
あなたは、他人の言葉や態度に傷ついて、
心を消耗したりしていませんか?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ暮らしのカウンセラー、コバヤシアキコです。
そもそも「傷つきにくい自分」になることで、
心を穏やかにしなやかに過ごすための考え方をお話しています。
◆「傷つきにくい自分」になるための考え方。
私たちは、普通に生きていれば、それはたくさんの人と関わります。
そして、そんなにたくさんの人と関われば、相手の言葉や態度に傷つく場面も、出てきますね。
そんなわけで今回は、そもそも「傷つきにくい自分」になるための考え方について書いてみようと思います。
◆他人の言動に傷つくのは、「自分事」として「真に受けて」しまうから。
傷つきにくい自分になるために、まずは、
なぜ自分は他人の言動に傷つくのか?
を理解していきましょう。
結論からお話しすると、これは、
相手との「境界線」がちょっとあいまいなために、
自分が相手の言葉・態度を「自分ごと」として受け取り、真に受けてしまうから、
なのです。
具体的な例でお話してみますね。
例えば、お友だちから「あなたってちょっと性格悪いね」と言われたとします。
「自分のこと」について言われたわけですから、そりゃー「私は性格が悪いのか」と思ってしまうもの、
かと思います。
これはどんな状態かというと、
お友だちの「あなたはちょっと性格が悪い」という一つの意見を、そのまま受け取っている状態(=境界線がない)、
なんですね。
ここで、相手との間に境界線を持つことができていると、
「あなたはそう思ったのね」みたいにして、その言葉を「相手のもの」にしておけます。
相手の言葉をそのまま「自分のこと」として受け取らずにすむので、傷つかないでいられるんですよね。
つまり、
他人の言動に傷つくのは、「境界線」があいまいになっているから、であり、
他人の言動に傷つかない自分になるためには、「境界線」を確立することが、とっても大切、
なのです。
◆傷つきそうな場面で「境界線」を意識する方法3選。
すると今度は、じゃ、境界線を意識しよう!ということで、
ここでは、傷つきがちな場面での考え方を3つ、お話します。
これを日常で意識することで、結果としてあなたの境界線が育つので、ぜひ参考にしてみてください♡
①相手の言動は、その人の「自己紹介」。
例えば、スーパーの店員さんが、自分の前の人には笑顔だったのに、自分にはぞんざいな態度だった、という時。
つい、「私は、そんな態度を取られるくらい、見下されちゃうのか(価値が低い存在なのか)」と悲しくなり、
傷ついてしまう方もいらっしゃるかと思います。
これは、店員さんの態度を自分の存在価値に結び付けて「自分ごと」として受け取ることで、傷ついてしまっている状態ですね。
やはり、相手と自分の間に「境界線」がないのです。
そこで境界線を意識するための考え方が、
「この店員さんの態度は、この人の自己紹介」
です。
この人は、この態度を通じて何かの自己紹介をしてるんだな、いいんじゃない、ちゃんと見てあげたよ!じゃ!
みたいな感じ。
こうすると、相手の態度を「自分ごと」として受け取らず、「相手のもの」のままにしておけるのは、分かるでしょうか?
店員さんの態度と自分を無関係のままにしておけるので、傷つかないですむのです。
「この人の言葉・態度は、この人の自己紹介」。
これは、相手との境界線を引くために、基本的にどんな場面でも使えるので、
ぜひ、相手の言動が気になった時に、ご自身の中でつぶやいてみてください。
②どんな人物像を自己紹介したいのかは、「知らんけど」でいい。
で、そうやって「自己紹介してるんだな!」という意識を持つときに、合わせて持っておくと良いのは、
「とはいえ、この人がどんな人物像を自己紹介したいのかは、知らんけどね!」
という意識です。
例えば、上の店員さんの例だと、
「この人は、私にはイヤな態度を取る『イヤな人間』だということを自己紹介してるのね」
みたいに感じることもあるかと思います。
が、実はそれは、こちらには分からないこと、だし、
なので「ま、実際に何を自己紹介したいのかは知らんけど」で良いこと、なんですよね。
とはいえ。
とても繊細な感性をお持ちで、相手の気持ちが手に取るように分かるような方などは、
「こちらには分からないこと」とは言われても、でも分かっちゃうんだけど?
この人は絶対に、相手を見下すようなレベルの低い人間性を自己紹介してるよね?
