ココロノマルシェ「テレビに出ている芸能人を素直に好きになることができません」~ご相談にお返事

自分では「おこがましい」気がしても、
そこにはやっぱり、自分の本当の想いがあるものです。

 

こんにちは、オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

自分迷子な大人女子さんが、本気で人生を取り戻すお手伝いをします。

 

「素直に好きなものを楽しめない」

今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。

素直に好きなものを楽しめない

ココロのマルシェいつも見ております。
恥ずかしいことこの上ないご相談なのですが、私はテレビに出ている芸能人を素直に好きになることができません。
アイドルやお笑い芸人の方を見るのが楽しく好きなのですが、見ているとだんだん「なぜ私はこんな風に輝いている側じゃないんだろう?」と思えてきてしまうのです。
芸能人になりたいとは思わないですし、私は取り立てて美人でも面白くもないので、こんな風に思うのもおこがましいのですが…
もちろん、芸能人じゃなくても、いきいきと輝いて生きている人がいることもわかっています。
なのに、このように思ってしまうことで、楽しいはずのアイドルやお笑い芸人の方を見ることを素直に楽しめなくなっています。
素直にこれらの好きなものを楽しめるようになるには、どのように考えていけばいいのでしょうか。
恥ずかしいご相談なのですが、お答え頂けると幸いです。

(サエさん)

 

サエさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

恥ずかしい、とご自分では感じていらっしゃるのに、

それを越えて、現状を変えようとご相談くださるサエさんはめっちゃ素敵です♡

私は全然恥ずかしい・おこがましい内容とは思わないですし、

むしろご相談くださるサエさんの行動力がかっこいい☆と、とても魅力に感じまして、

お返事させていただきたいなと思いました。

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

確かに、芸能人て、きらきらしてますよね!

サエさんは、

アイドルやお笑い芸人など、芸能人の人たちをテレビで見るのが楽しくて好きなんですね。

彼らがいきいきと輝いている姿を、いいなぁ、素敵だなぁ、と、わくわくしながら見ていらっしゃるのでしょうか。

 

確かに、アイドルとかお笑い芸人の方たちって、

芸能人と呼ばれる人たちの中でも特に元気があって、エネルギーに溢れてて、

いきいきとしている感じがしますよね!

 

でも、そんな姿を見ていると、だんだんと

「なぜ私はこんな風に輝いている側じゃないんだろう?」と思えてきてしまう

とのこと。

確かにそう感じてしまったら、楽しく見ることができなくなってしまいますね。

 

じゃ、どうしてそんな気分になるのでしょうか?

 

「本当は、私もこんな風に輝いて生きたい」?

「なぜ私はこんな風に輝いている側じゃないんだろう?」という言葉から想像するに、

サエさんの心の片隅には、

本当は、私もこんな風に輝いて生きたい

本当の私は、こんなもんじゃない

といった思いが、実は、あったりするのかな?

その思いが、「なぜ私は…」という悔しさ?もどかしさ?に繋がっているのかな?

 

ご相談文の中で、サエさんは「嫉妬」という言葉は使っていらっしゃいませんが、

そこにあるのは、嫉妬、なのでは、ないかな?

…なんて思ってみましたが、どうでしょう?

 

(でも、サエさん的には、

嫉妬するのもおこがましい、みたいな感覚かもしれないですね。

サエさんはきっと、とても謙虚、なんですねぇ。)

 

嫉妬って、

自分が「そうありたい」ことがあるんだけど、でも、「自分にはそれは無理」、と思っている時

に感じます。

そして、

自分には叶わない(ような気がしている)、「そうありたい」姿を叶えている人を見るのが苦しくなります

 

サエさんの、芸能人を見るのが「素直に楽しめなくなる」背景には、こんな事情があるのかも?

という風に思いました。

 

じゃ、素直に楽しめるようになるにはどうすれば?

