誇れるものがないとそこにいてはいけない感があります。~ココロノマルシェのご相談

何かを得ていないと、達成していないと、
そこにいてはいけないと思いがちです。

生きる軸が他人だったなと
二十何年目にして気づきました。

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。

以前は無価値感が人間のお面をつけていたけれど、
今では「生きてるだけで推されてる」を
素で信じられるようになったカウンセラーからの
お返事です♡

 

ご相談:「誇れるものがないとそこにいてはいけない感」

誇れるものがないとそこにいてはいけない感

何かを得ていないと、達成していないと、そこにいてはいけないと思いがちです。高いプライドと低い自己肯定感?のせいかもしれません。

たとえば仕事で失敗したらもうこの職場にはいれないとひどくビクビクしてしまいます。だからチャレンジもしづらいです。できる自分をみせるために虚勢をはりがち(実際、仕事に慣れたらエラそうといわれます)→あとでギャップに苦しくなることがあります。

また子供ができるまで時間がかかりましたが、相手の親戚に何もいわれていないのに自分の居場所がない、嫌われてると思い込みがちで他の子供ができた親戚と比べて卑屈になっていました。子供ができて、ようやく胸を張って義家族に接することができた気がします…

こんな感じで、なにかを得ていないと胸を張って生きていけないぺらぺらの自分が嫌になります。

あと関係あるかわかりませんが、自分がないがしろにされてるシチュエーションが苦手です。私以外の友人ふたりが会話に盛り上がっているときや、夫がテレビに夢中になっているとき笑、ふつふつ怒りがわいてきます。存在が認められてないと思って自己中心的な感情にさいなまれます。

ちなみに過干渉、思い通りにならないとキレる両親でした。とにかく生きる軸が他人だったなと二十何年目にして気づきました。

(れいさん)

 

れいさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

とにかく生きる軸が他人だったなと二十何年目にして気づきました。

この気づきを得られたのがすごいです!感性が豊かなんですね!

二十何年目にして気づけて良かった、私は四十数年経ってやっと分かりましたよ涙

 

そんな、とても感性豊かで賢いれいさんへのお返事として、私からは、

  • 「無価値感」のお話のようです。
  • 両親にいろんな思いが残っている時は、整理する。
  • 周りからの愛を受け取る!
  • やりたいことだけやる!

というポイントで、お話&ご提案をいくつかさせていただきました。

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

「無価値感」のお話のようです。

今回のご相談は、ずばり、「無価値感」のお話のようです。

 

無価値感とは、そのままの自分に価値があると思えない状態です。

まさにこんな風に↓感じてしまうんですね。

何かを得ていないと、達成していないと、そこにいてはいけないと思いがち

何もいわれていないのに自分の居場所がない、嫌われてると思い込みがち

なにかを得ていないと胸を張って生きていけない

 

また、ここ↓も、

私以外の友人ふたりが会話に盛り上がっているときや、夫がテレビに夢中になっているとき笑、ふつふつ怒りがわいてきます。存在が認められてないと思って自己中心的な感情にさいなまれます。

無価値感によるものと思って良いかと思います。

 

自分以外のお友だちふたりが会話で盛り上がったり、旦那さんが自分に注意を向けてくれないことで、

自分にはそこに存在する価値がない、という無価値感が、証明されたような気がしてしまうんですね。

そう感じれば、怒りがわくのもごく自然なことです。

 

で、そうやってたくさんの無価値感を抱えているということは、

誰かに価値があると思ってもらえそうなこと(誇れるもの)がないと、自分が存在していいと思えない、

ということでもあります。

 

なので、生きる軸が他人になるのもまた、ごく自然なことだと思います。

 

れいさんは、そんなご自身を「ぺらぺらの自分」と表現してくださいましたが、

私はぜんぜん「ぺらぺら」とは思わないですよ!

 

そんなにも強い無価値感を抱えてこられたんだな、

誇れるものを得ようと、すごく頑張って生きていらっしゃるんだろうな、

と思います。

 

で、今回ご相談くださったのは、

そんな状態を抜けていきたいよ!
無価値感はいらないよ!
そのままの自分でちゃんと愛されてるし、居場所もあるって感じられるようになりたいよ!

ということかと思うので、以下ではその方法をいろいろ考えてみたいと思います♡

 

両親にいろんな思いが残っている時は、整理する。

まず、

過干渉、思い通りにならないとキレる両親

とのことなのですが、

そんなご両親に対して、今もモヤモヤと渦巻いている思いはあったりしますか?

怒りとか恨み辛みとか?あるいは罪悪感とか?

