
上司に母を重ねてプチパニックになり、仕事に支障が出ることがあり困っています。
苦手な上司とうまく付き合い、ミスを指摘されても心を平静に保つにはどうしたらよいでしょうか。

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコです。
子供の頃にお母さんに感じていた未消化の感情を整理し、
お母さんとの境界線をさらに確立していきましょう。
◆ご相談:「女性特有の怒り方にとても苦手意識があります」
オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
女性特有の怒り方にとても苦手意識があります
30代女性です。
私はこれまで何度か転職していて、いずれの場においても上司は女性でした。現職の女性上司に限らず、いつも少なからず彼女たちに対して恐怖心を抱きます。うまくできなかった際に、なぜ指示通りにできないのか、期日に間に合わないのであればなぜ事前に相談しないのか、と(社会人としてできて当然なので指摘されるのもこうして書くのも恥ずかしいのですが)”詰められる”とパニックになってしまいます。冷静に振り返ればゴールや求められてる完成形のイメージがわいていなかったり、どこまで自分で考えどれくらいは他人に頼ってよいのかのさじ加減がわからず時間が過ぎてしまうなどといった理由になります。
何を申し上げたいのかというと、女性特有の怒り方にとても苦手意識があります。男性に指摘を受けることは少ないので比較が難しいのですが、父や年上の同僚に叱られた時とは違う緊張感があるように思います。
自己分析すると、母が私に怒る時を彷彿させるのだと思います。激しい口調で怒られる、「なぜできないんだ!」と責められているように感じ寄り添ってもらっている感覚に乏しかった幼少期。私は算数がとても苦手な小学生で、母と家で宿題をするときにあまりにも解けなくて母がため息をついたり「なんでこんな問題も解けないの、悔しくないの?」と言われた記憶がいまだに鮮明です。母は優等生だったので問題が解けない人の心理がわからなかったり、自分の娘の理解力の低さに不安を感じていたのだと思います。怒りを爆発させれば、そのあとは案外ケロッとしていることが最近わかってきました。
前は母がすることを何でも受け入れてきましたが、最近は素直に彼女の嫌なところを認められるようになってきました。彼女なりのリズムやこだわりを邪魔されると感じると怒るのですが、そんなことは知ったこっちゃない、私はあなたのその言い方が嫌です、と言えるようになってきました。少しずつ境界線を張れるようになってきたのだと思います。娘の私から見ても美人で賢く、稼ぐ力があり思いやりもある母はほぼ完ぺきな人間で、彼女こそが正しい、という思い込みがどこかにあるのだと思います。最近はそこを自覚し、母は母、私は私の魅力があると自分に伝えてるようにしています。
話は戻りますが、私は一人っ子で、母はいろいろな不安があって私に感情のまま怒りをぶつけたり叱る態度をとっていた、怒るから私のことが嫌いなわけではない、と頭ではわかっているのですが、現状、上司たちに自分の母を重ねてプチパニックになり、仕事に支障が出ることがあり困っています。苦手な上司とうまく付き合っていき、ミスをして指摘を受けた際にも心を平静に保つにはどうしたらよいでしょうか。
(PFさん)
PFさん、こんにちは。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコと申します。
PFさん、すごくたくさん学んでいらっしゃいますね!
ご自身やお母さんへの深い理解や取り組みに、とても感心しながらご相談文をお読みしておりました。
ご相談は、「苦手な上司とうまく付き合い、ミスを指摘されても心を平静に保つには?」ということで、
私からのお返事では、
- プチパニックを起こす心のカラクリを理解し、冷静でいられる心を作る
- 自信を持ってミスのない仕事をするために、境界線をさらに育てる
といったところを中心にお話してみました。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
◆既にここまで理解し、取り組めています!
PFさん、たくさん学んで、たくさんご自身に向き合っていらっしゃいますね!