で、ここで一つご提案するとすれば、

「そっか、私、アイドルやお笑い芸人さんたちが、いきいきと輝いているのが羨ましいんだ!」

と、認めちゃうこと、です。

 

謙虚なサエさんは、

羨ましいと思うことさえ「おこがましい」、

そんな風に感じるのはおかしい、「恥ずかしい」こと、として、

ご自分を律していらっしゃるかもしれません。

 

また、もし、(謙虚なはずなのに)羨ましいと認めるのが悔しい、みたいな思いがあるとしたら、

そこで悔しさを感じる自分をまた責めてしまうかもしれません。

 

でも、「ないこと」にして抑え込もうとしても、

感情って、出てきたら、もはや「ないこと」にはできないんですよね、残念ながら。

 

なので、一つ目のシンプルなご提案としては、

えいや!と、「うらやましい」ことを認めてみる☆

 

たとえば、

「うああああ!

私、確かにそんなに美人でも面白くもないかもしれないけど、

でもでもでも、私だって、あのアイドルやこのお笑い芸人さんみたいに、

めちゃめちゃ輝いてい生きたいんだよー!

うらやましいーーーーーーーー!もーーーーーーーう!」

なんて、どうでしょう。

 

こんな風に、自分がちゃんと認めてあげると、それだけでもすっきりして、なんだか笑えてきたりするんですよ。

すると、テレビのアイドルや芸能人の人たちを、なぜか普通に楽しめるようになったりもするのです。

 

「自分にはそれは無理」って、ほんと?

2つ目は、「見方」のご提案です。

 

先ほど、

「嫉妬」は、自分が「そうありたい」ことがあるんだけど、でも、「自分にはそれは無理」、と思っている時に感じます

とお話しました。

 

で、1つ目のご提案では、

「そうありたい」と思ってることを、認めちゃいなyo!とお話しましたが、

2つ目にご提案したいのは、

「自分にはそれは無理」って、ほんとかな?

という視点です。

 

で。

ここで急に質問ですけども、

サエさんは「投影の法則」をご存じでしょうか?

 

サエさんは、アイドルやお笑い芸人の人たちの、いきいきと輝いている様子に魅力を感じるんですよね。

なぜそうやって魅力を見ることができるかというと、

サエさんご自身も、とても豊かで大きなエネルギーを持っていて、いきいきと輝くことができる方だから、なのです。

自分の中にない要素は、他人にも見ることができないのです。

これが「投影」の法則ですね。

 

と、いうことは、

「自分にはそれは無理」って、ほんとかな?

の答えは、

否!

なんですな。

 

サエさんも、アイドルやお笑い芸人の人たちのように、

いきいきと輝いて生きることが、ちゃーんと、できるのです。

しかも、その辺のそこそこきらきらしてる程度の人ではなく、

アイドルやお笑い芸人みたいな芸能人の人たちのように、

素晴らしい輝きを放つことができる、のです。

自分では、取り立てて美人でも面白くもないと思っていても、です。

それは、投影の法則がちゃんと証明してくれているのです。

 

(もちろん、必ずしも芸能人になるという意味ではないですけども。)

 

なので、

素直に好きなものを楽しめるようになるためにはどうすれば?という意味では、

サエさんも、自分も「輝いている側(輝ける側)」の人だって知っちゃいなyo!

そして、実際に、もっともっといきいきと輝いちゃいなyo!

ということになるかと思います。

 

すると、

自分も、いきいきとしている芸能人の人たちと「同じ側」の人になるので、

苦しさも何もなく、ただ素直にテレビの彼らを好きになれると思うのですね。

 

それって、

素直に芸能人を好きになれるだけでなく、

もっともっと輝ける自分も大好きになれるし、

とても楽しい世界じゃないかな☆

と思うのです。

 

サエさんご自身も楽しく輝ける未来に繋がりますように♡

というわけで、

芸能人の人たちを素直に好きになるために、サエさんご自身も、思い切って輝いてみては?

というお話をさせていただきましたが、いかがでしたか?

 

好きなものを素直に楽しみたい、というサエさんの素敵な意欲が、

サエさんご自身も楽しく輝ける未来に繋がると良いなと、心から応援しております。

お手伝いできることがあれば、いつでもお話聞かせてくださいね!

 

(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

(また、嫉妬のワークショップも企画しているので、もし良かったら覗いてみてください。)

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

ここはアムステルダムだって主張しておきたい船。