 

こういういろんな思いが残っていると、

無価値感を手放していくことの邪魔になることも多いです。

なので、これらは整理して解消していくのがおすすめです。

 

自分でやる時は、

思いのたけをノートに書き殴り、びりびりに破いて捨てる、または燃やす、

というのは、地味ですがおすすめです。

 

1回で全部できることはあまりないと思うので、

何回にも分けて、気が済むまでやります。

同じことが何度も出てくるなら、何度でも書き出します。

 

そうやって、気が済むまで吐き出すイメージですね。

 

また、カウンセリングセッションも、もちろんとてもお役に立てます。

そのまま思いのたけを聞かせていただけば、それを受け止め、解消するお手伝いをしますし、

例えば、ノートに何を書き出せば良いのか分からない(思いを言語化するのが苦手)というときは、

そこからお手伝いできます。

 

そんな風にして、

ある程度すっきりと「ま、もういっか」と思える状態を目指すんですね。

すると、無価値感を手放し、存在がそのまま愛されているという感覚も、

よりインストールしやすくなります。

 

(もちろん、

セッションの場合は、いろんな思いを言語化・整理・解消するだけでなく、

無価値感を根っこから解決し、存在がそのまま愛されている感覚をインストールするお手伝いも、

がっつりできます。

というか、それが本業です♡)

 

周りからの愛を受け取る!

そんなふうにして、残っているいろいろの思いは解消していきつつ、

「私は、誇れるものがなくても、そこにいるだけで価値がある」

という思いもインストールしていきます。

 

ご自身で、日常の中でできることとしては、

周りからの愛を受け取る!

というのはとてもおすすめです。

 

  • テレビに夢中になることもあるけど、こんなところやあんなところでれいさんを大切にしてくれている、旦那さんからの愛
  • 子供がなかなかできないことを気に病んでいるれいさんを、実は心配したり気遣ってくれていたかもしれない、義家族さんからの愛
  • れいさん以外のふたりで盛り上がることもあるけど、れいさんも大好きで一緒に時間を過ごしたいと思ってくれているお友だちからの愛
  • 同僚さんからのちょっとした気遣い
  • コンビニの店員さんからのちょっとした気遣い

などなど、全部、受け取ります。

 

「愛」というと大げさに聞こえそうなら、ちょっとした「気持ち」、でも良いです。

 

その「愛」や「気持ち」は、ほんのその時だけの、ごく小さなこともたくさんあります。

そんなのも、全部「うれしいな♡」と受け取ります。

受け取るためにも、その「気持ち」に気づけるアンテナも育てる意識を持ちます。

 

そうやって、

「私は、誇れるものがなくても、そこにいるだけで価値があるらしい、

だってほら、みんなが私に、こんなにいろんなところで『愛』を与えてくれている」

ということの証拠を、どんどん見つけていくんですね。

 

これ、特に最初は、「こんなことして何の意味があるんだろ」みたいに、

そんな自分が白々しく感じたり、虚しさが出てくるかもしれません。

 

これは「エゴの声」と言いまして、

「私はそこにいるだけで価値がある」ということが信じられない、心の一部が反応している状態です。

(「エゴ」は、自分に幸せを許さない、自分の中にある心の一部です。)

 

そんな時は、

「そっかぁ、そりゃすぐには、『私はそこにいるだけで価値がある』なんて信じられないよねぇ、

分かる、分かるよ!」

と、そのエゴちゃんに共感してあげつつ、

 

「でも、今はもうちょっと、『受け取る』プロジェクトを続けさせてね♡

だいじょぶ、これからも共感してあげるから」

と、我が道をいきます。

 

そうやって、周りからの「愛」や「気持ち」に気づいていくことで、

「私は、誇れるものがなくても、そこにいるだけで価値があるらしい、

だってほら、みんなが私に、こんなにいろんなところで『愛』を与えてくれている」

という感覚を心に染み渡らせていく(インストールする)んですね。

 

まずは一つ、こんなところを、とてもおすすめしたいなと思いました。

 

やりたいことだけやる!

それからもう一つ、

やりたいことだけやる!

というのも、とってもおすすめです。

 

今は、

「誰かに価値があると思ってもらえそうなこと(誇れるもの)」を得ようとしがちなので、

生きる軸も他人になりがちですよね。

 

それを、「私が好きで楽しくて幸せなこと」をやることで、自分軸にしていきます。

で、それを、上でおすすめした「愛を受け取る」のと同時にやるのがミソです。

 

すると、

「私は、誇れるものがなくても、私が好きで楽しくて幸せなことをやっていても、

やっぱりみんなは私に愛を与えてくれていて、そこにいるだけで価値がある」

という感覚が持てるようになるのではないかと思うのですね。

 

これは、ちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、

これもやはり小さなことからでいいので、やってみる価値は大有りだと思います♡

 

とっても応援しています♡

私ももともと、無価値感が人間のお面を着けたような人だったので、

「人はすべからく必ず存在価値がある」と言われても、

その「人」の中に自分は含まれないような気がしていたのですが、

今では、「生きてるだけで、推されてる」ということが本気で分かるようになりました。

 

そして、そう感じられることの喜びも、それはそれは良く分かるので、

れいさんにも、そう感じていただけるようになったら良いな!と、応援をお送りしながら、

お返事させていただきました。

 

どこかしらお役に立てている部分があれば良いなと願っておりますし、

お手伝いできることもたくさんありますので、良かったらお話聞かせてくださいね!

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

春も良き。

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