「ちゃんと」「きちんと」しなければ「ならない」のは、誰のため?

真面目で誠実な頑張り屋さんは、

「ちゃんと」やること
「きちんと」やること

をとても大事にされている方も多いと思います。

 

これ自体、素敵なことですよね。

その姿勢から、たくさんの方に信頼を寄せられることも多いでしょう。

 

ただ、「ちゃんと」「きちんと」やっている自分自身が、そのこと自体に喜びを感じていない時、楽しんでやっていない時は、

途中からそれが「ただの義務」になってしまい、心の中でどんどん負担になっていきます。

すると今度は、「私ばっかりこんなに頑張って…」と、周りに対する不満になったり、疲れ切ってしまったりもしますね。

 

こうなると、周りとの関係が微妙にぎくしゃくしてしまったりして、

「なんか、うまくいかないなぁ」

みたいな虚しさとなって心に積もっていったりもします。

 

ちょっと、寂しいですね。

 

こんな時、考えてみたいことがあります。それは、

「ちゃんと」「きちんと」しなければ「ならない」のは、誰のため?

ということです。

 

あなたが、ちゃんとしなければ、きちんとしなければ、こうするべき、と思っているものは、

誰のためだったのでしょう?
誰を喜ばせてあげたいのでしょう?
誰に笑顔になってほしいのでしょう?
誰を守ってあげたかったのでしょう?
誰の役に立ちたいのでしょう?

 

もともとは、「ちゃんと」「きちんと」すること自体は、目的ではなかったはずです。

考えてみると、本当に大切な人たちの顔や、その人たちのために一生懸命な自分の姿が思い浮かんでくると思うのです。

 

そして、それだけの大切な人のために一生懸命だからこそ、

「ちゃんと」
「きちんと」

を、こんなにも頑張ってきたのだと思うのです。

 

そんなことが分かってきたら。

今度は、「ちゃんと」「きちんと」しなければ「ならない」、と、誰かのために頑張ってきたあなた自身の、愛の大きさに気づいてあげましょう

自分を差し置いて、そんなにも誰かのために頑張れてしまう、その頑張り屋さんのあなたを、全力で認めてあげましょう

 

それから、少しずつ、「自分」もカウントしていきたいですね。

私も喜ばせてあげるには?
私も笑顔にしてあげるには?
私も(一緒に)楽しむには?

 

それからもちろん、少しずつと言わず、

もう自分の好きなこと・楽しいことを、好きなように楽しくどんどんやっちゃう!

ことを自分に許してあげるのもとても素敵ですよ♪

 

そうやって、

大切な人の笑顔が見たい、という本来のシンプルな願いを抱きしめ、

それを一生懸命やってきたあなた自身を抱きしめてあげたいですね♪

 

あなたがあなたの頑張りを丸ごと認めてあげられますように。

いつも、応援しています。

閑話休題。

カラフルな歩道を見かけました♪

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