なぜご自身が、女性上司さんの前ではプチパニックを起こしてしまうのか(お母さんを上司さんに投影していること)を理解していらっしゃるし、
お母さん側の心の事情や傾向も、客観的に理解を深めていらっしゃるし、
その上で、お母さんとの心の境界線も、着実に作りつつあります。
既にここまでできているのは、やっぱりすごいこと!だし、めっちゃ賢い!と思うのですね。
「やるじゃん、私!」と、ご自身を褒めてあげて良いところなのです。
確かに、現状は、上司さんにお母さんを重ねてプチパニックになり、仕事に支障が出たりもするわけですが、
こんなにできていることがある、ということを自信にしてあげるのも、そこを抜けるためにとても大切ではないかと思いまして、
まず最初にお伝えしておきたいなと思いました。
◆「嫌われたのかも?」という恐怖が心にはまだ残っている?
では、ご相談くださった、
苦手な上司とうまく付き合っていき、ミスをして指摘を受けた際にも心を平静に保つにはどうしたらよいでしょうか。
を考えていきたいのですけれども、
そのために私は、ここ↓に注目したいなぁ、と思いました。
私は一人っ子で、母はいろいろな不安があって私に感情のまま怒りをぶつけたり叱る態度をとっていた、怒るから私のことが嫌いなわけではない、と頭ではわかっている
そう、お母さんは、PFさんを怒ったからといって、PFさんを嫌っていたわけではない、んですよね。
それは、頭ではPFさんも分かっていらっしゃいます。
でも、心がその理解に追い付かず、プチパニックを起こしてしまう。
お気づきの通り、ここでは「投影」が働いているのですが、ここをもう少し詳しく見ていきます。
実は、子供のごくシンプルな世界観では、
母に好かれている=私は存在する価値のある、良い子
母に嫌われた=私は存在する価値のない、ダメな子
みたいな感覚になっていることがとても多いです。
つまり、子供にとって、
母親に嫌われたかも?と感じるのは、自分は存在してはいけないのでは?と感じるほどの、とてつもない恐怖、
なんですね。
そして、この恐怖は、
大人になってから、「あれは嫌われていたわけではなかった」と頭で理解できるようになっても、
その理解では払しょくできず、心に残ったままになったりもします。
(実際には、「恐怖が残っている」みたいな自覚は、ないことも多いのですけれどね。)
すると、大人になってから、女性上司さん(=お母さんを投影しやすい相手)から怒られたりしたときに、
子供の頃に感じた「嫌われちゃったかも、どうしよう?!」という強い恐怖が刺激されてよみがえり、プチパニックになる、
という心の動きなのではないかな、と思います。
つまり、PFさんが今も上司さんたちとの間でプチパニックになり、お仕事に支障が出てしまうのは、
もしかすると、今PFさんが思う以上に、
子供の頃に感じていた、お母さんに嫌われたかも?という恐怖とか、悲しさとか情けなさとかいろんな気持ちが、実は心の中に未消化のまま残っているのかも?
なんていうふうにも、考えられるのですね。
◆未消化の感情を、整理し、癒す。
と、いうことは。
PFさんの職場でのプチパニックをなくし、冷静でいられる心を作るには、
その、心の中に未消化のまま残っている、子供の頃に感じたいろんな思いを整理し、癒していくことがとても大切です。
整理して癒していくほど、今の上司さんとの間で刺激されるものもなくなっていき、
ミスを指摘されても落ち着いて対処できるようになりますのでね。
これは、セッションでがっつりお手伝いできるところでして、良かったらぜひお話聞かせてほしいなぁ、なんて思います。
私のセッションではどんなことをするかというと、例えば、
当時のPFちゃんが感じていた、恐怖や悲しさや情けなさなどのいろんな気持ちを受け止め、許し、愛してあげて、
同時に、当時のお母さんへの理解もさらに深め、
確かに、お母さんはPFちゃんを嫌っていたわけではなく、PFちゃんはお母さんにちゃんと愛されていて、そこにただいるだけで良い可愛い存在で、
なので、何も怖がる必要も、パニックになる必要もない、
という感覚を、頭での理解だけでなく、心の中で腑に落としていく、
みたいな感じです。
文字で読むとなんだか抽象的で、なんのこっちゃな感じもあるかもしれませんが、
