こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。
前回、「分からない」のは「考えすぎ」の証拠、ということで、
「どうしたらいいのか分からない」と、途方に暮れてしまう時の心のカラクリについてお話ししました。
要約すると、
「頭」でいろいろ考えて「正解」っぽい答えは出るけれど、「心」がそれに納得しないので、
「頭」と「心」の間で身動きが取れなくなってしまって
分からない!
となります。
なので、
そんな時は、頭でっかちになっていることに気づき、
自分の「心」、つまり「気持ち」やら「感情」と呼ばれるものと繋がり直してみましょう
というお話でした。
で、今回は、
そもそも、「心」が納得しないことを、「頭」がぐるぐると考え続けてしまうのは、なぜ?
というお話です。
実は今回の記事のタイトルにその答えを書いちゃってるのですが(笑)、なぜかというと、
「怖い」から
なんてことが良くあるんですね。
その背景にある自分のネガティブな気持ちを見る(かもしれない)のが怖い
自分の本音を知ってしまうのが怖い
知ってしまったらいよいよ前に進まなくちゃいけない、それが怖い
失敗するかもしれないのが怖い(自信がない)
…などなど、怖さの中身はいろいろですが、
やっぱり、「怖い」
んですね。
なので、むしろ「分からない」で、身動きが取れない状態でいたい。
「分からない」ことにメリットがあって、「分かりたくない」のです。
それには、「心」の声をかき消すように、「頭」を使ってあーでもない、こーでもない、とやっておくのが都合が良かったりするんですね。
どんなもどかしい状況でも、自分にメリットがあることを、私たちは選ぶんですねぇ。
で、こんな時、
「そんなことじゃダメなのに!何をぐずぐずしてるの!決断力がなくてダメ!」
みたいに、つい自分を責めたくなったりもしますが、
その必要は全然ありませんし、自己嫌悪が募るばかりなので、全然おすすめもしません。
むしろ、
「そっかぁ、今はまだ分かりたくないのね、それじゃ仕方ないよねぇ」
と、「自分」の「今」の「現在地」を淡々と確認し、受け入れてあげるのがおすすめです。
つまりは、自己肯定、ですね。
だって、少なくとも今は「怖い」んですもの、仕方ないのです。
それに、「分からない」のも、「分からない」ということが「分かった」ということでもありますしね。
で。
そうやって、気が済むまで「分からない!」ところで悶々すると、
あ、もう、いいや、次に進もう、進まなくちゃ
という「タイミング」が訪れたりもします。
で、そう思えると、
頑張り屋さんの皆さんは元々エネルギーが巨大なので、ブルドーザーの如く動けるようになるものです。
意外と、そういうもの、だったりするのです。
(ちなみに、その悶々としている間に、前回お話したような、些細な「私はどうしたい?」などの自分の「気持ち」「感情」を、
日常で確認しまくる、選択を積み重ねまくるのもとてもおすすめです。
それから、セッションでも、ひとまずそこは「分からないまま」にしておいて、その周辺の心や背景を整理していくということも良くやります。
それが、この「タイミング」のための土台になったりするんですね。)
…というお話をすると、
えー、じゃ、「(とりあえず今は)分かりたくない」私は、まだこのまま、あーでもないこーでもないとやり続けることになるの?
それはもう疲れたな…
なんて感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、
それはもう疲れたな…
の、後にはどんな言葉が続くか考えてみてください。
(それはもう疲れたな…、)でも、今はやっぱり分からないや=分かりたくない、でしょうか?
(それはもう疲れたな…、)だから、もうここに留まるのは辞めよう=分かろう、動こう、でしょうか?
そこに、自分の今の答えがありますね。
で、繰り返しになりますが、どちらの答えでも良いんですよ!
どちらも、今の自分の「立派な答え」です。
なので、その答えの「善悪」とか「正誤」を判断することには意味がなくて、大切なのは、やっぱり
「これが今の私の答え」という事実を知ること、なんですよね。
それだけでも、「考えすぎ」て「分からない」ことのストレスは減ると思います♪
それからもちろん、
「怖い」を安全な方法で緩めて、「あ、大丈夫かも」にしていったり、
怖くない安全な方法で「分からない」を紐解いて、前に進むためのお手伝いも
いつでも全力でさせていただきますよ♡
もう、ぐるぐると同じ場所に停滞しているような今の状態からは抜け出して、前に進みたい。
そんな時のお手伝い、させてくださいね♪
あなたが、自分のペースで一歩ずつ、前に進んで行けますように。
いつも、応援しています。
*
閑話休題。
綺麗ですこと!