夫や子供や母を「思うように愛せない」ことが苦しい。

こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。

 

支配的だったり、何を言っても理解しなかったり、行動を変えようとしてくれない夫・彼が、もう好きだと思えない。

自分の都合の良い時ばかり甘えてくるわりに、反抗やら憎まれ口も激しい我が子が、心から愛しいと思えない。

昔からいちゃもんばかりで何も理解してくれないし味方にもなってくれない母が、どうしても好きだと思えない。

なんでこうなの?もっとこうできないの??

そんなフラストレーションを感じている方も多いのでは、と思います。

 

そして、

そうやってモヤモヤイライラを感じている自分の器が小さいのがいけない、と、自己嫌悪を募らせ、

さらなる我慢と忍耐を学ぶべく修行に励む、

というのもまたいつものコースですね。

 

今日は、そんな時のお話です。

これ、ぱっと見、

「問題」は

支配的な夫とか、理解しない夫とか、行動を変えない夫とか、

都合の良い時ばかり甘えてくる子供とか、反抗したり憎まれ口を叩く子供とか、

いちゃもんばかりで理解してくれない母とか、味方になってくれない母とか、

「相手」にある気がします

 

なので、

夫がもっと思いやりを持ってくれればいいのに、理解してくれればいいのに、行動を変える努力をしてくれればいいのに、

子供がもっと物分かりの良い子ならいいのに、

母がもっと理解を示してくれればいいのに、味方になってくれるような母であってくれれば良かったのに、

そうでないから私が苦しむことになる、

みたいに、

夫とか子供とか母親、という「相手」や「相手の行動」が、私の苦しさを作っている気がしたりしますね。

 

ではここで、質問です。

夫が思いやりを持ってくれたら、どうなるのでしょう?

子供が物分かりが良かったら、どうなるのでしょう?

母が味方になってくれるような人であったら、どうなるのでしょう?

 

これも、ちょっと止まって考えてみてから読み進めてくださいね。

 

考えてみました?

 

どうですか?(またうざくなってきた?笑)

 

一つ、とても本質的なところを見つめていくと、

そうであれば、私は何の問題も抵抗もなく、この人を愛せるのに。

なんていう「本音」が出てきたりします。

 

本当は、何も考えずに、シンプルにこの人を愛したい、んですよね。

ただ、愛したいだけ、なのです。

でも、この人のこの行動のせいで、思うように愛せない。

その、「愛せないこと」が、苦しい、んですね。

 

つまり、

「問題」は、相手や相手の問題行動にあるのではなく

その結果、私がこの人を上手に愛せないこと、

だったりするのです。

 

あなたが、そんな「愛せない自分」をたくさん責めて、さらなる精神鍛錬に励んでいるのだとしたら。

一体あなたはどれだけ「愛したい人」なんでしょう。

どれだけ大きな「愛」を持った人、なんでしょう。

それって、どれだけ大きな「器」でしょうか。

 

そこを見て、繋がってあげられたら良いな、と思うのです。

そうすることで、自分責めのスパイラルを止めてあげてほしいな、と思うのです。

その自分に気づくだけでも、心の重石はずいぶん軽くなると思うのです。

 

そして、そこからがあなたの快進撃の始まりです。

「私にとっての愛しにくさ」を作っているものを見つけ、取り除くことで、

「幸せに愛せる人」になっていくのです。

 

ここは、

普通、何の理解も努力もしてくれない旦那なんか好きになれないよね?!

こんな甘ったれで自分勝手な子供って、愛しにくくて当然じゃない?

母親なのに理解も共感もなく、味方にもなってくれなかったら、普通、愛なんて感じられないよね?

みたいに、「普通」とか「当然」でまとめてしまうのはちょっと勿体ないところ。

あくまで「私にとって」を、丁寧に深め、見つめます。

 

すると、そこには必ず、

私にとっての真実

が見つかります。

 

私が今、この人を愛するのを難しくしている、その一番根っこにあるもの、ですね。

それを見つけて、理解し、解決し、手放していくのです。

 

それは、あなたを、もっともっと上手に、豊かに、大きな愛で愛せる人にしてくれます

そこにはもう、犠牲も忍耐も我慢もありません

あなたの人生のステージをまた一つ上げて、あなたを自由にしてくれます

そして、そんなあなたに愛される、周りの大切な人たちも、より幸せにするのです。

 

あなたが今、誰かを「思うように愛せない」ことに苦しんでいたら

それは、あなたがより大きな愛の人になるチャンスを与えてくれているのだと思ってみてくださいね。

そして、その苦しさの奥にある「あなたにとっての真実」と繋がり、

あなた自身をバージョンアップしていきましょう。

 

いつでもお手伝いさせてくださいね!

いつも、応援しています。

閑話休題。

お花の下の風景。