みたいに感じることもあるかと思います。
で、実際、
そうやって繊細に感じ取れること自体、あなたの「才能」でもあるのですが、
「分かってしまう」ままにしておくと、その「分かったこと」のせいで、あなた自身が傷ついてしまうんですよね。
「私は、店員さんのひどい自己紹介を受けるようような、見下される人間なんだ」みたいに感じて。
ある意味、自分の「才能」ゆえに、自分が傷ついてしまうのです。
なのでここでは、分かってしまっても、それでも同時に、
「ま、とはいえ、それはこの人しか知らないことだしね」と切り分ける意識を持っておきたいのですね。
すると、「分かっちゃう」というあなたの才能によって、あなた自身が傷つくことを防ぎ、
相手との適切な「境界線」を引くことができるようになります。
③それでもどうしてもそうは思えない時。
でも、それでも、どうしてもそんなふうには思えないこともあるかもしれません。
例えば、上で、お友だちから「あなたってちょっと性格悪いね」と言われた例を出しましたが、
同じことをお母さんから言われたら、どうでしょう?
真に受けないも何も、お母さんが言ったんだから、私は絶対に性格が悪いに違いない、みたいな気が、しませんか?
その言葉が「お母さんの自己紹介」なんて、たぶん全然思えないのではないでしょうか。
もう全力で、お母さんの言葉を「自分ごと」として受け取って、真に受けてしまうし、
自分がそうしていることにもなかなか気づかないんですよね。
これは、お母さんとの間の「境界線」が、それくらい引きづらく、あいまいになっている、ということでもあります。
でもやっぱり、
お母さんの言葉であっても、お友だちや赤の他人の言葉と同じように、
お母さんの言動は、お母さんの自己紹介、です。
それをさらに腑に落としやすくするために、ここでは一つ、心理学の概念をご紹介しますね。
「投影」の法則です。
投影の法則とは、自分の中にあるものを、外の世界や周りの人に映し出して見ることです。
例えば、他人の優しさに気づける人は、自分も同じように優しさを持っている人です。
自分の中にある優しさを「投影」するからこそ、他人の優しさにも気づいてあげられるんですね。
(その意味で、あなたが見ている世界はすべて、あなたの心の中にある世界観の「投影」です。)
だとすると、もしお母さんが、「あんたってちょっと性格悪いね」と言ったのだとすれば、
それは、お母さん自身の中に「性格の悪さ(と本人が思う要素)」があって(本人が自覚しているかは別です)、
それをあなたの何かしらに投影して「性格悪いね」と言ってきた、のです。
つまり、お母さんの「あんたってちょっと性格悪いね」という言葉は、
「私って実はちょっと性格が悪いところがあります。それを今、娘のあなたに投影しました。」という、
お母さんの自己紹介、なのですね。
伝わるでしょうか?
ということはやっぱり、
たとえ相手がお母さんであっても、相手の言動は相手の自己紹介、なので、
それを「自分のこと」として受け取り、真に受ける必要は、ない、
のですね。
これを日ごろから意識してみると、
お友だちやその他の他人だけでなく、お母さんに対しても、健康な境界線を持ちやすくなり、
お母さんの、時には辛らつな言葉にも傷つかないでいられるようになるので、
ぜひいろんな場面で思い出してみてほしいです。
(とはいえ、母親の言葉というのは、真に受けないでいるのが本当に難しいものです。
それくらい、母と娘というのは、心の距離がとても近く、境界線がほとんどないようなことになっているものなのです。
そして、心の距離が近くて境界線がない分、お母さんも無意識に、娘のあなたに「自分そのもの」を見てしまう、投影してしまうんですね。
だからこそ、お母さんが心の中で自分自身に投げつけているような辛らつな言葉を、娘のあなたにもつい投げかけてしまう、ということが起こったりするのです。
なので、「自分ごと」として真に受けないでいることがすごく難しい相手(お母さんなど)というのも、実際いるんだな、
ということを知識として知っておきつつ、ぜひ日常では、「あぁ、自己紹介ね」と思い出すようにしてみるのをおすすめしたいなと思っています。)
◆傷つく原因=「地雷」を自分の中から取り除く。
ここまでは、
そもそも傷つきにくい自分になるために、「境界線」を持って、相手の言葉を真に受けない自分になる、
というお話をしてきましたが、
最後にもう一つ、境界線とはまた別の角度のお話で、
傷つく原因を自分の中から取り除く
