらきら海外女子」みたいに見られることも、結構あったりして。
そうすると、
表面的には見栄とかプライドとかも保てちゃって、
「いや、うん、まぁ、私は私で、私なりにやってるから、まいっか。」みたいに、
なんとなく自分で自分をごまかすこともできちゃったりして。
でも同時に、
「いや、違うのに、私ぜんぜんきらきらしてないし」という正直な思いもあるので、
なんか下手に自分を落とすようなことを言ったりして自己嫌悪に陥ったり。
そしてまた、ふとした時に、
またあの、「海外まで来て、まだくすぶってる私、何なんだろう」という、
逃げきれない感覚がふと顔を出す、みたいな。
そして、それを振り切るために、またしゃかりきに、日々のことに没頭していく。
個別の事情はいろいろあるにせよ、こんな風に、
今、実は一人でめっちゃ頑張ってる海外女子さんも、けっこう多いんじゃないかな?
なんて思ったりするのですが、どうでしょう?
くすぶり状態って、抜け出しにくい。
ただ、経験者は語るんですけど、
「くすぶり」状態って、抜け出すきっかけがつかみづらいんですよね。
煙がくすぶっているだけで、炎が上がってるわけじゃないじゃないですか。
なので、「今、どうにかしなくちゃ」って思わないんですよね。
だからこそ、終わりが見えないまま、くすぶり続けるわけで。
私も長いことそんな状態だったのですが、そこから抜け出すきっかけになったのは、
プロフィールにちらっと書いた、失恋でした。
今では、
この時の人は、「もうそろそろこんな生き方やめたら?」と私に伝えるために出会ってくれた、と思えますが、
当時はほんとに痛かったんですよ。
(この時の失恋が、他の失恋よりずっと大きな痛みを伴ったことの心理的な理由も説明できますが、
やっぱり今回は割愛しちゃうんですが、)
とにかく、当時の私が、当時のくすぶり状態を抜け出すには、
それくらい大きなイベントが必要だったんですよね。
それくらい痛い経験をして、やっと、
「こりゃダメだ、もういかん、もう、こんな生き方、変えなくちゃ」と目が覚め、
そのために必要な手段を、本気で具体的に探し始めたのです。
そうやって出会ったのが、心理学やカウンセリング、だったのでした。
このできごとがなかったら、
今も私は、ただくすぶりながら、出口も分からず悶々としていたのかも。
そう思うと、やっぱりこの時の人には、感謝しかないのですね。
自分で決めて、自分で選べば、抜けられる。
でも、だからって、
くすぶり状態を抜けるには失恋すべし!とか言うつもりはもちろんないし(笑)、
そこを抜ける手段は心理学とカウンセリングしかない!と言うつもりもありません。
ただ、
「私が変えなきゃ、私が変わらなきゃ」と、自分で本気で決めるのは、
とても大切だと思います。
でないと結局、
「んまぁ、言ってもただちょっとくすぶってるだけだし・・・」と、
人の心は現状維持に戻りがち、なんですよね。
それから私は個人的に、
海外まで飛び出しちゃうくらいの元気な大人女子のみなさんは、
心の根っこさえ整えば、あとは自分で考えてどんどん行動して前に進んじゃうエネルギーは、
十分以上にお持ちだと思っています。
(「え?海外に出るくらい、航空券買って飛行機に乗るだけだもん、誰でもできるでしょ?」とか思います?
そんな感覚で海外に飛び出せるって、自分がそう思ってないだけで、相当のエネルギーをお持ちなんですよ!!!)
その意味では、
その「心の根っこ」を整える手段である、心理学やカウンセリングが向いている海外女子さんは、
実際多いんじゃないかなぁ?
と、私などは思っていますけども。
ともあれ、
自分で決めて、自分が納得できる手段を選べば、
それが何であれ、前に進む力をみなさんはちゃんとお持ちです。
ご安心あれ。
(とはいえ、私、カウンセラーなので、
商売的には、「カウンセリングしかないですよ!」とか言い切っちゃった方が、良いのかもしれないんですけどね、
そういう煽るようなぐいぐいくる感じ、ほんとイヤなんですよね~(涙)
「余計なお世話!私に必要な手段は、私が決めて私が選ぶ!」って、自分がつい思っちゃうので、
やっぱりみなさんにも、その自由は常に持っていてほしいんですよね~
その自由がある上での自分の決断とか選択ほどパワフルなものって、他にないですもの。
でもやっぱり、商売下手よね~(涙))
自分迷子な海外女子さんへのエールでした。
そんなわけで、今回は、
海外まで来て、まだくすぶってる私、何やってるんだろ。
と、人知れず悶々としている自分迷子な海外女子さんたちへのエール、
みたいなつもりで書きました。
みんなね、
常識も価値観も習慣も気候も言語も食べ物も、何もかも違う国で、一人でほんとによく頑張ってるの、
よく知ってます。
それから、人を頼らず、自分の力で何とかしようとしてるのも、
よく知ってます。
(それくらい自立的な大人女子さんじゃないと、一人で海外なんて来ないよね。)
その頑張りを私はよく知ってるし、応援しているし、
まだまだ自分で頑張りたいなら、そりゃもうどんどん頑張っちゃおうよ!と思うし、
そして同時に、
やっぱりこのくすぶり、もうそろそろどうにかしたいなとあなたが思った時、
心理学やカウンセリングや、私(の、この記事)を思い出していただけたら、
私はいつでもお待ちしてるし、めっちゃお手伝いできますよ!
と、お伝えしたいなと思ったのでした。
世界のどこかからこの記事を読んでくださった、大人女子さんのあなたに、
応援と愛をこめて。
今回もお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
オランダで、対面セッション始めました♡
(でも一応最後に、商売下手なりに宣伝させてね!)
これまでずっと、セッションはZOOMのみで行っていましたが、
このたび、オランダでも対面セッションを始めました!
アムステルダムの真ん中にある素敵空間で、あなたのお話聞かせてくださいね♡
今日の一枚。
一面のチューリップ。