今回は、
頑張り屋さんが超得意なウソとは?!意地っ張りな頑張り屋さんの悲哀
というタイトルにしてみました。
さて、頑張り屋さんが超得意なウソとは、何でしょう?超得意で、しかも日常的についているウソです。
答えは、「だいじょうぶ!」。
みなさん、毎日この嘘ついてますよね?なんなら一日に何度もついてませんか?
しかも、大変な状況になればなるほどウソも巧妙になって、笑顔まで演出したりしていませんか?
そして、周りの人もこういう時なぜかとてもウブで、この嘘を本当に素直に信じてくれちゃうんですよね。そしてますます頼ってくるなんてことにもなります。
自分はといえば、笑顔でだいじょうぶ!と言って粛々と諸々をこなしながら、心の中では
「『だいじょうぶ!』なんて嘘に決まってるじゃん!なんでみんな分からないの?バカなの?!」
とイライラを募らせます。そしてそんな自分に対しても「私はなんて心が狭いんだろう(涙)」と自己嫌悪を募らせます。
「だいじょうぶ!」というウソが、どんどん大丈夫じゃない状況を呼び込むのです。
ではなぜ、本当は大丈夫じゃないのに「だいじょうぶ」と言ってしまうかといえば、
- そうやって何でも引き受ける生き方しか知らないから
- 自分がだいじょうぶであることで回っているたくさんのことに責任を感じるから
- 大丈夫じゃなかったらひどい敗北感を感じるから
- 大丈夫でなくても助けてもらえるか分からないから
- 万が一助けてもらえても恥ずかしくて受け取れないから
などなど、いろんな事情があります。
他の記事でも触れていますが、頑張り屋さんの切ない習性ですよね。
しかも悪いことに、この「だいじょうぶ」というウソは、言っている自分自身に対する嘘であることもあります。
本当は大丈夫じゃないのに、「だいじょうぶ!」と言うことで自分自身もだましているんですね。
大丈夫じゃないということについて頑張り屋さんの感覚が麻痺するのはこのためです。そしてこの麻痺した状態が、ますますいろんなことを抱え込む原因にもなります。
ここからまたいろんな考察もできるのですが、今日はあまりいろいろ言葉を連ねる気分じゃないので、シンプルに行こうと思います(メルマガはいつもその時の気分で書いています。気分だいじ☆)。
どういうことかというと、
頑張り屋さんて、ほんと素直じゃないんだよね!けどそこがまた健気で可愛いのよね♪
ということです☆
頑張り屋さんの女性って、男性が「あなたは素直じゃないねぇ、でもそれが可愛いんだけどね」って自分の意地っ張りの部分をまるごと受け止めて可愛いと言ってくれたら、即座に落ちませんか?笑
素直じゃない。意地っ張り。
そうなりたいわけじゃないのに、どうしてもそうなっちゃう。
そんな自分をどうにかしたいのに、うまく行かない。
でも誰もそういうことには気づいてくれない。
誰か一人でもいいからそれに気づいて受け止めてくれたら、どんなに安心できるだろう。
そうやって一人で孤独を抱えているんですよね。
もう全然大丈夫じゃない。本当は誰かに気づいてほしい。
そう思いながら、でも同時に、実際に誰かに見つかってしまったらその場で消えてなくなってしまうかもしれないくらい、繊細で脆くて儚いものを頑張り屋さんは心の中に仕舞っているのです。
なんて可愛いんでしょうね。なんていじらしいんでしょうね。
え、私全然可愛げないんだけど。
今そう思った方こそ、それはそれは可愛らしい方なんですよ。とっても元気なじゃじゃ馬でもありますけどね!笑
きっとここまで読んでくださった何人かの方は、照れくさいような敗北感のような全部否定したいような、でも図星のような居心地の悪さを感じていらっしゃるかと思います。
それこそ今回の記事の意図です笑
なぜそう感じるかというと、「そんなところが可愛いんだよね!」という言葉に心が(意図せず)反応しているからなんですね。なので、今はとにかくどんどんその居心地の悪さを感じてみてください。
そしてその居心地の悪さを感じ切ってすっきりしてくると、また新しい目線や発想が得られるようになってくると思いますよ♪
参考になればうれしいです。
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閑話休題。
そろそろ若葉が芽吹いてきました!(写真は2年前ですが)
本当に良い季節!コロナが収束したら、また街歩きをするのが楽しみです。