「信頼する」という「愛し方」、全力で実践中。

こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。

 

以前、

信頼する、という愛し方

について書いたことがあります。

「信頼する」という「愛し方」で、夫が稼げるようになる?!

「信頼する」という愛し方に必要な、頑張り屋さんの成長ポイントとは

 

相手の課題を引き受けて解決してあげてしまうのではなく、

相手が自分の力で、自分のやり方で解決していけることを信頼してあげる、という愛し方のお話でした。

 

これ、頭では分かっても、やっぱり難しいです。

色んな事に気づける感性や洞察力を持っていると、相手の周りで起こっていることも何となく見えるし、

相手が自分にとって大切な人であればあるほど、私の力がこの人の役に立つなら、何とかしてあげたいとも思うし、

はたまた、自分の存在価値をあまり感じられていないと、相手を助けることで自分の存在意義を確認しようとすることもあるし、

それからまた、過去に家族など大切な人を助けることができなかった罪悪感があったりすると(たとえ今では覚えていなくても)、

今目の前にいる人を代わりに助けたくなることもあります。

 

こんな風に、それぞれの方に固有の大切な理由があって、そして、

つい、助けたくなっちゃう

んですよね。

やはり、とても優しく愛情深い頑張り屋さんのあるあるじゃないかと思います。

 

が。

また別の記事で書いたことがありますが、

相手の課題は相手のもの

です。

 

なので、本来、(家族であっても)他人である私が、相手の代わりに相手の課題を解決してあげることは、できません。

(そして、仮に一度解決してあげたとしても、その人は自分で解決できるようになるまで、同じ問題を何度も抱え直すかもしれません。)

 

なのでやっぱり、

どんなについ助けたくなっちゃっても、それでも、相手の課題は相手が解決できることを信頼して、待ってあげるのが定石

ということになります。

 

で、今、私、この「信頼して待つ」という「愛し方」を、全力で実践中です。

 

パートナーが仕事で大変な時期を過ごしているようで、いろいろストレスを抱えているんですね。

で、ぽつぽつと仕事の様子を話してくれるのを聞いていると、

特にカウンセリングの視点から、こんなことやあんなことも見えてきます。

 

すると、

伝えてあげたい、口を出してあげたい…

という欲求が出てくるわけです。

 

が。

やっぱりここは、心を鬼にして、彼を信じて待つ。

ただ、放っておく。

これに限ります。

 

もちろん、それでもうずうずするんですよ。

これを伝えてあげたら、彼はもっと楽になるんじゃないか、そしたらずっと早くこの課題を抜けていけるんじゃないか

なんて思うわけです。

そう思ったら、やっぱり口を出してあげたい!と思うというものです。

 

でも、そこでまた、

私は、彼をただ信じて、待つ

ことを自分に確認し直すんですね。

なぜなら、これは、私が解決すべき私の課題、ではなく、彼の課題、だからです。

 

ちなみに、

「信じる」の中には、自分を信じる、というのも含まれます。

彼なら普通に乗り越えて、何なら今の姿からは想像もつかないような進化を遂げてくるよね、

だって、私の男だもの。

だってこの人は、私ほどのいい女をパートナーに持つくらいの、いい男だもの。

ということですね。

これが言える女性って、相当かっこいいと思いませんか♡

(いい女、いい男、というのは、単にセクシーとかいう意味ではなく、人間的な意味も大きく含んでいます。)

 

そして同時に、私は私のことに集中します。

一人で勝手に満たされ、楽しくごきげんにやっておきます。

ごきげんな女性が待つ家に帰ってこれる男性は、そのごきげんなエネルギーに癒され、

そのエネルギーに満たされて、また職場などの戦場に戻り、課題を解決し成果を挙げ、そうやって一人で勝手に進化していくものです。

そして、そんな場(居場所)を作れる女性を、男性が大切にしない訳がありません。

なので、自分で自分を満たし、ごきげんを取れるようになることって、やっぱりとても大事なんですよね。

 

また、今、何か自分にも課題があるなら、それに集中します。自分のステージを上げていきます。

パートナーシップは「鏡」にも例えられ、女性が自分のステージを上げていくと、なぜかパートナーの男性もやはり自分で課題を解決しながら、自分のステージも上げていくものです。

更に言うと、パートナーの課題のように見えることは、自分の課題であることも多いです。

なので、やはり相手に口出しする前に、自分がその課題と向き合ってみることで、

知らないうちに、相手も自分の本当の課題を解決して前に進んでいる、なんてこともあります。

(↑たっぷりと自戒を込めて。)

 

こうしてみると、

信頼する、放っておく、というのは、「愛し方」としては何だか突き放したような味気ない感じもしますが、

実際には、お互いに自分を成長させ、パートナーシップを深めるための、とても大切なあり方であることが分かります。

 

やろうとしてみると、やっぱり難しく感じたりもするのですが、難しく感じてOK!です。

難しいな~!と思いながら、それでも取り組むと決め、行動してみる、それが、変化を作ります。

私も、まさに今、「やっぱり難しい!」と思いながらも、日々実践中ですよ♪

 

でも、「やっぱりそれができなくて困ってます!」というお話も、いつでも聞かせてくださいね!その難しさ、とても良く分かりますので。

つい、助けたくなって手や口を出してしまう、相手の領域に踏み込んでしまう、

もしかしたら、いろいろ煮詰まっているのはそのせいなのかも。

その背景にあるいろんな感情や記憶を一緒に整理し、次のステージへと進んで行きましょう。

そのリーダーシップを取れるようになっていきましょう。

 

あなたが、さらに大人な愛し方を取り入れ、いい女・いい男のパートナーシップを楽しんで行けますように。

いつも、応援しています。

閑話休題。

駅舎に続く線路。