「才能」とは、「○○○○にできること」

今回のタイトル、

「才能」とは「○○○○にできること」

と伏字にしてみましたが、○○○○には何が入ると思いますか?

 

「才能」というと、普通の人からは一目置かれるくらい秀でている何かとか、テレビに映っちゃったり何かの大会で優勝するするくらい高い能力、みたいなイメージがありますね。

それももちろん「才能」なんですが、今回はまたちょっと別の視点でお話しようと思います。

 

今回「○○○○」に入れたいのは、「当たり前」という言葉です。

なので、今回のタイトルは、

「才能」とは、「当たり前」にできること

ということになります。

 

例えば、

  • 相手の気持ちが分かる、察することができる
  • なので、人に優しくできる、思い遣れる
  • 責任感を持って仕事をきちんと遂行する
  • 誠実で正直である
  • コツコツと努力を重ねる
  • 人の話を親身になって聞く

なんてことは、このメルマガを読んでくださっているあなたは、ごく自然に当たり前にやっていらっしゃると思います。

これら、素晴らしい才能なんですよね。万人にできることではないのです。

 

例えば、人の気持ちを察して、思い遣る、優しくする、ということ。

優しい人って、「そんなの人として当然の当たり前のことで、何の才能でも価値でもない」とおっしゃいます。

でも、それを「人として当然で当たり前」と思えることとか、当然のように細やかに人を気遣って優しくできることって、それはそれは素晴らしい才能なのです。

世の中には、そんなに繊細に感じられないし、だからそこまで細やかに気遣って優しくすることもできない人はたくさんいるのです。

(人間として優しい人かどうかとはまたちょっと別の話なのですけれどね。)

 

自分が当たり前にできてしまうと、他の人も同じように当たり前にできるはず、と思ってしまうんですよね。

なので、それが「その才能を持っている自分だからこそ当たり前にできる(けど他の人はそうとは限らない)」ということになかなか気付かないんですね。

 

また、自分で当たり前と思っていると、それがうまくできなかったときに「もっと上手にできるはずなのに、できなければいけないのに」「やっぱり自分にはできていないんだ」と自分を責めることにもなります。

でもこれも、その才能を持っているからこそ自分を責めることになるだけで、その才能がなければ自分を責めようとも思いませんよね。

例えば、一流のスポーツ選手は、それだけのパフォーマンスができて当然と思っているので、それができなければ自分を責めるでしょう。それと同じことです。

 

どうでしょう、意外な感じがするでしょうか?

 

と、いうことは。

色んなことをいとも簡単に当然のように日々やってのけているあなたには、それはたくさんの才能がある、ということです。

自分で才能と思っていないだけ、なんですね。

なので是非、その「当たり前」に隠れた才能を、才能として見つけてあげたいですね。それもまた、自己肯定感につながります。

 

まずは、

「私が当たり前だと思ってやっていること、ごく自然にやっていることって何だろう?」

と自分に問いかけてみてください。

そして、

「もしかして、これって、他の人からすればそんなに当たり前でもないのかもね?」

という視点をちょっと意識して持ってみてください。

 

最初は、「こんな、人として当然の、普通のことなのに??」と、たくさんの違和感を感じるかもしれません。

でも、ここはちょっと意識して、この問いかけ&視点を持ち続けてみてください。

少しずつ、自分の才能、価値が腑に落ちてくると思います♪

 

そして実は、自分で自分の才能を認識できると、おまけとしてちょっと嬉しい棚ぼたが落っこちてきます。

次回はこれについて書いてみようと思います~☆

閑話休題。

往年のミュージシャンたち。