オランダ在住カウンセラー

両親・きょうだい

自分と人との境界線、距離感、そして母

今回は、人との境界線、距離感の話です。普段、人との「境界線」なんて、意識して過ごすことはあまりないかな、とは思います。ただ、意識していないからこそ、人間関係で地味に面倒なことに繋がっていることもあるんですね。例えば、誰かが軽く言ったことを、必要以上に深刻に捉えて気に病み過ぎてしまい、人付き合いが面倒...
自分迷子

いろんな問題は、自分を過小評価するから起こる?!

頑張り屋さんは、皆さん本当に謙虚です。自分をすごくちっぽけなものみたいに感じて、その通りちっぽけに扱っていらっしゃることが多いです。で、ご自分ではその「ちっぽけ」な自己認識は「事実」だと思っていらっしゃるのですが、お話をお聞きしていると、「ご自分を過小評価していらっしゃるなぁ」と思うこともとても多い...
自分迷子

不満や愚痴を自分に許せない、とても優しく「いい子」なあなたへ

日頃セッションでお話していると、よく思うのが、皆さん、本当に本当に「いい子」を一生懸命やってこられているということです。内心ではいろいろ思うところもあるし、セッションでも不満とか愚痴みたいなことがちらっと出てきたりもするのです。でも、ご自分で本音(に近いこと)を言ったら、即座に「でもそれは、○○とい...
自分迷子

なぜ、誰かの顔色を伺うご機嫌取りパターンが生まれるのか

前回は、いつも誰かのご機嫌取りをしていて疲れてしまう方へ、ということで、 私は、誰かのご機嫌より、まずは私のご機嫌を優先する。 相手は、自分の力で自分のご機嫌が取れる(ようになる)ことを信頼し、任せる。ということを提案してみました。で、今回は、そもそもなぜ、こんなにも誰かの顔色を伺う、ご機嫌取りパタ...
自分迷子

自分以外の誰かのご機嫌取りで疲れてしまうあなたへ

いつも、自分以外の誰かのご機嫌取りで疲れてしまう。という方は、頑張り屋さんには結構多いのではないでしょうか?「誰か」というのは、 パートナー(夫、彼)だったり 子供だったり 母親、父親だったり 職場の同僚だったり身近な「誰か」のことが多いですね。ご機嫌取りで疲れてしまう方は、「お察し上手」のことが多...
自分迷子

人に受け入れられている気がしない時

私は人から受け入れられている気がしない。私も存在していいのか、という不安が心にほんのりとある。そんな感覚がある方は、いらっしゃるでしょうか?またまた、これも私が長いこと感じていたことなのですけれど。今回は、なぜ私がそんな風に感じていて、どうやってそこから抜け出したのかをお話してみます。心理学のとても...
自分迷子

卒業の季節に思う、「手放し」の話。

桜が美しい、卒業の季節ですね。「卒業」って良い言葉だなと、最近改めて思っていまして、今回は心のお話と絡めて書いてみようと思いました。卒業式って、在籍していたその期間を、「大変良く頑張りました!」と卒業証書で承認し、次のステージに進んでいくための、区切りですよね。心にも、同じことが言えるな、と思ってい...
自分迷子

「誰も私には気づいてくれない」という孤独、寂しさ。

あなたには、「誰も私には気づいてくれない」という思いはあるでしょうか?こんなに世界は広いのに、私の存在に気づいてくれる人は一人もいないのかという、強い寂しさ、孤独感。これは、私が長いこと感じていたことです。もし私がもう一人いれば、少なくともそのもう一人の私は、私自身を抱きしめてくれるのに。でも、この...
大人の色気

お母さんとの関係を整理すると女としての自信がつく話

「お母さんから、女の子らしい服装をさせてもらえなかった」「お母さんから、『そんな肌を見せる服、はしたない』と言われて、そういう服を避けるようになった」「お母さんから、大人になっていく身体について『いやらしい』と言われた」というお話を、セッションで良くお聞きします。本当に良くお聞きします。もちろん私も...
自分迷子

続・頑張り屋さんが燃え尽きる2つの理由

前回は、頑張り屋さんが燃え尽きる2つの理由のうち、一つ目をお話ししました。それはずばり、「自分一人で」頑張るからということでした。なので、そこを抜けていくためには、「自分一人」で何でもどうにかしちゃうパターンを手放し、「誰かと一緒に」「誰かを頼りながら」生きるというステージにシフトしていきましょうと...