頑張り屋さんを緩める「女性性」の話(男性にも関係ありますよ!)

今回は、

頑張り屋さんを緩める「女性性」の話(男性にも関係ありますよ!)

というタイトルにしました。

 

今まで「女性性」という言葉をメインのキーワードに記事を書いたことはほとんどなかったと思います。

ですが、多くの頑張り屋さん女子にとって「女性性」は大きなテーマです。そして実は頑張り屋さん男子にとっても。

そして、個人的にも「女性性」は長らくとても大事なテーマなんですよね。考えてみると、物心ついてからずっとというくらい長く深いテーマかもしれません。

なので、これからこのテーマについてもどんどん発信していきたいなと思っています。

 

さて、先日のメルマガで、コロナで考えた母と私の話を書きましたが(その記事はこちら)、その中でも触れた通り、頑張り屋さんの女性にとって「母親」はラスボスであることが多いです。

そして、母親は自分にとっての「女性性」のシンボルでもあります。

頑張り屋さんは母親との間にいろいろわだかまりがあることが多く、その意味でも、頑張り屋さん女子にとって「女性性」が大きなテーマになることが多いのです。

 

で、そもそも「女性性」とか「男性性」って何?という話です。

まず男性性からお話すると、男性性は直線的に突き進むイメージです。計画を立て、着々と歩を進め成果を獲得していく感じですね。

寄り道や例外は許さず、思考や正しさ、理性や判断が優先する世界観です。

つまり、頑張り屋さん(男子・女子どちらも)が超得意とする分野ですね。世の中は一般的に男性性がとても強いと言えます。

 

一方「女性性」は、横に広がるイメージ。枠にはまらず、今日できたことが明日できなくてもOK、これもOKだけどあれもOKと例外もまるっと受け入れます。

とても感覚的で曖昧で自由で感情的で、流れに逆らわず委ね、理屈では説明できません。

「普通」に「常識」ある「大人」として「まっとう」な社会人生活(つまり男性性優位で)をしていく上では、女性性は「いらっ」とされたり不要・邪魔とされることが多い要素です。

今、頑張り屋さんとして日々頑張っている方の中には、本当は豊かな女性性があるのに、今まで生きてきたどこかで「普通に生きる」ためにこの感覚的な部分を忌み嫌って隠すようになった方もとても多いと思います。

 

そして、どこかの記事でちらっと触れましたが、男性も女性も、「男性性」と「女性性」のどちらも持っています。

先ほど触れたように、頑張り屋さん女子は「女性性」はもはやないことにして、「男性性」を鎧のように着こんで生きていることが多いですね。イケメン女子が多い今の世の中です。

逆にここしばらくは、「草食系男子」という、「男性性」は脇に置いた「女性性」が高い男性も多いですね(必ずしもイコールじゃないと思いますが)。

そんな感じで、女性には女性性しかなく、男性には男性性しかないという訳ではないのですね。

 

理想は、男性にとっても女性にとっても、どちらかが極端に優位になるのではなく男性性と女性性のバランスが取れた状態です。

ところがお話した通り、男性も女性も普段の生活では男性性が超!優位になりがちです。

そして、その生き方に疲れたなと限界を感じた時というのが、男性性だけに頼ってきたこれまでの生き方から、女性性にも目を向けてバランスを取ってみませんか、というタイミングの時なのですね。

なので、このメルマガを読んでくださっている方の多くが今そのタイミングなのでは、と思います。

 

じゃ、バランスを取るってどうやって?という話です。

これまでの記事で、頑張り屋さんの生き方を緩めるための方法として、善し悪しや正しい正しくないという判断ではなく、自分の中にある「好き」「楽しい」「これがしたい」などの感覚的な部分の声をもっと聞いてみませんか、とおすすめしています。

これはまさに、自分の中に眠っている「女性性」の目を覚ましてみませんか、ということでもあるのです(あくまで、たくさんあるアプローチの一つ、ですが)。

例えば、

今はこれをやっておくべきだけど(男性性)、そんな気分じゃないから(女性性)今はコーヒーを飲んで「んふ~」となっておく、とか。

ご飯とデザートの取り合わせとしてこんなの絶対変だけど(男性性)、なんかこれが食べたいから(女性性)取り合わせは気にせず食べちゃう、とか。

理屈(男性性)より直感(女性性)を信じちゃう、とか。直感てとても高い女性性が発現したものなのですよ。

 

また上の例とは逆に、

今はこういう気分だけど(女性性)、これをやっておいた方が後あと楽だからやることを選ぶ(男性性)

ということももちろんあり得ます。

男性性と女性性のバランスが取れている状態というのは、一つには、こんな風に女性性の感覚も男性性の思考も自覚した上で、主体的にどちらかを選ぶことができる状態ですね。

で、そのためにも最初はまず、今まで無視してきた感覚的な部分の声も拾えるようになっていきましょう、ということなのです。

 

ちなみに、私の記事は文章そのものが男性的な書き方だと思います笑

でも今私は、「女性性を開くことを説いているんだからもっと女性らしい書き方にしなくちゃ!」とは思っていません。この考え方そのものが男性性優位な考え方ですよね。

なんかこう、ふんわりした文て今の私のキャラじゃないのです。私は今のこういう文の書き方が今は好き、なんですね。

もちろん、これからもどんどんやってくる色んな考えとか気付きを経て、文章の書き方も変わってくるかもしれません。というか、変わっていくはずです。

そして変わってきたら、その変化をその時面白がってしまえば良いよね♪と思っています。

 

まさに、流れに身を任せて、ね。

 

参考になればうれしいです。

 

(ちなみに、こういう「女性性」「男性性」とか、頑張り屋さんの緩み方、癒し方、などなどをテーマに、メルマガ記事だけでなく、オンラインで気軽に参加いただけるセミナーをいろいろ考えています

準備ができたら順次メルマガでお知らせしていきますね!

それから、興味のあるテーマなどがあればぜひお知らせください!是非参考にさせていただきます♪)

閑話休題。

こちらはアムステルダムの中央駅前です。

駅前にはご覧のとおり巨大な中華レストランがありまして、なんだか景観がおかしなことになっています笑

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