頂いたお便りにご返信♪⇒「頑張り屋さんが抱える慢性的な『寂しさ』と『特別意識』の話」

今回は、前回の記事「頑張り屋さんが抱える慢性的な『寂しさ』と『特別意識』の話」に頂いたお便りにご返信しようと思います♪

(ご意見・ご感想・ご質問・こんな話を聞いてみたい!などいつでもお便りお待ちしております♪

イニシャルでご紹介・ご回答させていただく場合があります。公開NGの場合はそのようにお知らせください。)

 

まず初めに前回の内容をおさらいしておくと、

  • 頑張り屋さんは、他の人よりも頑張って勉強ができたり優秀だったりすることで、自分は周りとは違う「特別」な存在であろうとし、それで自分の存在価値を見出すことで安心する。
  • 「自分は周りとは違って特別な存在」であろうとすることは、同時に「私」を「みんな」から分離させてしまうため、頑張り屋さんが存在価値を感じようとすればするほど自分と周りの距離が開いてしまい、それが頑張り屋さんの慢性的な「寂しさ」に繋がっている。

というお話をしました。

 

これについて、素敵なメッセージを頂きましたので、今回のメルマガではご紹介しつつ返信もさせていただこうと思いました。

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ありがとうございます☆

毎回、楽しみにしてます。
今回の「寂しさ」なるほど~
これだったのか~と
寂しさに隠れてる、自分の特別感を初めて解かれました!!

分離してたんだね…

目からウロコ。

特別感は、人より優れている
とか
人より大変な人生をおくる
特別な使命とか
もありますか?

(Yさん)

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Yさん、お便りどうもありがとうございます!

なるほど、これだったのか~!が得られて良かったです&とても嬉しいです♪(そうか~!と感じていただけたときの喜びが私は大好きなのです☆)

そうやって自分が抱えてきたものに気づいて「認識できる」と、じゃ、それについてどうしよう?(「どうもしなくてもいいかな?」も含めて)と次のステップに目が向けられるようになります。

なので、こういう気付きって本当に大事。

心の世界では、「気付き」が得られれば問題の8割は解決するとさえ言われています。気付くことってそれくらいインパクトがあるんですよね。

そのためのお手伝いを、メルマガやらセミナーやら個人セッションでこれからもいろいろ発信していこうと思います♪

(あ、もちろん、気づくことと同時に、周辺で起こっている出来事などと合わせてその意味を理解したり、その後の考え方や行動の選び方などについても、特に個人セッションではみっちりお手伝いしていますよ!)

 

そして、後半部分のご質問。

人より優れている
人より大変な人生を送る
特別な使命

なども、とてもありますね!

基本的に、「人より○○だ」という「比較」とか「競争」は、「特別意識」ととても親和性が高いです。特別感を得るための根拠として比較したり競争したりしますのでね。

なので、挙げていただいた例は大いにあります。

 

ちなみに私も、「私には何か人とは違う特別な使命があるに違いない」と、一時やたらと高尚なお役目っぽく感じることにときめいていたことがありました。

それはもちろん、「今のちっぽけな自分では何の役にも立たないし、人と比べて何か特別なものがなければ存在価値がない」と思っていたからです。

なので、「何か凡人では成し得ない素晴らしい使命を持って生まれてきた」と言っているように聞こえる占いとかは大好きでした(でもここでどこかに大金をつぎ込まなかった点は自分を褒めております笑)。

 

それから「人より大変な人生を送る」についても、「普通の人は経験しないくらい幾多の困難を乗り越えて強く生きる姿は、素晴らしいと思ってもらえるはず」的な意味では、やはり特別意識が絡んでいることは実際多いです。

そしてそこにはやはり、分離による寂しさがついてまわります。

で、今回はまた別の点に目を向けて、この寂しさを抜けていく方法に話を広げてみます。

 

どういうことかというと。

実際、頑張り屋さんはこうしてたくさんの苦労や大変な思いを乗り越えてきたわけですよね。最初の動機は特別意識だったとしても。

と、いうことは、です。

実はその生き方の向こう側には

「それだけの大変な思いを乗り越えるバイタリティとかエネルギーなどの魅力」

も確かにある、ということなんですよね。

これって、結局のところ素晴らしい才能だと思いませんか?

 

自分自身ではそれが「才能」だなんて思っていないので、「大変な思い」や「苦労」の量で特別感を得ようとしているのかもしれません。そして、その特別感に執着すればするほど、苦しさも寂しさも深めていきます。

でも、「なーんだ、私には既にそんな素敵なものがあったのか!」と思えて、その生き方の向こう側にあるそれはそれは大きな「才能」に気付けたら。

特別感に執着する必要がなくなってしまうし、なので自分を周りから分離させることもなくなるし、幸せに周りと繋がりながら、その大きな才能を使う生き方に転換していくこともできるようになってしまう、ということなのです。

 

というわけで、「寂しさ」と「特別意識」について、前回のメルマガに頂いたお便りにお返事しつつ、そこからまた別の視点にも話を広げつつ、今回の記事を書いてみました。

最後にお話した、「自分の『才能』に気づくこと」も、自己肯定です。

そして、こういう自己肯定の積み重ねも、頑張り屋さんの「寂しさ」を癒していくとても効果的な方法になる、ということなのですよね♪

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

木の葉が陽に輝く様子が大好きで、とにかく緑な感じの写真を撮ったことがありました笑