私は、イメージワークのようなセラピーなども使いながら、メッセージを心にすっとお届けするのも得意でして、
無理やり納得することなく、自然と腑に落ちるような体験をしていただけるのではないかと思います♡
◆境界線をさらに育て、自信をつける。
それから、ここ↓にも触れたいなと思いました。
ゴールや求められてる完成形のイメージがわいていなかったり、どこまで自分で考えどれくらいは他人に頼ってよいのかのさじ加減がわからず時間が過ぎてしまう
というのは、もしかすると、ここにもお母さんの影響があったりするのかな?なんて思ったんですね。
PFさんは、
母はほぼ完ぺきな人間で、彼女こそが正しい、という思い込み
がどこかにある気がするとのことで、そうすると、
お母さん(上司さん)が求めるゴールや完成形こそが正しい=自分が考えるゴールや完成形で良いのか分からない、いまいちイメージがわかない、とか、
自分で考えるものがどこまで認められるのか分からず、どこからは他人を頼るべきなのかも分からない、みたいに、
お仕事の場面でも自主性や自信を持ちにくく、「うまくできない」なんてことにもなるのかもしれません。
また、上で触れた「お母さんに嫌われた?!」みたいな怖れがあるとき、
子供は無条件に、何とかお母さんに好かれよう、存在を認められようとします。
その手段として、自分の考えではなくお母さんの「正しさ」をなぞるのは、とても分かりやすい方法でもあります。
いずれにしても、
PFさんもすでに気づいていらっしゃる通り、PFさんとお母さんとの間の「境界線」がちょっと薄い面があり、
それが、お仕事のやりにくさやミスに繋がっているのかも?
なんていう見方もできるのかもしれないな、と思ったのでした。
もちろん、詳しくお話をお聞きしないと分からないところではありますが、
もし、こんな感じで、お仕事の仕方にもお母さんの影響が考えられそうだとすると、
やはり、お母さんとの間の境界線をさらに育てていくのはとっても大切ですね。
「私は私、お母さんはお母さん」という鉄板のアファメーションもありますし(すでにやっていらっしゃったでしょうか?)、
セッションでも、そんなところもお手伝いできます。
先ほどこんなふうに↓書きましたけれども、
>上で触れた「お母さんに嫌われた?!」みたいな怖れがあるとき、
>子供は無条件に、何とかお母さんに好かれよう、存在を認められようとします。
こうやって、好かれよう、認められようとすることで、自分の意識やエネルギーをお母さんに強く注ぐことになります。
それがやはり、境界線を薄くしてしまうことにもなります。
なので実は、
上でお話したような、当時の怖れや悲しさなど未消化の感情を癒していくプロセスも、
お母さんに集中させてきたPFさんのエネルギーや意識を、PFさんご自身に取り戻し、境界線を育てるのを助けてくれますし、
それ以外にも、さらに境界線を確立していくために、
お母さんとPFさんが、それぞれに異なる価値観を持った、「対等」な「大人」の二人の女性である、という感覚を腑に落としていく、
というのも素敵なビジョンになりますね。
もちろん、そんなところのお手伝いもできます。
といったところができてくると、
今度はご自身の考えに自信を持ってお仕事に取り組んだり、やはり自信を持って周りを頼ったりなど、
ミスをしないお仕事の仕方ができるようになってきて、
女性上司さんから詰められる場面そのものも、減らすことができるようになるのでは、と思いました。
◆とっても応援しています♡
上司さんとの関係についてのご相談ではありましたが、
ご想像の通り(?)、お母さんとの関係を整理し、癒していくという方向性のご提案をしてみました。
上でも書いた通り、
お母さんとの関係の整理や癒しが進むほど、上司さんへの苦手意識も薄れ、お仕事の仕方もより楽ちんになっていくと思うのですね。
そうやって、PFさんが心穏やかに自信を持ってお仕事ができますように、私もとっても応援しております。
お手伝いできることもたくさんありますので、良かったらお話聞かせてくださいね!
ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)
◆今日の一枚。

初夏の風景。

