「心」にもトレーニングが効く?!というお話です。
例えば、メルマガでもたびたび、「アファメーション」ておすすめですよ!とお話しています。
アファメーションは、何かしらのメッセージを心(潜在意識)の中に届けるための手法の一つですが、これ、1回唱えるだけじゃやっぱり意味ないんですよね。
毎日、少なくとも数百回、3ヶ月は続けるのがおすすめです。そうしないと、潜在意識までメッセージが染み渡らないんですね。
また、例えば、毎度おなじみの「自己肯定」も、1回思いついて何かを「肯定」してみても、それで自分を丸ごと肯定する感覚が身に付くことはありません。
これも、事あるごとに思い出しては、自己否定する代わりに肯定できることを見つける、ということを、何度も繰り返す必要があります。
どちらも、今までとは違う考え方が無意識に自然にできるようになるまでに、意識的に何度も繰り返して「トレーニング」すると良いんですね。
で、「心」のあり方にも「トレーニング」が効果的、と聞くと、「うげー、めんどくさー」と感じる方もいらっしゃると思います。
何を隠そう、私がそう思っていましたので良く分かります。
なんですが、これはもう、やるしかないよね!と思っています。
こう、子供の時、お箸の持ち方をトレーニングしたじゃないですか。練習を重ねることで、お箸を使うために必要な筋肉が正しく使えるようになったのです。
それと同じで、「心」の使い方も、望ましいやり方ができるようになるまでにはそれなりにトレーニングをして、心の筋肉をそれに慣らさないといけないのですよね。
で、心って、お箸の使い方のように目に見えるわけではありません。
なので、アファメーションなり自己肯定を繰り返しても、何が変わったのか、何かが変わっているのかが分からなくて、結局面倒になって挫けちゃう、なんてこともあります。
そこが、「心」のトレーニングを続けるのが難しいと感じる理由だと思います。
これ、ちょっとしたコツがありまして。
意識して、「以前同じような場面に遭遇したときは、どんなふうに反応してたっけ?」と考える時間を取ってみるんですね。
すると、意外と「あらっ、そういえば最近は心を乱されることが減ってるかも!」と結構気付けたりするものです。
そして、そうやって気付くために振り返りの時間を作るのも、「自己肯定」のためにとても効果的です♪
で。
こういう心のトレーニングが、やってみると結構できちゃう人と、何度トライしても全然続かない、心がついてこない、ますます苦しくなる、という人がいます。
こんな風に、なかなかうまく行かないという場合。
トレーニングという「行動」をするための「心の状態」をもうちょっと整えた方が良いことが結構あります。
骨が何本か折れている状態ではトレーニングはできないですよね、そんなイメージです。
そんな時は、トレーニングをする前に、そういう心の状態やそんな状態を作った背景・記憶などを整理整頓して、トレーニングができる状態まで心を持って行くと良いですね。
すると、トレーニングにも身が入りやすく効果も感じやすくなったりします。
もちろんこれも、自分でいろいろ掘り下げることもできます。特に、内観が好きな方は結構できると思います。
それから、カウンセリングの個人セッションは、トレーニングできるところまで心を回復させたり、トレーニングで働きかける「潜在意識」の領域を直接扱ったりなど、心のあり方を変えていく作業のスピードアップのために使っていただけます。
話すことで整理できることは本当にたくさんあります。そうやって、心の時間を前に進めていきたいですね。
ご縁を感じていただけましたら、是非お話いたしましょう♪