子供の頃のいじめや、
警察でのセカンドレイプなどの経験から、
今も人間不信や対人恐怖に悩んでいる。
どうやったら克服できますか?

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。
人との関わりの中で生まれた恐怖は、
人との関わりを通じて克服することができます。
ご相談:「人との関わるのが怖い」
人との関わるのが怖い
いつも読ませていただいています。
私は過去の経験から人間不信や対人恐怖に悩んでいます。おそらく小学校高学年や中学生の頃にいじめを受けたことが影響しています。私が秘密だと言って話したプライベートな悩みがクラスで広まり、笑われたことがありました。また、性犯罪にあって警察と話した際に、真剣に話を聞いてくれず、今思えばセカンドレイプのような対応をされたことも非常に傷つきました。
困ったことを話しても、助けてもらえない、状況が悪化するのではないかという恐怖心がある気がします。
人間関係を築くとき、まず疑ってかかるようになり、相手にも警戒心が伝わっていると思います。仕事においてもコミュニケーションがストレスで、特にネガティブな情報を話すのが怖いです。いい顔をしたくなります。
このような状況を改善したいと考えており、どのように克服できるか、アドバイスをいただければと思います。
(はなさん)
はなさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
小学校から中学校でのいじめや、警察での経験など、
人間不信や対人恐怖になるには十分すぎる体験をされましたね。
今も、
困ったことを話しても、助けてもらえない、状況が悪化するのではないか、という恐怖があるのも、
そうなるのも仕方ないような体験だっただろうと思います。
そんなところから、
はなさんは今、お仕事などの人間関係やコミュニケーションにストレスを感じていらっしゃるとのこと。
私からのお返事では、
はなさんが、人と関わることの怖さを克服し、もっと楽ちんに人と関わったりコミュニケーションができるようになるために、
- カウンセラーを相手に練習しつつ、改善&克服する。
- 自分でできること①自分が自分の味方になる。
- 自分でできること②小さな味方をたくさん探す、見つける。
- 相手の反応は、相手の事情として尊重する。
というポイントでお話させていただきました。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
カウンセラーを相手に練習しつつ、改善&克服する。
そんなわけで、はなさんの、
困ったことを話しても、助けてもらえない、状況が悪化するのではないかという恐怖
です。
これは、人との関わりの中で持つようになった怖れ、ということになりますが、
実は、この怖れを克服するためには、やはり人と関わることがおすすめだったりします。
人と関わることで、
「あ、人と関わって、困ったことを話したら、助けてもらえることもあるんだ!」という成功体験をすることで、
困ったことを話した時に、助けてもらえなかったり状況が悪化する、とは限らないらしい、
ということを、心にインストールしていくんですね。
その体験を積み重ねれば積み重ねるほど、インストールされればされるほど、
人と関わることへの怖さも減らしていけます。
とはいえ、今、これだけの人間不信や対人恐怖がある時に、
またいきなり人とランダムに関わり、無理やり困ったことを話したりしようとするのは、
やはり負担が大きすぎるかと思います。
相手のあることなので、期待したとおりの体験ができるとも限らないですしね。
なので、ここで私がまず最初におすすめしたいのは、
カウンセラーを頼ること
です。
カウンセラーは、
はなさんの「味方」の立場で、はなさんの困りごとや状況を改善するお手伝いをする人、
です。
なので、
「あ、人と関わって、困ったことを話したら、助けてもらえることもあるんだ!」という成功体験を、
一番しやすい相手なんですね。
もちろんカウンセラーは、職場など日常生活で出会う人ではないですし、
「それってカウンセラーなら当然では?」という疑問も湧くかもしれません。
が、カウンセリングでは、
カウンセラーという生身の人間を相手に、安全に関わる体験をするのに加えて、
その関わりの中で、ネガティブな情報も含めたお話をシェアし、怖れなどの感情を癒し、整理して、
その後で実際に関わる人たちへの恐怖を減らし、もっと楽ちんに人と関わることができるようにしていくので、
安全な練習台と、怖さを手放すための、心の整理のお手伝いの両方ができるという意味で、
カウンセラーは、一番手っ取り早く効果的な手段ではないかなぁ、
と思うのです。
手前みそにはなってしまいますが、
まずはこんなところをおすすめしたいなと思いました。
自分でできること①自分が自分の味方になる。
とはいえ、
カウンセリングはカウンセリングで、やっぱりハードルが高く感じるかもしれません。
それも大いに理解します。
(ハードルなんてほんとは全然ないんですけどね!)
