ココロノマルシェ「推しに嫉妬し、攻撃的な思考を向けてしまいます」~ご相談にお返事

「推し」なんだから応援したいのに、
嫉妬心を感じてしまう。
そんな時のお話です。

 

こんにちは、オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

自分迷子な大人女子さんが、本気で人生を取り戻すお手伝いをします。

 

「推しに嫉妬し、攻撃的な思考を向けてしまう」

今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。

推しに嫉妬し、攻撃的な思考を向けてしまう

私には4年ほど前から応援している推しがいます。
好きで応援しているのに、推しの活躍や新たな仕事の情報を見ると、
素直に喜べず、応援できなくなってしまいました。
それどころか、「XXを任せてもらえるほどスキルや実力あるかな?」
「失敗に終わればいいのに…」など、相手を下げるような攻撃するような思いが
ふつふつと湧き上がってきます。

私がファンになった数年前はそれほどメディア露出が多くなかった(と個人的には感じている)のですが、ここ1、2年で活躍の場が増えてきた気がしています。

年々、レベルアップしている推しを見て「すごい!私も頑張ろう!」とは思えないのです。
好きなことを仕事にして、さらに結果も出している推しと、
自分の状況を比較して嫉妬してしまっているのかなと考えています。

というのも、今の仕事は自分の好きな分野/得意な分野での仕事ではありません。
なにか特別な業績を残してもいません。
「私は好きを仕事にできていないし、自分が満足する結果も出せていない!」という、
悔しさ、惨めさ、対抗心などが入り混じった感情があります。

私も好きを仕事にするために行動して、自分の納得がいく結果を出していくことで、
推しに対する感情も変わっていくでしょうか?

推しにこのような感情を抱くケースをあまり聞いたことがなかったので、
カウンセラーの方々のご意見、アドバイスをいただきたいです。

(かりんさん)

 

かりんさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

本来、「応援」したい推しに対して嫉妬を感じ、攻撃的な思考を向けてしまうのは、苦しいことですね。

ですが、そんな自分の中のネガティブな感情やその理由を見つめて、こんなにも分かりやすく言語化もできるかりんさんは、

とても賢く、成熟したマインドをお持ちですね!

そこには、かりんさんご自身も分析していらっしゃる通り、

思うように活躍できていないご自身に対するもどかしさも関係していそうです。

では、どうしたら、かりんさんがまた気持ち良く推しを応援できるようになるか、

一緒に考えさせてくださいね!

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

これまで応援しやすかったのは、「一緒に」進む「仲間」だったから?

かりんさんはこれまで、この推しさんの応援を気持ちよくできていたんですよね。

それほどメディア露出も多くなく、「これから」だった推しさんに対して、

かりんさんは、ある意味一緒に進む「仲間」のような「同士」のような気持ちで応援していらっしゃったのかな?と思いました。

 

ところが、推しさんはここ1、2年で活躍の場が増えているように見えるとのこと。

推しさんの方が早くに、かりんさんより一歩も二歩も進んでしまって、

取り残されたように感じていらっしゃるのかもしれません。

 

直接知っている「友人」でもない、メディアの向こうの「推し」ではあっても、

仲間のような友人のような親しみや近しさを感じていればいるほど、

嫉妬は感じやすくなるものです。

 

なので、

かりんさんの嫉妬心は、それくらい親しみを込めて推しさんを応援してこられた証拠じゃないかしら、と思います。

そんなにも熱意を込めて応援を送れるなんて、すごく素敵なことですよね♡

 

どうすれば推しに対する感情を変えられる?

とはいえ、今は「応援」ではなく「嫉妬」になっているわけで、

どうすれば推しに対するその感情を変えられるかを考えていきましょう。

 

一番シンプルな答えは、かりんさんもお気づきの通り、

私も好きを仕事にするために行動して、自分の納得がいく結果を出していくことで、
推しに対する感情も変わっていくでしょうか?

ということに尽きると思います。

 

自分も同じようにレベルアップして結果を出せば、

「私はできてないのに、推しはどんどん活躍してる」

という悔しさは感じなくなりますのでね。

 

なので、もしこの答えでさくっと納得できそうでしたら、

もう、わき目もふらずに「好き」に取り組んじゃいましょう。

がんがん結果を出しましょう。

それを自分に許してあげましょう。

 

そうするエネルギーも情熱も、かりんさんは充分(以上に)お持ちなんだろうと思いますし、

ご自身でもその自覚もあるのでは?と思ったりもします。

だからこそ、できていない状況にもどかしさを感じるのだろうと思うんですよね。

 

で、ここでちなみに、このエネルギーと情熱に任せて進むには、

悔しい!

ことを全力で認めるのもおすすめです。

 

ちくしょー!私だって、好きなことしてがんがん結果を出したいんじゃー!

きーーーー!くーやーしーいー!私だって、私だってーーー!!

みたいにして、

「すごい!私も頑張ろう!」という原動力よりは、

「悔しい!見てろよこのやろう!」という原動力で進む感じです。

実際に、カラオケなどで声に出して叫んじゃうくらいでも良いですよ♪

 

「私には無理」な気がしてる?

ただですね、それが既にできていれば、

恐らくココロノマルシェにご相談をくださる必要もなかったような気もしまして、

ここでちょっと質問です。

 

かりんさんは、実は内心、

私には、推しのように好きなことで結果を出して活躍することはできない

ような気がしたりしているでしょうか?

 

好きを仕事にするなんてきれいごと、普通の人には無理。とか?

自分には、特別な業績を残す能力はない。とか?

 

本当はそうしたい、でも、どうせ無理、のように感じている時に、

それを実現している人が近くにいると、嫉妬心が生まれるんですよね。

 

なので、

かりんさんが好きを仕事にするために行動して、自分の納得がいく結果を出せるようになるためにも、

もしそこに、「でも無理」みたいな思いがありそうでしたら、

そこに取り組むのも良いかと思います。

 

例えば、

なんで無理だと思ってるのか、
どの辺が無理そうに感じるのか、
そもそも本当に無理なのか、
どんなやり方なら可能なのか、

とかですね。

 

そんなところが分かると、

好きを仕事にしたり、結果を出したり、ということにもさらに取り組みやすくなるのではないかと思います。

 

嫉妬をレベルアップのチャンスにしちゃいましょう♪

悔しさ、惨めさ、対抗心など、

嫉妬心なんて本当に感じたくないものです。

 

でも、それを越えるために行動することは、自分のレベルアップにつながりますし、

そうすると、その自分で、改めて推しを応援することもできるようになります。

推しと一緒にレベルアップしていける自分なんて、ますます素敵ですよね♪

 

私たちカウンセラーも、かりんさんを応援していますよ!

もしお手伝いできることがあれば、いつでもお話聞かせてくださいね♡

(私のセッション情報は、こちらでご確認いただけます。)

(また、嫉妬のワークショップも企画しているので、もし良かったら覗いてみてください。)

 

かりんさんが、ご自分もレベルアップしながら、気持ち良く推しさんを応援できますように、心から応援しております。

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

今日の一枚。

(インスタグラムより)

水たまりを使って上下反転。

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