というお話をしてみます。
「相手の言動はその人の自己紹介」だなんて、どうしても思えなくて傷ついてしまう、という時、
その相手が、境界線をすごく持ちづらい相手(お母さんなど)である可能性の他に、
自分の心の中に、どうしても相手の言動で刺激されてしまう何かがある、という可能性があります。
あなたにとっての「地雷」ですね。
あなたの中に地雷があると、相手は何も考えずに言ったこと、やったことであっても、
なぜかそれを「自分を傷つけるもの」として受け取ってしまうんですよね。
では、どんなことがあなたの「地雷」になるのかというと、これは、
自分自身の、自己嫌悪・自己否定・自己攻撃・無価値感・罪悪感etcポイント、です。
例えば、また先ほどの「あなたってちょっと性格悪いね」の例。
この言葉に傷ついてしまうのは、
自分でも、「私ってちょっと性格悪いところあるよな、ほんとイヤ、こんな自分、サイテー」みたいにして、
自分の何かしらを「性格が悪い」と気にして、自己嫌悪・否定・攻撃している時、なのです。
自分が自分を嫌悪・否定・攻撃しているからこそ、
相手の「性格悪いね」という言葉も、同じように自分を嫌悪・否定・攻撃しているように感じて(実はこれも「投影」です)、
傷ついてしまうんですね。
それから、もう一つの「店員さんが、自分の前の人には笑顔だったのに、自分にはぞんざいな態度だった」という例。
この場面で傷ついてしまうのは、例えば、
自分の中に、「私は、そんな態度を取られるくらい、見下される存在(価値が低い存在)」みたいな無価値感がある時、
だったりします。
自分の中に無価値感があって価値が低い存在だと思っているからこそ、
店員さんの態度も自分を見下している(価値を低く見ている)ように見えて(これも「投影」です)、
傷ついてしまうのです。
つまり、
相手がひどいことを言った、相手の態度がひどいものだった ⇒ だから傷ついた、という順番ではなく、
自分の中に地雷(自己嫌悪・自己否定・自己攻撃・無価値感・罪悪感など)がある ⇒ 相手の言葉・態度に地雷が刺激されて傷つく、
という順番なのですね。
ちょっと信じがたいかもしれませんけれども、心のカラクリって、実はこんなふうになっているのです。
と、いうことは。
自分の中にある地雷=傷つく原因を自分の中から取り除くためには、
自己嫌悪・自己否定・自己攻撃・無価値感・罪悪感などなどを癒し、手放し、健康な自己肯定感や自己価値を育てましょう、
自分が自分の味方になり、自分を愛してあげて、自分の価値を知ってあげましょう、
ということになります。
結局、戻ってくるのはいつもそこ、なんですよね。
でも結局、それが何よりも大切、ということでもあります。
で、じゃ、その方法は?!と書き始めると、
もうエンドレス記事なってしまうので、ここでは控えますが、
例えば、自己肯定感を高める方法については、こんな記事↓も書いたことがありますし、

セッションでは、そんないろんな地雷を抱えるようになった過去の記憶や感情を整理し、
より根本的な部分から地雷を除去して、自己肯定感や自己価値を育てるお手伝いをします。
ぜひ、ご自身に合った方法で、取り組んでいただけたら良いなぁ、なんて思っております。
◆とっても応援しています♡
と、いうわけで、とっても長くなりましたけれども!
ここまでお話してきたことを意識していただくと、
傷つきにくくもなるし、たとえ傷ついても、回復するのも速く上手にできるようになります。
ぜひ、あなたの日常に役立てていただけたらうれしいです。
また、後半では「地雷」という言葉を使いながらお話しましたが、
傷つきやすいあなたの心って、まさに地雷原のような、戦場のような状態、なんですよね。
そこで、地雷を除去して傷つきにくい自分になればなるほど、あなたの心の中はどんどん平和に穏やかになり、
とてもしなやかな強さがあなたの中に育ちます。
それは、人間関係の中で変に消耗しなくなるので楽ちんだし、
あぁ私もちょっと大人になったな、強くなったな、とも思えるし、自信にもなるし、
シンプルに、うれしいものです。
私も地雷原サバイバー(?)として、お手伝いできることもとってもたくさんありますので、
よかったらぜひお話を聞かせてください。
ご一緒に、あなたの地雷原を、穏やかで美しい大地へと作り変えてまいりましょう。
ではでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
(私のセッションは、体験もしていただけます。)