なのでここからは、
はなさんが自分でできることをいくつかお話してみますね。
(とはいえ、これらもセッションで、より深く効果的にお手伝いもできます。)
まずは、
はなさんが、ご自身の味方になること
です。
はなさんの、今の人間不信や対人恐怖の根っこにあるのは、
味方だと思って人を頼ったら、裏切られた体験
かなと思います。
それらの体験の中で、悲しみや恐怖や孤独などを一人で抱えて耐えていた当時のはなさんに、
「だいじょうぶ、あなたは一人じゃないよ、
お姉ちゃんはあなたの気持ちを誰よりもよく知っているし、あなたの味方だよ」
と伝えてあげるんですね。
当時のはなさんを、今のはなさんが理解し、寄り添い、抱きしめ、
絶対的な味方になってあげる感じです。
そうやって、自分が自分の味方である感覚が腑に落ちてくると、
やはり、人と関わる怖さも減らしていけます。
ただこれは、
自分が自分の味方になると聞くと、心の状態によっては、
「自分しか自分の味方がいないの?!」みたいに、ますます孤独感が募ってしまうかもしれないので、
苦しくなりそうなときは無理にやらないで全然OKです!
そんな時は、やっぱりカウンセラーも頼っていただけたら良いな、と思っています。
自分でできること②小さな味方をたくさん探す、見つける。
それからもう一つ、自分でできること。
小さな味方を、日常の中でたくさん探す、見つける、
のもおすすめです。
本当に小さなことからで良いので、
困りごとを通じて、助けてもらうチャンスを自分で作っちゃうのですね。
例えば、
駅で出口が分からず困ってしまった時に、もうちょっと歩き回れば見つけられると思うけど、敢えて駅員さんに助けてもらう、とか。
銀行の手続きで、ネットでもできることを、敢えて窓口で手伝ってもらう、とか。
これくらいは抵抗ないようなら、
またほんのちょっとだけハードルを上げたことにチャレンジしてみます。
そうやって、
やはり、「あ、人と関わって、困ったことを話したら、普通に助けてもらえることもあるんだ!」という成功体験を積み重ねることで、
人と関わることへの怖さを減らしていくのですね。
ちなみに、やってみると、
これくらいなら意外と抵抗ないけど、これは嫌だな、とか、
いろいろな感覚に気づいたりもします。
そんなところも観察しながら、
これはどうかな?ここまでやったらどうかな?と、自分で実験をしつつ、
大丈夫な範囲を広げていってみると良いのではないかと思います。
相手の反応は、相手の事情として尊重する。
それから最後にもう一つ。
相手の反応は、相手の事情として尊重する、
ということです。
どういうことかというと、
自分が人と関わる怖さをどれだけ減らしても、
それでもやっぱり、全ての人が助けてくれるわけではない、んですよね。
(だからこそ、なかなか警戒心を解くこともできない、ということにもなるのですけども。)
その人に、相手を助けるキャパがあるのか、相手を理解する力があるのか、助けられる状況にいるのか、助けたいのか、など、
助けるかどうか、は、相手の事情、なのです。
なので、助けるか助けないかは、相手の事情としてそれを尊重する意識を持ちます。
すると、たとえ助けてもらえなかったとしても、そこで傷つくことを減らせるんですね。
そして、この意識を持つ時、
自分が自分の味方であること、日々、周りに見つける味方がいること、というのは、
すばらしい力になってくれます。
なのでやはり、
まずはここまでにご提案したことを、いろいろ試していただけたら良いんじゃないかなぁ、
なんて思っているのでした。
とっても応援しています♡
というわけで、
いくつかご提案をさせていただきましたが、
ご参考になるところはあったでしょうか?
恐怖や警戒心を持ちながら人と関わるのは、エネルギーを消耗し、とてもしんどいものです。
はなさんが、この怖さや警戒心を手放し、
「味方」がいる世界で、心に余裕を持って人と関われるようになれますよう、
心より応援しております。
お手伝いできることもたくさんありますので、良かったらお話聞かせてくださいね!
お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
今日の一枚。
オランダのお花見風景。